今月65歳になって、介護保険証が送られてきた。つまり1号被保険者になったということ。当たり前なのに、複雑な気分。
しかも今度はすぐに介護保険料納付通知書が送られてきて、その金額に茫然となる。
何と9600円。私のように低い収入でもこれだけ徴収される。おまけに1ヶ月に2回徴収される月もあって(初旬と下旬)かなり痛い。
年金をもらっている人は、その額も様々だけれど、公務員や専門職でない限りそう高いものではない。
介護保険料は40歳から健康保険などのように月々みんなで支払うものだが、介護など自分は将来受けないと、あえて未納する人も一定数いる。
私もずっと給料から天引きされてきたが、65歳になって自分で支払うとなると一段と家計を圧迫しそうだ。
・・・・できるなら払いたくない。
しかし払わなかった人にその時が訪れた場合、最悪介護サービスの利用制限の可能性もある。事実そういう人を何人も見てきた。
介護サービスは高齢になってからしか受けられないわけではなく、40歳から64歳の介護保険料を払っている人が難病や末期癌などにかかると、認定を受ければサービスを利用できる(※受けられる疾患は割愛)
訪問看護やベッド、手すりなどなど。
だから介護保険料を収めることは、自分や家族のためにもなる。
そう思って、受け入れるほかない。
しかし、介護保険料。市町村によって収める金額はバラバラ。
熊本は都市部と違って高齢化率が高いから、当然保険料も高い。
やむを得ないと自分に言い聞かせている。
これから少しずつ高齢者の立場で考えたことを書いていこうと思っている。