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まにラーメン

はたけの食べ歩きの記録です  ★★★★激美味い!  ★★★美味い  ★★普通かな  ★ごめんなさい

あべ食堂(福島県喜多方市)

2007年01月07日 | 甲信越地方
 
 中華そば(550円) ★★★ 2007-010

 坂内食堂から2筋上がれば、すぐにあべ食堂に到着。これまで4回喜多方に来ているが、あべ食堂には毎回立ち寄っている。ガララと戸を開けると、いつものおかみさん達が迎えてくれる。厨房もおかみさんだらけだ。座敷に上がって、中華そばを注文。しばらく待つと運ばれてきた。例によって、沢庵がついている。醤油色の澄んだスープの表面には背脂が疎らに浮く。レンゲがないので顔を器に持っていくと、醤油の良い香りが鼻をくすぐる。スープを口に含めば、キレのある醤油の風味と柔らかな豚骨と煮干の風味が上手く同居している。そうそう、これこれ。スープに泳ぐ太麺はやや平打ちで、程好く縮れている。噛めば、やはりモチモチと弾力に満ちている。といっても、坂内食堂の麺ともまた違うクオリティ。具はチャーシュー・メンマにネギとシンプルな組み合わせ。メンマは細くカットされている。ネギは妙に辛い。チャーシューは4枚入っていて、肉の旨味をしっかりと感じられる。もちろんここでも器を持ち上げてスープを飲み干す。はぁ、安らぎに満ちた1杯。お勘定でお釣りをもらおうとしたら、おかみさんが私の手の下に左手を添えてお釣りを渡してくれた。ちょっとドキっとした(笑)

 住所:喜多方市字緑町4506 電話:0241-22-2004
 

昔食堂なおじ(新潟県新潟市)

2007年01月06日 | 甲信越地方
 
 らーめん(600円) ★★ 2007-008

 吉相のダメージを和らげるべく、1時間近く歩いて昔食堂なおじに向かう。しかし、1時間そこいらで回復するわけがなく、一旦はやり過ごすかとも迷ったが、意を決して店の前に立つ。店の前に着くと駐車場を含めて色んな所に昭和を偲ばせるブリキの看板が飾られている。お決まりの大村昆のオロナミンCの看板。うーん、懐かしい。入り口を入れば、すぐ左手に駄菓子が並んでいる。徹底してるなぁ。カウンター席に座る。ラーメン屋に似つかわしくない出で立ちの店員さんが注文を聞きに来たが、それがご主人だった(笑) ノーマルなものから過激なもの(赤いヤツ)まで色々と揃っているが、吉相のダメージもあるので、らーめんを注文。待っている間、京都のラーメンについてご主人と語り合う。どうやら、京都進出を考えているようだ。出てきたらーめんはいかにも懐かしさを滲ませる中華そば。茶濁したスープを飲めば、やや渋みも残るがしっかりとした中華そばのスープ。麺は中太で軽く縮れが入ったもの。もっちりした食感が楽しめる。具にはチャーシュー・メンマ・ナルトにホウレン草。シンプルな組み合わせに味わい。この状況下でも食べきることができた。何故か、まかないのつけ麺を味見させてもらった。感謝。別のメニューも試してみたいところ。多分そっちの方がこの店の特徴が出てそう。

 住所:新潟県新潟市上所上3丁目1-28 電話:025-283-3059
 ホームページ:http://www.naoji.jp/
 

吉相(新潟県新潟市)

