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まにラーメン

はたけの食べ歩きの記録です  ★★★★激美味い!  ★★★美味い  ★★普通かな  ★ごめんなさい

ぶっこ麺(岐阜県多治見市)

2005年11月01日 | 東海地方(除・愛知県)
 つけ麺(麺冷)(650円) ★★★ 2005-307

 今日の昼になって、急遽ぶっこ麺ツアーの募集がかかった。夏にオープンしてからまだ行く機会がなかったので、渡りに船である。高速を使ってぶっこ麺に着いたのが8時半。斬新な店の造りと聞いていたが、話どおり、これがラーメン屋かと驚かされた。翠蓮と同じデザイナーということだが、翠蓮とはまた違うスタイリッシュな造りである。釜揚げか、魚ダシ麺か、つけ麺かで迷ったが、ええい、ならば2杯食べてやれ。まずは、つけ麺を冷で注文。しばらく待って麺とつけタレが運ばれてくる。なんですか、このぶっとい麺は! うどん並である。白い肌の麺を食べれば、驚くほどに歯応えと風味が良い。上品な感じで、某店の極太麺とは対極的である。

中村屋(岐阜県大垣市)

2005年08月07日 | 東海地方(除・愛知県)
 つけめん2玉(850円) ★★ 2005-227

 名古屋のラーメン通の皆さんが「美味い!美味い!」と絶賛するオープン間もないお店。大阪から名古屋に下る途中、長浜の友人夫妻を焚きつけて車を出させた。長浜から大垣まで小一時間。20時過ぎにようやく到着。入口の上に、大きく「中村屋」の文字が。中に入ると券売機があって、その上には「鳥居式らーめん塾」の卒業証書が掲げられている。へぇ~、こんなのがあるんだ。店内の貼り紙には所々に大勝軒の名前も見られる。どういう関係だろうか。

 つけ麺を頼むことは最初から決めていたが、1玉か2玉かで迷った挙句、2玉でお願いすることにした。ご主人1人で切り盛りしているせいか、結構時間がかかって麺とつけタレが運ばれてきた。器に盛られた麺は、かなり太めのもの。このモチモチとした食感は、やはり大勝軒の系列なのだろうか。締めはちょっと緩いかと思うが、麺自体の味がしっかり感じられ、十分な美味さがある。つけタレにはしっかりと動物系と節系の味が出ていて、甘くて辛いタレがよく効いている。一味のせいもあるだろうか。麺との相性も良いものがあるが、惜しいかな、スープの冷めが早すぎる。スープの中にはカット&大判のチャーシュー、メンマが入っている。ちょっと脂身が多かったか。期待が大きすぎただけに、今一つ感動には乏しかったが、また今度来たいと思わせる美味さは十分にあった。

糸末(三重県桑名市)

2005年04月10日 | 東海地方(除・愛知県)
 初代醤油らーめん(700円)  2005-100

 三重県ツアーの第4弾。というか、ラスト。先月桑名マイカルの「桑名らーめん街道」に、旭川から「糸末」が出店したとのことなので、ここを攻めに行く。14時過ぎに着いたが、客の入りはボチボチ。客が並んでいる店と、ガラガラの店が顕著である。「糸末」は「大勝軒」の後に入っていた。旭川というと「青葉」「天金」「蜂屋」といった有名店があるのに、何故「糸末」なのか気になる・・・ 手堅く初代醤油らーめんを注文する。運ばれてきたラーメンの臭いを嗅ぐと、豚と魚介の強烈な臭いが襲ってくる。思わずたじろいだ。これを飲むと、醤油の風味よりも、やはり豚と魚介の風味がワイルドに口の中に広がり、かなりインパクトが強い。正直なところ、得意ではない味。先月食べた「青葉」や「天金」とはまた別物の旭川ラーメンである。麺は定番の中太の縮れ麺。煮玉子は黄身がオレンジ色に輝く出来栄え。チャーシューは乗せる前にコンロで炙っているようだが、やや固い。かなりクセが強いラーメンなので、好き嫌いが分かれると思う。

ラーメン処 鶴三(三重県四日市市)

