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ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

受け入れていく過程。

2022-12-14 20:31:41 | 家族
霊園に到着して、わたあめを待ってくれていた職員さんの第一声は、「真っ白なきれいな子ですね。」だった。

火葬までに行われた一つひとつすべての過程で、その人はずっとわたあめに語りかけてくれていた。

煙突からあがる煙を示しながら、その人が言った。
「今、幸福行のキップをもって旅立っていきましたよ。」


大切な家族を失い、嘆き悲しむ飼い主に寄り添うことが仕事であるこの人の行為は、まさにグリーフワークだ。


動物も人間も家族であれば同じように大切で、失った心の痛みは消えない。

自分が死ぬ時には葬式は要らないと思っていたが、これは死者のためではなく生者のためのものなのだ。



残された者は、折に触れ亡くなった家族を感じながら生きていく。
そしていつしか悲しみは癒え、温かい穏やかな思い出だけが残っていくのだと思う。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (honey1978)
2022-12-15 21:17:05
まっしろの、本当に美しい子でした。
わたあめちゃんが、幸福行きの切符を持ってお空に行ったのですね。
これまでにもらったたくさんの愛情を抱えて、お空に渡っていったと思います。
そんな姿を、想像しました。

それでも、やっぱり寂しいですね。

いつか、
ゆっくりで良いから、
穏やかなお気持ちで、わたあめちゃんとの日々を思い返すことができますように。
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Unknown (ももんが)
2022-12-15 23:42:10
ありがとう。いつもあなたの優しい言葉に励まされます。
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