ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

「世界は贈与でできている」 著者:近内悠太

2022-08-20 22:55:03 | 
贈与は差出人からみれば、たしかに「届かなかった手紙」かもしれません。ですが、受取人の視点に立つならば、贈与は「届いていた手紙」になるのではないでしょうか?それは、届いていたことに気づかなかった手紙。あるいは読むことができなかった手紙、と言えます。
僕らはいつも他者からの善意を見落としてしまう。というよりも、愛は、それが愛であるならば、見つからないように、気づかれないように、手渡される。愛はサンタクロースのプレゼントのように、その正体を隠したまま、僕らのもとへやってくる。
だとしたら、僕らにできることは、「届いていた手紙を読み返す」ことではないでしょうか。

私たちが手にするものは誰かからの贈与であり、これまでも、今も、十分に与えられているのだということに気づくこと。
「無い」ことではなく、十分に「ある」ということに気づくことで、私たちの心はどれほど豊かになるだろう。
昔上映された「ペイ・フォワード」という映画が本の中で紹介されていて、是非観てみたいと思った。
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ともだち。

2022-08-20 22:37:32 | 暮らし
どうしているかなと、いつも気になる友人がいる。
そんなひとりから、刺繍の本と素敵な小物が届いた。
彼女は今とても辛い時期にいて、しかも病気で筋力が落ちている・・・・。
文字を書くのは大変なことだろうに、相変わらず丁寧できれいな字。


自分の病だけでも大変なのに、子どもや親のことでも苦労している彼女。普通なら耐えられないはずなのに、手紙の文面には深刻な空気はなく、心配をかけないよう気を配っているのがわかる。
やはり凄い人だなと思う。
尊敬してやまない、私の大切な友人だ。

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図書館へ。

2022-08-20 22:30:45 | 暮らし
図書館で本を借りてくる。
司書さんの、「次回の返却日は9月3日です。」という言葉を聞いて一瞬顏を見る。
9月、って・・・・。
あまりにも時間の経つのが早すぎる。
私は一体何をしていたんだっけ?
(´゚д゚`)
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心に残ることば。

2022-08-17 22:20:33 | ことば
「親になればわかる。我が子が挫折する辛さを。」
「私は挫折したいです。」
「何?」
「挫折すべきなら私一人でちゃんと挫折したいです。大人だから。」
「お父さんが毎回私の人生に立ち入って挫折まで防ぐのはいやです。やめてください。」


これは、今大人気の韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の中で、主人公の自閉症の女性が父親に向けて言った言葉。
魅力的な作品で、どのエピソードにも感動するのだが、このシーンは直球で胸に刺さった。
ずっとこの言葉を忘れないでおこうと思う。
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刺繍・練習。

2022-08-17 22:12:43 | 暮らし
本棚のカバ―がようやく出来上がった。
作家さんの素敵なデザインを参考にしているけれど、元とはずいぶん出来が違うな。

近くで見るとかなり雑だけれど、ちゃんと完成したので満足。
次は何を作ろうかと考えるのも楽しみだ。
(*^-^*)
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