goo blog サービス終了のお知らせ 

くつ・かばん修理事件簿

日々訪れる、奇怪な修理の悪戦苦闘記録である

ビジネスバッグ

2011-08-23 18:17:01 | かばん 鞄 カバン
修理方法としては比較的簡単なんですが、手間がかかります。
傷んだ部分の部品を作って取り換えするのですが、鞄の1本手の場合は鞄の上蓋の内側の皮を取り外さないと交換できません。
そのうえ上蓋には、荷重を支えるための鉄芯が通っていますのでこれも取り外さないと作った部品が縫い込めません。
鞄の修理は、靴の修理のようにその場で修理できるものは少ないので要る物は早めに修理に出しましょう。

マナファクトリー







ビジネスバッグ

2011-08-20 09:54:31 | かばん 鞄 カバン
やはり多いのは取手関係の修理でしょう。
カタログなど比較的重い物を入れることが多いのでしょう。
取手の場合、取手本体の修理と鞄本体と取手を繋ぐ部分とに分かれます。
画像のように取手と鞄本体をつなぐ部分の場合は、鞄の蓋をバラしての修理になりますので費用と時間が掛かります。

マナファクトリー



ルイ・ヴィトン よくある修理 Ⅲ

2011-07-24 09:43:58 | かばん 鞄 カバン
毎度のように、修理の仕方は壊れた部品を元にして新しい部品を作って入れ替える。
新しい部品を組む前に補強材をキッチリと入れてあげましょう。
ってことなんですが、使う側にも3つお願があります。
1、パンパンになるまで鞄に荷物を入れない。容量の7割くらいにしましょう。
2、鞄を持って走る時は脇に抱えて走りましょう。
3、皮部分は栄養剤などで潤いを与えましょう。

マナファクトリー



ルイ・ヴィトン よくある修理 Ⅲ

2011-07-17 10:12:56 | かばん 鞄 カバン
ヴィトンの二本手のバッグによくある修理です。

取っ手をバッグ本体につないでいる皮が千切れています。
ヴィトンの場合はここの部分をヌメ革を使っている商品が多いのですが、ヌメ革のお手入れをされない方が多いですね。
手入れしないと、ヌメ革はパサパサに乾燥して負担のかかる部分は千切れてしまいます。

マナファクトリー





ルイ・ヴィトン よくある修理 Ⅱ

2011-07-05 18:19:10 | かばん 鞄 カバン
ファスナースライダーの引き手を留めているカバーが飛んでしまいました。
オートマチックスライダーといって、引き手を引いたときにストッパーが外れてファスナーが開くようになっています。
ストッパーを動くようにするために、引き手はカバー式の金具で留っています。
カバーも微妙に動く構造ですので、力の掛かり過ぎや金属摩耗でカバーが飛んでしまうことがよくあります。
カバーだけを取り付けることは非常に困難ですので、スライダーごと交換してしまいましょう。

マナファクトリー