2005年04月10日 | 東海地方(除・愛知県)
 塩(600円) ★★ 2005-099

 三重県ツアー第3弾。13時前に四日市の「ラーメン処 鶴三」へ滑り込む。店の表には「当店のラーメンは味はショッパめ、麺は固めにお作りしています」と案内が、いや、注意が書かれている。中に入るとカウンター10席の作りで、厨房にはちょっといかつそうなご主人2人が黙々と仕事をしている。メニューには塩でも「塩」と「しそ塩」と「梅しそ塩」の3種がある。今回はノーマルな「塩」を注文する。やや小振りな白い器にラーメンが盛られている。スープが少なめで、麺の色がやけに目立つ。琥珀色のスープを啜ると、と、とにかくショッパイ! 表の注意書きは嘘じゃない。東京の元祖一条流がんこを思い起こさせる味で、確かにその流れを組んでいることを痛感する。これは腎臓を傷めそうだ・・・ 細めの縮れた麺も、しっかりスープと馴染んで見事にしょっぱい。トッピングのネギとメンマが甘く感じた程である。チャーシューは程好い柔らからで、肉々しさがあった。とてもじゃないが、ご主人お奨めの青唐辛子を入れることはできなかった。とにかく、強烈だった・・・

夜鳴ラーメン いとうや(三重県鈴鹿市)

2005年04月10日 | 東海地方(除・愛知県)
 夜鳴ラーメン(650円) ★★ 2005-098

 三重県ツアー第2弾。同じく鈴鹿市の「夜鳴ラーメン いとうや」である。店の表がガラス張りで、(看板さえなければ)一見して喫茶店のような店構えである。中に入ると、席はカウンター・テーブルで18席ほど。手の込んだサイドメニューもあるが、デフォルトの夜鳴ラーメンを注文する。出てきたラーメンは、スープが好来系みたいになみなみと注がれ、映りはメニューの写真とは全然違う(笑) プ~ンと魚介系の強い臭いが漂ってくる。そのスープは、あっさりとした風味で独特なもの。ワカメから出た(?)塩気が小気味いい。酒を飲んだ後にはうってつけであろう。麺は中細の縮れたもの。玉子は何の変哲もなし。スープの中から大量のコーンが出てきた。同じくスープに沈んだブ厚いチャーシューは、“3日間じっくり煮込んだ自慢の手造りチャーシュー”とのこと。ボリュームは申し分ないが、今一つ味はのっていない。まぁ、このスープにならこうなるのかも知れない。独特な風味で、それなりに楽しめたかも。

ラーメン ぐんじ(三重県鈴鹿市)

2005年04月10日 | 東海地方(除・愛知県)
 塩(680円) ★★★ 2005-097

 思いもかけず、三重県ツアーに参加させてもらえることになった。まずは鈴鹿の「ぐんじ」へ。11時20分に到着。席はカウンターにテーブルで20席ほど。メニューの一番上に書かれている塩を注文。解説によると、沖縄の粟国(アグニ)の塩とモンゴルの塩をブレンドしたミネラルたっぷりのスープとのこと。出てきたラーメンを、早速そのスープからいただく。塩と言えど、じんわりと甘味と旨味が漂う深い味わい。ツボに嵌る美味さである。中細の麺はやや縮れのある、程好い食感のもの。メンマはそのまんまの感じがしたが、法蓮草は美味しく作られている。グルグルバラ肉のチャーシューは炭火で炙って仕上げるとのことだが、今一つ微妙かも。特筆すべきは、別皿で出された揚げネギの油。これをスープに注ぐと、一気に風味が変わる。旨味と香をプラスしてくれる。これは見事! 初っ端から満足できる1杯に出会えて、幸せである。

六白 三平(三重県桑名市)

2005年01月06日 | 東海地方(除・愛知県)
 黒味噌らーめん(並)(700円) ★★ 2005-009

 本日ラストに鹿児島から出店の店を選ぶ。15時半では店はガラガラ。入口の暖簾に「黒伝説」とあるように、黒味噌を使ったラーメンが食べられるとのこと。黒味噌らーめん(並)を注文。黒味噌とは、九州産の米味噌をベースに、黒豚・黒ゴマ・黒砂糖・竹炭等を練りこんで熟成された味噌とのこと。その名に違わず、出てきたラーメンは真っ黒に染まっていた(笑) レンゲを突っ込むと、まるで重油のような粘度。恐る恐る飲んでみると、泣けるほどに濃厚で甘い。通常の味噌ラーメンなら20~30gの味噌を使うところを、この1杯には60~70g使っているとのこと。あまりの甘さに笑えてきた。麺は縮れた中太麺だが、スープに染まって味も何もあったものではない。添えられたキャベツと薩摩揚?は、味噌のくどさを緩和してくれる。コーンの甘さも、ある意味口直し。チャーシューは鹿児島産豚のバラ肉で、なかなか美味かった。お冷の力を借りて、辛うじて完食。忘れたくても忘れられない1杯になった。今日はこれで打ち止め。

