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ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

落ち着くところに落ち着く。

2025-08-31 20:19:18 | 家族
金曜日は、仕事を休んで母の入退所と役場への手続きなどで一日が終わった。
ついに母が特養に行くことになった。
安心するようにしばらくついていてあげたかったのだけれど、やはりコロナで、会話はほんの数分しか許されなかった。
何もわからない母は、どうやって最初の夜を迎えられるだろうか。
あいにく個室があいていないので、母は3人部屋だ。
気が付くと両隣に知らないおばあさんがねているのだから、さぞかし混乱するだろうな・・等々、私もその日はなかなか寝つけなかった。


でも、誰かの見守りがある場所で生活できる母はまだしもましなのだと、今は自分に言い聞かせることにしている。


ところで、7月分の給料が1万数千円も少なくなっていて驚いた。
考えてみれば、4月~6月までの所得で社会保険料が変わるのでやむを得ない。それまでは、私はパートだったのだから。
フルタイムで働いて10万円は母の介護費用に当てなければいけないと決心したのだけれど、こうして思いのほか早く特養に入所出来たおかげで、その半分程度の負担で済みそうだ。
給料は減ったけれど、そのぶん介護費用も減ったのだから、結果オーライだ。


一人で悩んだ時期があったけれど、振り返ればちゃんと落ち着くところに落ち着くものなのだな、としみじみ思う。
そうだ、ちゃんとトンネルを抜けることができるのだから、どんな困難にも絶望することはないのだと、今はわかる。
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母のこと。

2025-08-24 20:52:47 | 家族
介護5になった段階で特養の申し込みをしていたのだが、1週間もしないスピードで入所判定が出て今月末に入所が決まった。
特養は基本的には介護3から入所申込が出来るが、介護度が高いほうが施設にとっても収入になるので優先される傾向がある。
特養での契約を済ませ、その足で母のホームに行った。
またコロナ感染が目立ってきているので、ほんの短時間の面会。



持ってきたお菓子を食べさせて帰ろうとする私の手を掴んで、母は涙を浮かべて言った。
「もう少し・・・」
両手は氷のように冷たくて、チアノーゼで紫色だ。
介護士さんに部屋に連れ帰ってもらう時、母は何度もこちらを見て名残惜しそうだった



私が幼い頃毎日のように母に言っていた言葉がある。
「死なないで」「ぜったいに死なないでね」
周囲は敵ばかりで、母がいなければ生きていけないと、幼い私は理解していたから。



母がこんなに長生きしているのは、きっと私のせいだ。
私が言葉で呪いをかけてしまったのだ。
年若いきょうだいが次々に亡くなっているというのに。
自分が失われていく不安と孤独に押しつぶされそうになりながら、まだ生きていなければならない母。
私が母を解放してあげられたらいいのにと思う。

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8月8日は

2025-08-11 12:07:18 | 家族
次女の誕生日。
これまでたくさんの人から祝ってもらった娘だけれど、今年が一番幸せな誕生日だったのではないかな。
なぜなら、愛する人と可愛い息子に囲まれた賑やかな誕生日なのだから。




たまにアルバムを取りだして写真を眺める。
生まれた時からよちよち歩きの時、学校に上がった時と、どの瞬間のことも鮮やかに蘇ってくる。
小さな赤ちゃんだった娘が成人して、今こうして胸に赤ちゃんを抱いていることが、何だか信じられないような・・・。

この幸せがずっと続きますように。
歳を重ねるたびに沢山の実りが得られますように。
大したことは何もしてあげられないけれど、遠く熊本の地からいつも祈っているよ。


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母のこと。

2025-08-03 12:43:35 | 家族
昨日母の今後のサービスについての話し合いが施設で行われた。
結論からいえば、介護5になって、車椅子とベッドが新たに追加レンタルされて、そして介護保険料が倍になった、ということ。
そして一番大きいことは、母はもう何も出来ないひととしての烙印を押されたということだ。

母にはまだ歩く能力がある。でも、認知症のうえ筋力が落ちているので、転倒リスクが高い。
見守りと一部介助があれば歩けるのだけれど、職員が対応できないので、車椅子で過ごすほかない。一日車椅子で運動もしないから、足はますます弱り、お尻に褥瘡が出来やすくなる。

昼夜逆転でおむつ外しがあるから、夜間はおむつを3重に当てられる。こまめにトイレに連れて行ってもらえれは失禁は減るかもしれないけれど、夜間の対応が出来ない。
いつもお尻は蒸れた状態なので、皮膚トラブルとは縁がきれない。

認知症なので本人から発する言葉は殆ど無意味なものとみなされ、聞き流されてしまう。

これが今の現実。
胸が痛むけれど、家でみることが出来ないのだから、しかたがない。
それで、今回家のそばの特養を申し込んでおくことにした。

施設内をみせてもらい担当の方に話をうかがったら、おむつを三重にすることはない、ということだった。
特養に入れれば費用もずいぶん安くなる。
介護5なので、そう待たずに入れるのではないかと今は期待している。
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ありがとう

2025-07-27 12:04:32 | 家族
良いことも悪いことも、色々あった1週間だった。
まず悪いこと。
半野良シェリーちゃんが、夜遅く家にやってきて・・・。
何かをくわえてきて床に置いたので、みると、何と小さな蝙蝠!



すでに死んでしまっている?
(゚д゚)!
かわいそうだけれど、感染症などの心配もあり、庭に埋める。
そして室内を消毒し、ベッドに入ったのは12時前だった。

それから、母。
介護保険の更新で、介護2から何と介護5に!
3段階もアップするなんて、あまり多くない事例。
介護5といえば、もうこれ以上上はなく、母はそこまで悪いのかと、今更ながらショックをうけてしばらく茫然となった。
サービス利用料金も倍になる。
お金のことだけではなく、母の施設での暮らしにも色々心配ごとが出来、さてこの先どうしたものかと、不安が募るばかりだ。

でも、良いことも。
誕生月で、職場の同僚や友人から温かいメッセージや素敵なプレゼントをもらったこと。




そして次女からはゼリーと、孫の写真を添えたバースデーカード。


カードに添えられていたメッセージが最高にうれしかった。



早めにスマートウオッチをプレゼントしてくれた長女だが、イベント関係なく日頃から一人暮らしの母を気遣って何やかやと仕送りしてくれて、感謝しかない。

そうだ。
色々あるけれど、結果的には周囲の人に支えられて、元気に暮らせている。
今年も無事に誕生日を迎えられた。
皆にありがとうを伝えたい。

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