野田佳彦首相は7日夜、福島県本宮市を訪れ、市が地元企業の施設を借り上げて行っている同県産米の全袋検査を視察した。首相は検査器を自分でも操作。地元のコメで作ったおにぎりを口にし、「とてもおいしいお米だ」と安全性アピールに一役買った。
東京電力福島第1原発の放射能漏れ事故で深刻な打撃を受けた同県農業にとって、風評被害の克服は最優先課題の一つ。首相はコメ農家の女性から地元のコメの 安全性について説明を受けると、首相官邸の食事で福島米を使っていることを説明。「全省庁にも徹底し、しっかり安全性をPRしたい」と約束した。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012100700187
引用 時事通信 2012/10/7
”風評被害=間違った情報の伝播”なわけですが、”口コミ”がこの伝播の過程で重要な役割を果たしています。
口コミというのは、主に”信用に足る”とする情報源からの情報を人づてに伝えていくことです。
この”信用に足る”はずの情報源が誤った情報を流すとミスリードになります。伝言ゲームと同じで、途中で恣意的に情報の改ざんをするとそれ以降は誤った情報が伝播していくので、情報を鵜呑みにすることなく、元の情報との比較後に再発信することが求められます。
で・・・。総理が”信用に足る”情報発信者なのかどうか・・・。
政治的なパフォーマンスよりも、もっと、福島のお米が消費される手段を考えたほうがいいのではないかと感じます。
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