かど久(三重県桑名市)

2005年01月06日 | 東海地方(除・愛知県)
 米沢牛まんぎりらーめん しょうゆ味(900円)  2005-008
 
 米沢からの出店。オープンしたてということで、限定メニューになっている。かといって、定番を休止にして、ハイグレードのものしかないというのはどうよ? 14時半近くであったが、店内はほぼ満員。米沢牛まんぎりらーめんを注文。“まんぎり”とは米沢の方言で“完全・完璧”とのこと。でも、900円ってどうよ? 厨房の様子を見ていると、若い兄ちゃんが1人で5人分をまとめて作っている。それを見ていて、悪い予感がした・・・ スープを張るのも、麺を茹で上げるのも、具を盛り付けるのも、全て1人でやっている。当然ながら時間がかかっている。特に“まんぎり”は具が多いので、時間がかかっている。おまけに、ラーメンを運ぶのは女性店員1人だけ。運悪く、5番目のものが運ばれてきた。もうこの時点で諦めていた。予想通り、スープはぬるい。かなりあっさりとした醤油ベース。手もみという麺は、悲しいほどにのびていた。細めの縮れたもので、これが結構量がある。のびた麺を大量に食べさせられるのは、苦痛の他何ものでもない。特筆すべきは、米沢牛のスライス2枚。柔らかくてジューシー。これが唯一の救い。悪い意味で“あんじゃも(=米沢弁で“びっくりした”)”な1杯であった。

竹麓輔 味噌醸造(三重県桑名市)

2005年01月06日 | 東海地方(除・愛知県)
 茜(750円) ★★ 2005-007

 さかえやからハシゴで「竹麓輔 味噌醸造」へ。案内によると、「むつみ屋」の竹麓輔氏が自ら原点に帰って追求したという“究極の味噌ラーメン”を目指したとあるが、えらく大きく出たものだ。店に入ると、入口に3種の味噌が置かれ、壁には全国味噌地図が掲げられている。味噌ラーメンでも茜・白樺・暖の3種があったが、とりあえず茜を注文。北海道産の赤味噌を数種練り込んだ味噌を贅沢に使っているとの触れ込みだが、あまり赤っぽい感じはしない。ミソミソとしたしつこさはなく、随分とまろやかな風味。何となく味噌汁を連想してしまった。麺は札幌ラーメンっぽい、真黄色で太めの縮れたもの。噛むのにやや苦労する。具には、キャベツ・モヤシ(ヒゲ・豆付き)・キクラゲ・豚肉を炒めたもの。大きく出た割には、唸るほどではない1杯であった。他の2種は果たしてどうか・・・

さかえや(三重県桑名市)

2005年01月06日 | 東海地方(除・愛知県)
 満州ニラらーめん(中)(600円) ★★ 2005-006

 桑名のマイカル内にできた「桑名らーめん街道」へ。11時のオープン直後に到着し、手始めに盛岡から出店の「さかえや」に入る。当然ながら1番客。満州ニラを使ったラーメンがウリとのことだが、“満州という言葉を使ってもいいのか?”と疑問を持った。満州ニラらーめん(中)を注文する。程なくラーメンが運ばれてきたが、あまりの見た目のすごさに笑ってしまった。ラー油のオレンジ色に染まったスープに、大量のニラが浮き、中央には紅生姜のみじん切りが載せられている。スープを飲むと、あっさりめの醤油に、ニラの味とラー油のピリリとした辛さが溶けている。それほど辛くはない。スープの中には、タマネギやニンニクの芽等の野菜も見受けられた。麺は細めの縮れたもので、やや柔らかめである。小切りにされた豚肉が入っている。何となく、天理の彩華ラーメンを思い出した。最後に酢を入れてスープの風味を変えたが、酢を入れすぎて、辛酸っぱい、すごい味になってしまった(笑) なかなか美味かった。