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まにラーメン

はたけの食べ歩きの記録です  ★★★★激美味い!  ★★★美味い  ★★普通かな  ★ごめんなさい

天晴(沖縄県宮古島市)

2006年09月01日 | 九州・沖縄地方
 あっぱれラーメン(600円) ★★ 2006-244 地図

 晩飯をどうするか、と民宿でガイドブックをパラパラめくっていたら、宿から歩いていける範囲にラーメン屋があるという。しかも、家系とな。宮古島まで来て家系というのもどうかと思ったが、ネタ的には申し分ないのでGO。古謝本店に行ってから、テクテクと街灯のない道を歩いた所にお店を発見。なるほど、入り口に大きく「横濱らーめん 豚骨醤油」と幟が出ていて、「営業中」ならぬ「勝負中」と案内の板が立てかけられている。中には家族連れが1組。手堅く、デフォのあっぱれラーメンを注文。しばらく待ってラーメンが運ばれてくる。見た目はなるほど家系のスタイル。豚骨醤油のスープは思ったほどギトギトせず、口当たりも軽い。というか、家系にしてはやや物足りなさも感じる。もっとパンチが欲しいところ。麺は中太でやや縮れたもので、スープとの馴染みが良い。具には海苔×3、玉子、ホウレン草にチャーシュー。このチャーシュー、独特な味で、悪く言えばやや痛んだような感じである。海苔が3枚あるのは嬉しいところ。ニンニクを大量投下して完汁をはかるが、途中でリタイヤ。

武蔵家(沖縄県那覇市)

2006年08月26日 | 九州・沖縄地方
 ラーメン(600円) ★★★ 2006-242 地図

 那覇空港での乗り換え時間が2時間弱あったが、空港でぼーっとしてるのもあれなんで、食事処を求めて那覇市内の県庁前へ。最初はどこかの定食屋にでも行こうかと思ったが、そういえば近くにラーメン屋が2軒あったことを思い出す。が、中村屋は今回もお休み。というわけで、数軒隣の武蔵家へ。去年来た時、あまりの濃厚豚骨に驚いたお店。一瞬ムテが頭を過ぎった。店舗はビルの2階なのだが、1階にいてもスープ臭が漂ってくる。店内に入れば、ムンと暑い。迷ったが、券売機でデフォのラーメンの食券を買う。味の濃さ・油の量・麺の固さを調整できるそうだが、全て普通で注文。しばらくしてラーメンが登場。茶濁したスープに海苔・ホウレン草・チャーシューと、店名通り家系風。スープを口にすれば、の、濃厚でまろやかなトンコツ~! 去年よりも濃さは抑え目のような気もするが、醤油タレとの相性も良く、これだけ外が暑くても飲み応えのあるスープである。鶏油を使っているのか、豚骨風味の奥から鶏の風味も感じられる。麺は太めの平打ちのもの。ん、えらく麺が短いぞ。モチモチとした食感が食べてて楽しい。風味もスープに圧されていない。具には海苔3枚にホウレン草、チャーシュー。厚切りチャーシューは脂も程よく抜けて、柔らかくて肉気たっぷり。最後はニンニクを投入して、スープを飲み干す。そうなると、さすがに汗が出放題(笑) でも、美味かった。

一風堂(福岡市中央区)

2005年12月29日 | 九州・沖縄地方
 かさね味(中)(800円) ★★★ 2005-367 地図

 念願であった一風堂の大名本店へ。通りから一筋入った所に一風堂の提灯を発見。何人か待ち客があったが、店員の対応が良く、てきぱきとカウンター席へ案内される。さすがは本店の店員、オペレーションが素晴らしい。頭の上を威勢の良い声が飛び交う。本店限定のかさね味を(中)で注文。少しだけ待ってラーメンが登場。ベースは豚骨ながらも、マイルドで重厚な旨味の詰まったスープ。西洋的な風味さえする。お品書きによると、呼び戻しの手法で、3種類の豚骨を中心に十種の食材からとっているそうな。麺は中太のストレートなもので、軽い食感がある。スープとよく合っている。具には煮玉子・キャベツ・ナルトにチャーシュー。煮玉子、やや不出来か。2枚入りのチャーシューは箸で持ち上げただけで、これは美味そうと思える代物。脂身も程々で、じんわりとジューシーな旨味があった。さすがに本店と唸らせる味とサービスであった。

大砲(福岡県久留米市)

