ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

「日々ごはん」 ⑫  著者:高山なおみ

2022-12-11 15:30:45 | 
涙がふき出した。
泣いたら、声が出てきた。
大きな声をあげて泣いた。
「あーん、あーん」
看病が終わって、お葬式が終わって、納骨式も無事終わって、神戸に帰ってきてまたひとりで暮らし、撮影も終わって。

その間、私のなかでずっと隠れていた小さい女の子がいきなり現れたみたいだった。
おかあさんがいない。
おかあさんがもういなくなっちゃった。
どこにもいなくなっちゃった。
ぼとん、ぼとんと、涙の粒も大きかった。

高山さんは長く入院されていたお母様を失くした後に、「母を送る」という小文を出した。
高山さんにはごきょうだいがいて、それぞれが連携しながら看病を続けた。
お母様は幸せだったと思う。
それでも、この文章を読むと、悲しくなる。
静かに悲しみがあふれてくる。
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家猫わたあめ。

2022-12-11 15:03:09 | 家族
元気なころは、体重は2.6キロくらいあったのに、今は1.6キロ。
ニンゲンに置き換えるとどれだけ痩せているかわかる。
これ以上体重が落ちたら命が危ないのに、もうあまり食べることが出来ない。
貧血も進んでいるから、毎日病院で点滴をうけている。
でも、今朝多量に血液混じりの嘔吐。


歩くとふらふらするのに、それでも私の後をついてくる。
私が近くにいると安心するのか体を横たえるけれど、
しんどくて身の置き所がないせいで何度も姿勢を変えている。



多分、来年わたあめはいない。
命が消えかけている。
胸の中は悲しみでいっぱいだ。

どうか、神様。
このちいさな家族が、最期の日々を苦しみなく安楽に過ごせますように。

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