2007年01月06日 | 甲信越地方
 
 らーめん(560円) ★★ 2007-007

 新潟駅からバスに乗って20分、女池神明のバス停を降りるとすぐに巨大な店舗が見つかった。中に入ると店員の威勢の良い声が響き、活気がある。カウンター・テーブル・座敷で50席近く席があるが、家族連れ・カップルやらでぎっしり埋まっている。後から後から客が押し寄せてくる。スープ切れで早仕舞いすることもあるそうな。少し待ってカウンター席に着き、らーめんを注文。あっさりかこってりかを店員さんに訊かれ、人気は後者だと言うので、こってりでお願いする。正面の厨房を見てると、豪快に背脂がチャッチャされている。・・・、悪い予感がする。モヤシ山盛りの品が運ばれてきた。はっ、スープが見えない! スープ全面が背脂に覆われている。凄い! 今は亡きたかみ以上かも。無理矢理背脂を掻き分けてスープを掬えば、割とあっさりとした動物系のもの。それにしても、この背脂・・・ 中太の麺を引っ張りあげればびっしりと纏わりついてくる。麺は縮れも強く、モチモチとした食感。スープに負けないインパクトがあり、なかなか美味い。山盛りのモヤシはシャキッとしているがヒゲが残り、やはり歯の間に挟まる。2枚入ったバラ肉のチャーシューは、これまた脂がたっぷりで食べるのが大変。さすがにこのスープを飲み切るは辛かった。確かに中毒的な美味さはあるが、相当ヘビーなので連食には向かない1杯。(なら、あっさりを頼め)
 
 住所:新潟県新潟市女池神明3丁目7-1 電話:025-281-9889
 

浦咲(新潟県新潟市)

2007年01月06日 | 甲信越地方
 
 浦咲らーめん(650円) ★★ 2007-006

 一本気から青山駅を越え、坂を越えて15分強で浦咲に到着。昼2時前であっても店内は地元客でほぼ満席。カウンターの一番端の席を陣取る。ここでも店名を冠した浦咲ラーメンを注文。ここでも若いご主人が作る。程なく浦咲らーめんが登場。ややくすんだ醤油色のスープ、鶏ベースにほんのりと魚介の風味。あっさりとした風味なのだが、舌に妙にざらついた味が残る。麺は西山製麺のを使っているとのこと。持ち上げてみれば、細めのやや透き通った麺。もしや、と思ったら、案の定サクッとした噛み応えなのだが、妙に歯にくっつく感じで、やや苦手なタイプであった。トッピングはチャーシュー×2枚、細切りのメンマ、生ワカメにネギ。チャーシュー、肉気にはやや乏しいが弾力はある。生ワカメは佐渡産らしく、熱いスープの中でも風味を失わず、磯の香りを保っていた。全体的に味の切れに今一つ足りない1杯か。

 住所:新潟県新潟市浦山4丁目13-7 電話:025-267-7181
 

一本気(新潟県新潟市)

2007年01月06日 | 甲信越地方
 
 一本気らーめん(580円) ★★★ 2007-005
 
 青山駅から雨の中を歩いて10分、ジャスコの近くにお店の看板を見つける。気骨ある、良いネーミングである。入り口前で傘を閉じていると、中から店員さんが戸を開けてくれた。カウンター席に座れば、まさに一本気そうなご主人が黙々と作業している。対して、丸メガネの店員さんには萌えた(爆) 色々とメニューがあったが、店名を冠した一本気らーめんを頼むしかない。寡黙にご主人が調理し、程なく注文の品が登場。スープ表面の油のせいか、スープの一口目はひどく魚(サンマ?)っぽく感じるが、スープ自体はあっさり目のWスープ。さらっとして飲みやすい。麺は中太のストレートで、ソフトな口当たり。弾力もそこそこある。細切りのメンマが大量に盛られている。チャーシューは直前に七厘で炙られているので、非常に香ばしい。香ばしさがスープに滲み出る。箸で持ち上げれば、ズシリと重い。見ればかなりの厚切りである。バラ肉のウズウズチャーシューは肉気がたっぷりで、かなりヘビー。良い意味でスープと好対照に感じた。店名に恥じぬ1杯で、気に入った。

 住所:新潟県新潟市東青山1丁目6-1 電話:025-232-6001
 

茉莉蔵(新潟県新潟市)