2005年12月29日 | 九州・沖縄地方
 昔ラーメン(480円) ★★ 2005-366 地図

 ノーマルなラーメンを食べ終えて時間を見た時、もう1軒別の店に行っている余裕はない。ならば、大砲でもう1杯食うまでだ。お品書きによると、さっきのラーメンがまろやか系ならば、昔ラーメンはこってり系だという。昔ラーメンはその名のとおり、昭和28年創業時の味を再現させたものとのこと。麺も具材も違うものを使っているらしい。さて、ラーメンが登場。(最初に写真を撮るのを忘れてた! 食べかけの写真でスイマセン・・・) スープは昔のラードを加えているとのことで、味を濃く感じる。背脂を揚げた通称“カリカリ”も入っているので、やや脂っぽくはなるが。麺はこのラーメン用に開発したというむかし麺で、先程の麺とは肌の色はくすんだ感じだが、麺そのものの風味は良い。八女特産の干し竹の子を使ったシナチクは、コリコリとした今までに無い不思議な食感。ほぉ、こんなシナチクがあるのか。チャーシューはバラ肉を使ったものでジューシー。またもや丼の底からは骨粉がざらり。ん~、風変わりで十分に楽しめた1杯。

大砲(福岡県久留米市)

2005年12月29日 | 九州・沖縄地方
 ラーメン(450円) ★★★ 2005-365 地図

 3年前のラーメンスタジアム@博多で、大砲のあまりの豚骨臭さに鼻が曲がった。あれから3年・・・ ついに久留米の大砲の本店までやってきた。昼2時過ぎだというのに、大きな店舗の前には待ち客の姿が。少し待って、カウンターの席に通される。店内には豚骨の臭いが充満しているが、あの時みたいに鼻が曲がることは無い。ラーメンが450円とは安い! 注文すると、威勢の良いご主人がデポと平ザルを使って湯切りしている。ほとんど待たずにラーメンが運ばれてくる。縁に泡立つスープからは、強烈な豚骨臭が襲ってきた。これだよ、これ。飲んでみると、一瞬口が拒否反応を示すが、不思議と喉を通っていく。クセのある美味さを秘めた豚骨スープである。麺は細めのストレートなものだが、博多のような粉っぽさはなく、スルスルと食べられる。具はネギ、スライスされたゆで卵、チャーシュー。スープに押された感じはするが、チャーシューも肉の味がよくして、なかなか。スープを飲み干すと、丼の底から骨粉がざらり。これぞ本物の豚骨ラーメンを食った、という気にさせてくれた1杯。

こむらさき(鹿児島県鹿児島市)

2005年12月28日 | 九州・沖縄地方
 ラーメン(900円) ★★★★ 2005-364 地図

 昭和25年創業の老舗。天文館のアーケードの角地に店を構える。店に入ると、まず食券を買えという。メニューを見てびっくり。ラーメンが900円だとぉ! いくら鹿児島産黒豚チャーシュー入りとはいえ、高すぎるってば。が、他を選ぼうにもラーメン以外に品はない。厨房を大きく取り囲むカウンター席に座る。おばちゃんたちがあくせく作業している。その手順にまたもや驚かされる。茹でた麺を丼に盛ると、その上にキャベツ・シイタケ・チャーシューを山盛りにした後、2種のスープを注ぐ。呆気にとられているうちにラーメンが出される。具を掻き分けてスープを飲んでみると、ごくごくあっさり味。スープには鶏&豚をベースに、シイタケ・昆布の旨味がこれでもかと溶けている。う、美味い。麺は真っ白な肌で、細めのストレート。まるで素麺みたい。コシよりもサクっとした歯応えがある。もしやと思ったら、やはりカン水を使っていないとのこと。量は多目な感じだが、どんどん食べられる。大量のキャベツもスープとよく馴染んでいる。一口大にカットされている鹿児島産黒豚は、非常にジューシー。キャベツのシンプルな味と、相性が良い。もちろん完食。鹿児島ラーメンとは全く違うが、これが食べられて良かった!

一刻家(鹿児島県鹿児島市)

2005年12月28日 | 九州・沖縄地方
 ラーメン(600円) ★★ 2005-363 地図

 飲み屋街の中、昨日の豚とろの近くにあったお店。19時半過ぎに入ると、前客なし。あらら。店の表には食券を買ってとのことだったが、券売機は見当たらなかった。とりあえず、ラーメンを注文。スープはうまかっちゃんを彷彿とさせる豚骨。僅かにニンニク臭い。やはりここでも焦がしネギが入っているが、あまり風味は感じられない。麺は中太のストレートなもので、やはり柔らかめの茹で具合である。モヤシが大量に投入。キクラゲも盛られていたが、ちゃんと戻しきれてないような気がする。チャーシューはタレがしっかり染みていて、噛めば噛むほど味が出てくる。これは秀逸。お酒を飲んだ後に食べるともっと美味く感じられると思われる。

鷹(鹿児島県鹿児島市)

