mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

12月3日(木)のつぶやき その2

2015-12-04 04:23:03 | 〈Twitter〉

なきぬなり木綿附鳥のしだり尾のおのれにも似ぬよはの短き /定家


向日葵のおほいなる花のそちこちの弁ぞ朽ちゆく魂のごとくに /牧水


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


かつこえて別れも行くか逢坂は人だのめなる名にこそありけれ /貫之


忘れ草我が紐に付く香具山の古りにし里を忘れむがため /旅人


さ庭べに竝びて高き向日葵の花雷とどろきてふるひけるかも /茂吉


鎌倉の松葉が谷の道の辺に法を説きたる日蓮大菩薩/子規


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


畝傍嶺に遠眉かくる新月の新づま枕に君がよろしき /憲吉


かげやどす水の白波たちかへりむすべどあかぬ夏のよの月 /定家


飛ぶ鳥のあすかに行くか時鳥上野の松よ鳴きて過ぎけり/子規


ゆく春や高燈台のむらさきの灯かげの海に細き雨ふる/晶子


逢坂の関の杉むら過がてにあくまでむすぶ山の井の水 /式子内親王


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


七月やうすおしろいをしたる風歩み来りぬ木の下行けば /晶子


立田姫手ぞめの露のくれなゐに神代もきかぬみねのいろかな /定家


宇治川を舟渡せをと呼ばへども聞こえずあらし楫の音もせず /古集


別ゆく今日はまどひぬ相坂は帰来む日の名にこそ有けれ /貫之


いその神ふるの山べの桜花うへけむ時を知る人ぞなき /遍昭


妹に恋ひ我が越え行けば背の山の妹に恋ひずてあるが羨しさ /古集


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


走り井のほどを知らばや相坂の関引き越ゆる夕かげの駒 /元輔


わが住むは醜き都雨ふればニコライの塔泥に泳げり/晶子


一年に七日の夜のみ逢ふ人の恋も過ぎねば夜は更けゆくも /人麻呂歌集



12月3日(木)のつぶやき その1

2015-12-04 04:23:02 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


ふみしだく安積の沼の夏草にかつみだれそふ信夫もぢずり /定家


背の山に黄葉常敷く神岳の山の黄葉は今日か散るらむ /人麻呂歌集


夏の夜はなるるしみづのうき枕むすぶほどなきうたたねの夢 /定家


夏草のしげりにしげる我が宿は狩りとだにやは訪ふ人はなし /良寛


古をしのぶとなしにいその神ふりにし里にわれはきにけり /実朝


みそぎ川ながすあさじを吹く風に神のこころや靡き果つらむ /定家


さみだれにきそのみ坂を越えわびてかけぢに柴の庵をぞさす /俊成


霞とも花ともわかず菅原や伏見の里の春のあけぼの/定家


よろしなへ我が背の君が負ひ来にしこの背の山を妹とは呼ばじ /春日蔵首老


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


Good_morning 。○:* :..。.。o○ o○☆ *:..。o○☆ ○ Happy_Thursday : 。・:。:*:・ '*:.★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.: *


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@Masaki_Ga_bot 真咲・ガイヤールさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


東南のくもりをおくるまたたくま最上川のうへに朝虹たてり /茂吉


昼ふかみさみだれやまずひとり来ていで湯の湯槽汲みかへにけり /千樫


くれそめてくさの葉なびく風のまにかきねすずしき夕顔の花 /定家


山里の軒端のこずゑ雲こえてあまりなとぢそ五月雨の空 /定家


さくらいろの庭の春風あともなし問はばぞ人の雪とだに見む/定家


はしきやし逢はぬ子ゆゑいたづらに宇治川の瀬に裳裾濡らしつ /人麻呂


杜鵑鳴くや五月の鎌倉に蒙古の使者を斬りし時はも/左千夫