環境省は17日、東京電力福島第1原発事故を受け、福島県内で国直轄で進めている除染の進展状況を発表した。昨年11月末までに住宅地と森林、道路で既に作業を終えていた川内村は、12月31日時点で農地の実施率も98%に達し、除染作業がほぼ完了した。
同省によると、川内村では農地から汚染土をはぎ取る作業は終わっている。残っているのは、はぎ取った部分を新しく持ってきた土で埋める作業だけで、雪解けを待って3月に実施する予定。国直轄除染が完了すれば、昨年6月の田村市に続いて2カ所目となる。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014011700787
引用 時事通信 2014/1/17
「除染」そのものに効果がなという意見もありますが、個人的には二つの効果というか、意義があるかと考えています。
一つは住民の皆さんの放射性物質への”不安”を取り除くこと。生活の中に何らかの不安を抱えたままでは生活の再建もままなりません。少しでもその不安を和らげることは必要かと感じます。
二つ目は、土中にある放射性物質を再度、大気中に舞い上がらせないこと。除染前と後とで僅かでも舞い上がる量を減らすことというのも重要ではないかと考えます。
ただ、事故後、三年と言う時間が過ぎ、土中への放射性物質の浸透が進んでいるかと考えますので、表面だけでよいのかどうか?というのは専門家の見解を聞かねばならない問題ではあるかとは思いますが・・・。
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