http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060329k0000m040154000c.html
ウィニー:住基ネット情報流出 北海道斜里町職員PCから
操作マニュアルや接続パスワードなど住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)に関する情報が、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介してネット上に流出したことが28日、分かった。北海道斜里町職員の自宅パソコンが暴露ウイルスに感染したためとみられる。既存の業務ネットワークと住基ネットとの橋渡しをするコミュニケーションサーバー(CS)や端末パソコンの不備を修正するマニュアルなども含まれていた。
2006年3月29日 毎日新聞
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記事によればですね、この問題を問われて町長と担当部署の部長曰く
「住基ネットに関する流出を隠していたわけでないが、会見で聞かれなかったので言わなかった」
「住基ネットのパスワードが出たことがそれほど重要なこととは思わなかった」
仮に真実、この人たちがただの「のほほんとした人」だったとしても許容できる発言ですか、これ?
おまけにこの流出元のパソコンの持ち主が「仕事のため」と称して持ち出していた情報の中で以下のようなものが流出しています。
■水道料の未納者リスト
■税の収納状況を確認した文書
■自治会名簿
こんなものが何で自宅に持って帰れるようになっているのか。
それが理解できない。
PCだろうが、紙だろうがこれは同様です。
紙でも通勤途中に落としたり、自宅の縁側にでも放置してたら同じでしょう?
こんな大事なデータを持ちかえって、垂れ流しちゃう人の意識なんてそんなものじゃないんですか。
ましてやPC… もうネットを通じてあちこちこの情報駆け巡ってますよ。
役所の人、みんなこんなこと普通にやってるんですか?
住基ネット利用の住民の利便性も、担保されているはずの安全も所詮は戯言。
個人情報の一元管理をやりたくて仕方の無い誰かさんたちの悪い企み。
おまけにそれを扱う末端の人間の意識なんてこんなもの、とバレちゃった。
前の記事、「Nシステム」に関してもそう。
導入する目的をうやむやにして隠したまま、気がついたら大規模に運用されている。
誰のチェックも受けず、誰にも止められない。
情報はね、リンクさせることに価値があるんだよね~>悪いこと考えてる賢い人たち
狂ってるよ。
こんな大事な事がきちんと説明できない国会議員なんて要らない。
誰か本当の事を教えておくれ。