みてるわよ。あなたがしていること。あのね、神様じゃないわよ。もうひとりのあなたがあなたを見ているのよ。見放されないようにね。嫌われないようにね。
—ミイ—
ムーミンのゆかいな仲間の一人、ミイの言葉。
もう一人の自分がいつも自分のふるまいを見ている・・・・。私もそう思って生きてきた。
これからも、私を励ますのも叱るのも、きっと私自身だ。
それにしてもわれわれは大変な愚か者なのである。
だって、「彼は人生を無為に過ごした」とか、「今日はなにもしなかった」などというではないか。とんでもないいいぐさだ。あなたは生きてきたではないか。それこそが、あなたの仕事の基本であるばかりか、もっとも輝かしい仕事なのに。「もっと大きな仕事でもまかせてくれたら、自分の能力のほどを発揮できたのに」だって？あなたは生活のことに思いをめぐらせて、それをうまく導いたではないか。それだけでも極め付きの大仕事を成就したことになるのである。自然というものは、その姿を見せはたらきを行うのに、運命の力は必要としない。人生のどの段階でも、自然は立ち現れる――幕があろうとなかろうと、同じように。
―モンテーニュ―
この言葉を母と自分に。
親切にしなさい。
あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。
―プラトン―
そうだ。
自分だけが厳しさの中にあると思い違いをしてはいけない。
みんな何かしらと闘っている。
そんな人たちに同士としての思いやりをもとう。
未表現の感情は心に棘を残す
―キルケゴール―
過去に言えなかった言葉。
誰にも話せなかったこと。
今となっては遅いのだけれど。
確かに棘は消えない。
どんな経験でも、いつか自分にとって人生最後のタイミングがやってくる。
私たちが思っているほど先延ばしできない経験は多い。
人生では、目の前に常に選択肢がある。あなたの選択にはあなたの価値観が反映されている。日々の選択に意識的になろう。
―ビル・パーキンス―
「DIE WITH ZERO」という本の中の抜粋。
話題の本らしく、読み応えあり。私には耳の痛い内容も多く勉強になった。
何しろ「ゼロで死ぬ」なのだ。
インパクトあり。