2007年01月06日 | 甲信越地方
 
 醤油らーめん(630円) ★★★ 2007-004

 新潟遠征第1弾。雨の中新潟駅裏を歩くこと10分、角を曲がった所にお店を発見。12時過ぎなのに前客の姿がないのに心配したが、後から続々と入ってきた。おかみさんにお奨めを聞くと担々麺と言われるが、いきなりそれは厳しかろうということで(それなら聞くな)、醤油らーめんを注文。中華鍋を使って若いご主人がスープを合わせていく。麺が茹で上がると、ご主人はこれでもかこれでもかと湯切りをする。ここまで執拗な湯切りは初めて見た。黄土色のスープは見た目濃厚そうだが、表面に油もないだけに思った程でもない。豚骨と魚系がまろやかな風味を生み出している。マグロだかカツオだかの甘味と旨味が印象的である。何となく東京あたりで覚えのある味である。麺は中細のストレートなもので、正直な味。具にはチャーシュー・メンマ・海苔・ネギにアサツキ。焦げ目のついたメンマは小口にカットされている。チャーシューは脂トロトロのバラ肉が1枚。ジューシーである。スープが飲みやすいので、一気に平らげる。非常に後味の良い1杯。

 住所:新潟県新潟市米山2丁目9-4 電話:025-243-6579
 

ちょもらんま(長野県松本市)

2006年01月15日 | 甲信越地方
 鯵しょうゆ 背脂あり(680円) ★★ 2006-019 地図

 南松本駅から歩いて10分、歩道橋を降りるとすぐそこにお店はあった。お綺麗な店員さんが笑顔で迎えてくれる。コクとり塩にもかなり惹かれたが、知人の勧めに従って、鯵しょうゆを背脂ありで注文。スープ表面はびっしりと背脂で埋め尽くされている。ぷ~んと魚の匂いがするが、これが鯵だろうか。一口飲むと、舌の上に鯵のクセのある後味が残る。スープ自体は醤油ベースのしっかりしたもの。これだけの背脂でもくどくなく、スープとよく合っている。器が小振りなので麺は少なめかと思ったら、隙間無くたっぷり入っていた。麺は中細の縮れが強いもの。肌がかなり黄色い。食べると渋味のような妙な後味が残る。ちょっと苦手かな。肩ロースのチャーシューはホロホロと崩れる柔らかさで、それでいて味がしっかりしている。なかなか楽しめた1杯。

一矢(長野県諏訪市)

2006年01月15日 | 甲信越地方
 つけめん とんこつ(620円) ★★ 2006-018 地図 前杯

 もう1杯頼もうということで、限定らーめんが目を惹く。が、どうもら・けいこのように大盛りラーメンっぽいので、連食するには危険な感じである。ということで、つけめんをとんこつで注文。当然ながら先と同じ極太麺。これなら、さっきのは細麺にしておくんだった。水で〆た後、ザルから丼に麺が盛られていくが、見るからに麺の量が多い! だ、大丈夫だろうか・・・ つけタレと共に麺が出てくる。これ、300g近くありません・・・? しかし、食欲をそそる色と艶をしている。早速麺にかぶりつくと、先程以上の弾力が楽しめる。一味によって赤味を帯びたつけタレ。豚骨のつけタレってのは初めてかも知れない。一口飲んでみると、・・・、豚骨魚介系なのだろうが、何とも押しが弱い。もっと味が強くてもいいのでは。あと、玉ネギが入っているせいもあろうが、かなりぬるい。麺との絡みも今一つ。つけめんではエリンギ代わりにキクラゲ。味の濃い法蓮草も健在。角切りになったチャーシューはやや塩気が強いか。麺が美味いので、やっぱり完食。

一矢(長野県諏訪市)

2006年01月15日 | 甲信越地方
 しょうゆ らーめん(577円) ★★★ 2006-017 地図

 中信地方に行くにあたり、一矢(いちのや)がお奨めとの情報をいただいた。上諏訪駅でレンタサイクルを借りて、10分程でお店に到着。が、開店は11:30からで、40分待つことになった。店の外から中の製麺機が見える。中に入ると照明は暗くラップが流れ、およそラーメン屋らしくない。夜は居酒屋になるようだ。何にするか迷って、らーめんをしょうゆで注文。太麺か細麺かと聞かれ、太麺でお願いした。スープからは最初魚出汁の味と匂いがたつものの、二口三口飲むにつれ、醤油ベースのあっさりした風味が幅をきかせてくる。素直に美味い。うどんのようにスープにのたうつ極太麺。もちりとした食感で風味も良く、食べさせてくれる麺である。さすがは自家製。トッピングされている法蓮草は、味が濃くて良い感じ。エリンギはなかなか斬新な存在。玉ネギのシャリシャリ感が更にスープを楽しませてくれる。チャーシューもそんなに味は濃くなく、スープとよく合っている。いや~、美味かった。もう1杯頼もう。

