All animals are equal, but some animals are ...

but some animals are more equal than others.

クールビズに関するアンケート 朝日新聞

2005年07月16日 | クール・ビズ


朝日新聞の調査(N=3086人)によるとクールビズを好ましいと思う人は87%にも上っています。
同種の調査でも概ね8割以上がそう答えているようですから、すでに圧倒的な支持を得ていると言えるでしょう。



賛成(はい)の理由を多い順にみていきます。

「日本の気候にあっている」(724人)
逆に言えばいままでの「夏でも上着」に対してみなが如何に疑問を抱いていたかの現われかと思います。ならば何故いままで自分の近辺だけでもアクションを起こさなかったのか、疑問でなりませんが…。

「地球温暖化防止など環境によい」(570人)
悪いとはあまり答える人が少ない無難な設問だと思われます。これを選択した人は「なんとなく賛成」という人たちでしょうか。この層は設問次第では反対の答えをする可能性が高い人たちかと思われます。

「着る人が快適」 (546人)
この設問は理由が先のものと被るような気がするのですが、まぁ身近なメリットがあると思う、という人たちですね。

「冷暖房費が節約できる」(388人)
これは回答者の全てが企業の経営者などで、会社の経費が浮くから嬉しい、という意味の回答ではないでしょう。「費用」というより先の温暖化防止云々という回答と似たような意識の人が多いのではないでしょうか。

「女性の冷房による冷え防止」(288人)
これは回答者の多数が女性であろうことは容易に推察できます。残念ながらこのアンケート回答者の男女比率は掲載されていません。


以下
「仕事がはかどる」 (55人)
「ファッションが個性的に」 (25人)
「消費を刺激する」 (16人)
「その他」(74人)
6月には高らかにクールビズの経済効果などが謳われ、最近も百貨店の売上がどうのこうのというニュースがありましたが、支持している人の意識はそんなところから程遠く、もっと自分を含めての身近なメリットを感じて支持をしているようです。





反対(いいえ)の回答です。

「政府主導への違和感がある」(170人)
これはもっともかと。この中には積極的にこれを選択した人とそうでない人で温度差がかなりあるのではないでしょうか。
単純にスーツが着たい、いままでどおりがいい、という人が「反対」の選択肢を見たときにピタリくるものがないのです。そういう人たちが反対の名目としてとりあえず適当かと判断して選択したのではないでしょうか。もちろん権威的強制じみたキャンペーンに反感を抱いている人もすくなからずいるでしょう。


「服装は自由であるべきだ」(65人)
これはおかしな設問のような気がします。服装が自由であるべきならスーツを夏場に強制されるべきではありませんよね。これを選択した人は「スーツが好きだから好きに着させてくれ」という意識で選択したのではないでしょうか。そういう選択肢であればわかりやすかったように思います。


以下
「場面に応じた使い分けが面倒」(34人)
「気持ちもルーズになる」(24人)
「相手に対し非礼」(23人)
「関係業界の商魂が見える」(13人)
「信用を失いかねない」(9人)
「新しいシャツなど出費がかさむ」(8人)
「その他」(49人)
となっています。
これらのマイナー意見は賛成派にも同時に支持される意見が多数含まれているでしょう。
単一回答でなく複数回答の結果があると面白いと思うのですが。



これを勝手に再集計しますと

●暑過ぎるから涼しい格好でいい(1270人)41.2%
(日本の気候に~+着る人が快適)

●温暖化防止に役立つ(958人)31.0%
(地球温暖化~+冷房費のが~)

●オフィスは女性に寒すぎた(288人)9.3%
(女性の冷房による冷え防止)


というのがクールビズ支持派の理由なのではないかと思います。



■反権威&スーツ大好き(235人)7.6%
(政府主導への~+服装は自由で~)

■客に会うときとか着るからめんどくさい(34人)1.1%
(場面に応じた使い分けが面倒)


反対意見はなんか選択肢のまずさも手伝って今ひとつピンときません。


メリットがデメリットを上回れば定着しそうな気がするのですが、さてこのアンケートどおりになりますでしょうか。
多数が思ってればそうなりそうなものなのですが、なかなかそうならないのが不思議なところです。

個人的には「服装が自由であるべき」と答えた方のうち、冬になったらあの薄汚いスーツを着ずに仕事をする人がどのくらいいるのか興味があります。
まさか間違っても周囲に「おい、もうクールビズの季節は終わりだ!」とか言わないでくださいね。
冗談じゃないですよ。



歯科にGo 2軒目にGo

2005年07月16日 | ネタなし
歯が痛い。
正しくは歯茎が痛い。
それもたま~に痛いから始末が悪い。

で、通院中なわけですが。
思うこと。

歯医者さんってどうして相手が素人だと思って説明してくれないのかな。
もう、当然のように「抜きます」って、あんた。
これがこうなってて、だから「抜きます」。
いや、いや、ちょっと待ってほしい。
まだよくわからないんですけど。


てなわけで、もう一軒、別の歯医者に行った。
どうしていいかわからないんだもの。

で、問診表に「話を聞かせて」って書いた。
先生はなんだか戸惑った感じで、私が前の歯医者で聞いた話を噛み砕いて説明してくれた。
で、結論は
「抜いた方がいいですよ」。

結局、それかい。
つまり、なに?
私が抜くことを納得できないだけってこと??
でもよくわからないし。
抜いた後どうなるのかも聞いたけど「経過を観る」。
バクチだよ、おい。

もう、ほとほとイヤになりました。
痛みが軽いから放置しておきたい。

親不知なんかキライだぁ!!!
患者にわかるように説明してくれない歯医者なんかもっと大キライだぁぁぁ!!!!