2005年12月28日 | 九州・沖縄地方
 ラーメン(650円) ★★ 2005-362 地図

 天文館のアーケードから少し離れた所にあるお店。30年以上続いている老舗らしい。厨房では人の良さそうなご主人が平ザルを振るっている。おぉ、すごい、壁に貼られたメニューには、ラーメンとライスしかない。ラーメンを注文すると、麺を茹で上げてから、モヤシを湯通ししてチャーシューを切り出した。おいおい(笑) スープは豚骨臭が全く無く、醤油タレがじんわりと効いた、さっぱりとした味わい。いかにも老舗の味っぽい。麺はくすんだ色の肌で、やや柔めの中太のもの。ここもモヤシが大量に盛られている。チャーシューは肩ロースを使っているようで、脂身の部分が一切無い。それだけに、ややパサっとしているが、程好く塩気が効いていた。すぐ近くの「ふくまん」という店にも結構客が入っていたのが気になる・・・

くろいわ(鹿児島県鹿児島市)

2005年12月28日 | 九州・沖縄地方
 ラーメン(700円) ★★★ 2005-361 地図

 天文館にあるくろいわの本店。これで3度目である。11時半過ぎに入るが、客の姿はまだなし。が、厨房には大量に丼が積み重ねられている。本店ならば昨日みたいなことはないだろうと踏んで、ラーメンを注文。店員の手際も良く、さほど待たずに登場。豚骨と鶏ガラのあっさりした旨味のあるスープ。なみなみと張られている。そういえば、作る際に白い粉が何匙か投入されていたようだが・・・ 昨日のスープよりも、味がはっきりしている。焼きネギの風味も良し。麺はやはり中太の肌白のもの。デフォでゆるめに茹でてある。例によって、大量のモヤシの山。スープの中からチャーシューを掬い上げれば、やや堅めだが味がじんわり染みたもの。さすがに昨日のよりも美味くて、良かった良かった。

我流風らーめん(鹿児島県鹿児島市)

2005年12月27日 | 九州・沖縄地方
 豚骨しょうゆらーめん(720円) ★★ 2005-360 地図

 がるふ、と読む。天文館のアーケードの入口にあるお店で、各地のラーメンコンプレックスに鹿児島ラーメンとして登場しているらしい。中に入ると、奥に長い造りになっている。とりあえず、デフォっぽい豚骨しょうゆを注文。口の開いた独特の器にラーメンが登場。乳白色のスープに、マー油が大量に浮いている。どうやらここのスープはシンプルに豚骨だけを使っているようで、マイルドである。味の濃いニンニクのマー油との相性も良く、思ったより飲みやすい。焼きネギを混ぜるとまた美味い。中太のストレート麺は、なかなかの弾力。鹿児島では異色か。具はネギ・モヤシに、肉厚の豚とろのチャーシュー×3。ここのチャーシューは熱々で、口の中でホロホロと肉が融ける。うむうむ。炙ったものも食べてみたい。

豚とろ(鹿児島県鹿児島市)

2005年12月27日 | 九州・沖縄地方
 豚とろラーメン(550円) ★★★ 2005-359 地図

 事前にネットで見てると、人気はあるようだが色々と叩かれていたお店。繁華街の天文館を歩いていると、お店を発見。手狭な店内が20名程の客で溢れている。やはり人気店のようだ。サイン色紙も多数飾られている。佐野様の御真影も発見。デフォの豚とろラーメンを注文。見かけよりもスープはサラッとしていているが、味はなかなか濃い。豚の独特の臭味というか風味があり、飲ませる味である。焦がしネギの風味とも良く合う。麺は中太のストレートなもので、口の中で麺が踊るくらいに弾力がある。風味も良し。名物のトロ肉は、箸で上げると肉がホロホロと崩れ、口の中に入れると文字通り融ける。結構多めに盛られているが、脂身ではないので、しつこさはあまり感じない。一部冷たい肉があったのは残念。結構良くできた1杯で、この値段なら御の字である。

くろいわ(鹿児島県鹿児島市)

2005年12月27日 | 九州・沖縄地方
 ラーメン(700円)  2005-358 地図

 くろいわ@天文館の支店で、鹿児島中央駅に着いて、最初に向かったお店。中央郵便局の真ん前にあった。店に近づくにつれ、トンコツの臭いが強くなってくる。古びた感じの店構えで、中に入ると更にきついトンコツ臭。カウンター席のみのこじんまりとした店の作り。ラーメンを注文すると、お決まりのようにお漬物が出てくる。盛り付けをしていた若い男性店員はヘッドホンで音楽を聴きながら作業をしている。おまけに手際が悪い。これには唖然とした。さて、スープは予想していた程のトンコツ臭さはなく、鶏ガラスープと合わさってサラッとしている。むしろ、薄いかも知れない。焦がしネギを絡めて飲むと、若干風味が変わる。麺は中太の肌白のもので、やや緩めの茹で具合である。ズルズルと食べる感じである。モヤシが大量に盛られている。チャーシューはやや堅めのものが3枚。3年前に本店で食べたものは、もっとしっかりとした味だったと思うのだが・・・ ちょっと残念。