姥姥ラーメン(新潟県長岡市)

2004年11月03日 | 甲信越地方
 しょうゆ(550円) ★★ 2004-167

 長岡インターチェンジ近くのお店。店の壁の至る所に「手打ち 手もみ」と書かれている。店内に入ると、客は1組だけ。窓の貼り紙に「蜂の巣がありますので開けないでください」とあるが、さっさと駆除すればいいのに。醤油ラーメンを注文。背脂が浮く醤油タレのスープ。あっさりしているが、すっきりしていない味。麺は、・・・、本当に手打ちで手もみ?と聞いてみたくなるもの。中細のやや縮れ麺で、まぁ、不味い訳ではなかったが。チャーシューは硬めで歯応えがあるが、もうちょっと厚さが欲しい。最後に、ニンニク醤油を加えてスープの味を変えてみる。新潟県内に何軒かあるチェーン店のようだが、果たして次に来る時にはお店はあるだろうか。

かくれ家(新潟県見附市)

2004年07月19日 | 甲信越地方
 白らーめん(600円) ★★ 2004-107

 大学時代の友人の実家から歩いていけるお店。国道8号線沿いに、焼肉屋と隣接してある。「かくれが」なのか、「かくれや」なのか、どちらか不明。もしかしたら、家系か? 一番ノーマルそうな白らーめんを注文。茶褐色のスープに、水玉模様の背脂が浮く1杯が出てきた。豚骨をじっくり煮込んでとったスープらしいが、あまりこってりとはせず、飲みやすいものだった。口当たりはまずまずまろやか。麺は中細のもので、ツルツルしていた。大量にモヤシが入っていたが、ヒゲはなんとかしてもらいたい。チャーシューはもう少しボリュームが欲しいかなぁ・・・ 家の近くにこのレベルのお店があったら御の字であろう。

あづまや本店(新潟県北魚沼郡小出町)

2004年07月16日 | 甲信越地方
 手打ちラーメン(680円)  2004-106

 土砂降りの中、次いですぐ近くのあずまや本店へ。店に入ると券売機があり、50種近いラーメンの写真が貼られていた。どれにするか迷ったが、ご主人に聞いて、手打ちらーめんを注文。店内には昆布や鰹節の現物がディスプレイされている。で、手書きのイラストでここのラーメンのウリが書かれていて微笑ましい。スープは醤油ベースのあっさり風味。やや甘ったるい。一応、無化調らしいが・・・ 明らかに手打ちの麺は、国産の最高級の小麦を使って2日間熟成させたものらしい。そうですか。そのことと味は別物かな。メンマはピリ辛の味付で、脂っぽいチャーシューが4枚。で、明らかにこのスープにコーンは合っていない。残念。

食堂大河原(新潟県北魚沼郡小出町)

2004年07月16日 | 甲信越地方
 もやしラーメン(600円) ★★ 2004-105

 人口の割にはラーメン屋が多いという新潟県の小出町。予定よりも遅く着いてしまったので、14時近くでも開いている店を狙う。まずは食堂大河原。広い店でも、14時を過ぎると客の姿はなし。一番注文が多いというもやしラーメンを注文。大振りの器に、どどーんと野菜炒めがのっかったラーメンが出てきた。スープはさっぱりめの鶏ガラ醤油。そこに野菜の旨味が溶け込んでいる。野菜炒めの下に眠る麺は、細めのほぼストレートのもの。掻き出すのに苦労した。大量の野菜炒めはモヤシをメインに、ニンジン・ピーマン・タマネギやら。麺がメインか、野菜炒めがメインか分からない1杯だった。