ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

母のこと。

2022-12-25 19:59:17 | 家族
年末になり、少し寂しい気持ちになっているのではないかと思い、
車を走らせ母のいる有料ホームへ。
ベッドの中に沢山の服でくるまれたおしゃべり人形。
「寒いだろうと思って。」と、母。
物忘れの進行を少しでも予防したくて買ったものだったけれど、かえって母を混乱させていたことがわかった。
母は人形と頭の片隅では認識しながらも、生きた子どものようにも錯覚する。
人形だと言うと、ああそうよね、と理解するのに。
結局この人形は私が持ち帰ることになった。


母は私を妹と勘違いする。
訂正すると、ああそうだったと笑うのに、しばらくするとまた混乱する。
母の記憶のなかの我が子の思い出は希薄なのかもしれない。




久しぶりに外につれ出して車いすを押しながら買い物をすると、とても嬉しそうにする。
明日になれば、母の記憶は消えてしまう。
今日のできごとも殆ど忘れることだろう。
それでも、楽しいと感じた記憶の断片は残ってくれるはず。

妹でも娘でも、もはやどちらでも構わないから、母の残された時間が少しでも幸せなものでありますように。
心からそう願う。


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クリスマスに。

2022-12-25 19:45:28 | 家族
23日は、一日早く次女とクリスマスを祝った。
手作りのおかずに、ピースのケーキというささやかな食事と、恒例のプレゼント交換。
娘からはいつもとても素敵なプレゼントをもらうのだけれど、一番楽しみにしているのは、ほんとはこのカード。
手のこんだおしゃれなカードに、温かいメッセージ。


彼女は来月熊本を離れる。だからこれが親子で祝う最後のクリスマス。
楽しい思い出ができて嬉しい。
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