昨日は半月ぶりに母の施設に面会に。
長女から何か買ってあげてと頼まれていたので、すてきなカーディガンとお菓子をもって。
施設に到着すると、職員さんから開口一番に「最近食事が入らないんです。傾眠でぼーっとしていることが多くて。」と言われた。
食堂に座っている母をみて声をかけるが、確かに痩せたし、表情はさえない。
しばらく話をしているうちにようやく私が誰かわかったようで、そのあとは一緒に帰りたいとしきりに訴えるのだった。
「無理してでも食事をとらないと入院になるよ。帰りたいならもっと体力をつけないとね。口から食べられることは幸せなことよ。」
・・・・・一緒にベッドに座って母に言い聞かせる。
こんなに老いて、出来ないことばかり増えて、自宅でのようにくつろげるわけでもない日々で、正気を保つこと自体困難だ。
いつまでもポジティブに生きている老人もなかには存在していて、私もそうなりたいと願うけれど、おそらく母と同じような晩年をたどるだろうと思う。
母に残された時間と、私の現在の時間。
まさしく老老介護の状態であるが、母が少しでも安楽に余生を過ごすための方策を、これから考えてみようと思っている。
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