昨日から、カレーが食べたかったのを、1日1食主義を守って
がまんしていたら、今朝我慢の糸が切れて、朝っぱらから
カレーを食べに外に出ました。
待つこと手持ち無沙汰なことが異常に不得手な人間で、電車にも
食べ物屋さんにも必ず週刊誌を持参します。
視力が落ちてから単行本のたぐいは敬遠しているのですが、
今朝はたまたま岸恵子さんの「わりなき恋」が届いていたのを
封を切って、持参したのです。
書き手を、身近に知っていると肉声がどうしても聞こえて来るのですが
それが邪魔になるかということでもありません。
ある種の照れくささ。活字と読み手との間に当然ある、非日常的な
距離感がないことが落ち着かない、というようなことであるかもしれません。
読み進むうちに慣れて意識しなくなるのですが。
日常を知っている俳優さんがCMに出ていると、照れくさい感覚に似ています。
岸さんの小説はカレーを待つ間の、ほんの数分間読んだだけで何も
語ることは出来ませんが、一つヒロインのセリフで面白いのを
拾ったのが、拙ブログタイトルにした「端数切捨て7掛けるの年齢」です。
ああ現実の岸さんのモットーでもあるのだろうと思いました。人間界年齢80歳の
岸さんは今、56歳ということか。納得です。
人は肉体によって老いるのではありません。意識によって老います。
不必要に老いることはありません。
老いる、という「常識」が人を老けさせます。
がまんしていたら、今朝我慢の糸が切れて、朝っぱらから
カレーを食べに外に出ました。
待つこと手持ち無沙汰なことが異常に不得手な人間で、電車にも
食べ物屋さんにも必ず週刊誌を持参します。
視力が落ちてから単行本のたぐいは敬遠しているのですが、
今朝はたまたま岸恵子さんの「わりなき恋」が届いていたのを
封を切って、持参したのです。
書き手を、身近に知っていると肉声がどうしても聞こえて来るのですが
それが邪魔になるかということでもありません。
ある種の照れくささ。活字と読み手との間に当然ある、非日常的な
距離感がないことが落ち着かない、というようなことであるかもしれません。
読み進むうちに慣れて意識しなくなるのですが。
日常を知っている俳優さんがCMに出ていると、照れくさい感覚に似ています。
岸さんの小説はカレーを待つ間の、ほんの数分間読んだだけで何も
語ることは出来ませんが、一つヒロインのセリフで面白いのを
拾ったのが、拙ブログタイトルにした「端数切捨て7掛けるの年齢」です。
ああ現実の岸さんのモットーでもあるのだろうと思いました。人間界年齢80歳の
岸さんは今、56歳ということか。納得です。
人は肉体によって老いるのではありません。意識によって老います。
不必要に老いることはありません。
老いる、という「常識」が人を老けさせます。