オーストリッチのセカンドバッグ Ⅴ

実は中側もかなり傷んでます。
布地にコーティングしているのですが、擦れる部分はコーティングが剥がれて布地が見える状態です。
コーティングをし直すわけにはいきませんので、中側を張り替えます。

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オーストリッチのセカンドバッグ Ⅳ

背面からの画像です。
手垢がはっきりと付いていた部分もこんなに綺麗になってます。

恐るべし、永健トラスト　Phoenix Pro！

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オーストリッチのセカンドバッグ Ⅲ

手垢をリムーブ液で丁寧にふき取ります。
といっても手垢が落ちる訳ではなく、手垢の油分を引き取る感じです。
その他の部分もリムーブ液で拭き取ります。
鞄はしばらく乾燥させます。
その間に新しい皮革用ペイント液を用意します。
①クリア液と②マット液を皮の艶に合わせて混合します。
その液に水を同量で割ります。
そこに着色液の黒を５～１０％加えて着色液の出来上がりです。
乾燥した鞄に刷毛で素早く塗ります。
水性のため皮に程よく染み込み着色されていきます。
後は二日ほど乾燥させて、磨き上げて出来上がりです。

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オーストリッチのセカンドバッグ Ⅱ

鞄の裏側。
見事な手垢です。
見るほどに悩む。
と、いいタイミングで来訪者あり。
新しい皮革用ペイントを持ってきた、永健トラスト皮革事業部　Phoenix Pro　072-253-2728さん。
目の前で試し塗り。
う～、いける！

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オーストリッチのセカンドバッグ

手垢で凄いことになってます。
手垢の部分の汚れ落しも試みましたがあえなく断念。
う～ん、どうしたのもか？
手垢の部分がどうしても色を弾いてしまいます。

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そろそろブーツの季節ですが

サンダルの中敷を外して、新しい中敷に型を写します。
写した型どうりに切って接着剤を塗ります。
サンダルの貼る部分にも接着剤を塗りしばらく乾かします。
塗った部分を手で触って、ねちゃねちゃせず手に付かなくなったら貼り合わせます。
貼った部分を親指の腹でしごくように圧着します。
これで出来上がりです。

あとは半日でも履かずに乾かして、箱に入れて来シーズンまで仕舞いましょう。
２・３ヶ月に一度は箱から出して風通しをしましょう。
箱の中にも湿気が溜まるので注意してくださいね。

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