先日 職場(休み時間中)にネットでニュースを読んでいたら、気になる記事があった。
もっと早く更新したかったけれど… 色々調べたり、確認したかったもので
*************** 引用 *****************
犬のジステンパーの予防など、国内で広く使われている混合ワクチンに、
感染力のある想定外のウイルスが混入していることが、
京都大と英グラスゴー大の調査で分かり、米ウイルス学専門誌に発表した。
研究チームは「すぐ感染被害が起きる恐れはないが、
ワクチンの検査法や混入を防ぐ製造法の検討が必要」と話す。
研究チームは、日欧で販売されているネコワクチン4種、犬ワクチン10種を調べた。
混入していたのは、細胞内の染色体に入り込むレトロウイルスと呼ばれるタイプのRD114ウイルス。
分析の結果、ネコ1種、犬3種に混入し、感染力のあるウイルスの検出量は、
ネコが1ミリリットル当たり1.8個、犬は最大1800個。
同じ商品でも、ロットによって未混入のものもあった。
調べたワクチンは生ワクチンと呼ばれ、対象疾患を起こすウイルスの毒性を弱め、生きたまま使う。
混合ワクチンでは、製造時にウイルスを増やす際、ネコの細胞を使う。
このネコの細胞中のウイルスが混入したらしい。
ネコワクチンの場合は、ネコ自身が持つウイルスのため、混入しても健康被害はないとみられる。
一方、犬ワクチンへの混入について、
研究チームは「ほとんどの犬に影響はないだろうが、世界で年数百万頭に接種されており、
一部が感染してウイルスの変異が起き、感染拡大の恐れは否定できない」とする。
現在、動物ワクチンの製造過程では、RD114混入の検査体制はない。
宮沢孝幸・京都大准教授(ウイルス学)は「欧州では行政と製薬会社が、分析と対策について検討している。
日本でも、ウイルスの危険性の有無の確認や混入の防止法の検討を始めるべきだ」と話している。
毎日新聞 【永山悦子】 2010年2月7日配信
*************** 引用 *****************
RD114というレトロウイルスは全ての猫の遺伝子中に存在するウイルス、
にゃんこさんにはワクチン接種に関係なく 既に持っている(共生の関係にあるウィルス?)
つまり、猫に関しては安全と断言できるらしい。
問題はわんこの場合…
にゃんこのウイルスだから大丈夫という理屈は通じません。
ネットで色々調べてみて… 実験では犬の培養細胞でもRD114の増殖が確認されているらしい。
このウイルス(RD114)のエンベロープ(遺伝子を包んでいる膜のようなもの)に
遺伝子を導入してベクター(遺伝子を運ばせる担体)として使うと… 骨髄などに遺伝子を運ぶ事も確認。
つまり、犬の生体内で定着および増殖する可能性もあるのではないかと 理論上の仮定できます。
こやぶんの結論は…
いたずらに不安を煽ってもねぇ~ 今少し情報を詳しく書いてほしい プロなんだから
記事と元になった論文… 微妙にニュアンスが違うと思うのだけどねぇ~ ?
※例えば 生ワクチンと不活性ワクチンとありますが、問題は生ワクチン限定でのお話。
読者に はっきり違いをわかるように書かないと… 。
来月からは狂犬病のワクチン接種、いたずらに不安をあおることになるのではないかと―
マスコミはそれだけ影響力を持っている事を認識してほしいと思う、こやぶんです。
さて 4月生まれの黒豆さんの混合ワクチン(8種)を控えてる 我が家。
こやぶん 想定外のウィルス混入(汚染?)を知ってしまうと ワクチン接種を躊躇してしまう。
とりあえず 豆さん達のワクチン接種の証明書を確認。
T動物病院で接種したワクチンは― 共立製薬 デュラミーン8(不活性化ワクチン)
だけど…
黒豆さんの実家で接種したワクチンは― 接種証明書がないけど、2種混合(ノビバック?)
福豆さんの実家で接種したワクチンは― バンガード/プラスCPV・DA2P
念の為 狂犬病ワクチンは不活性ワクチンです。
皆さん 3月~6月の期間中 接種後の急変も鑑みて(獣医さんの営業日を要確認)接種を
※病気等で接種出来ない場合は、獣医さんに「「狂犬病予防注射猶予願い」を発行してもらい、
都道府県の管轄へ提出しましょうね
研究に研究を重ねられた結果の末(今もって技術は進化すると思うが…)
ワクチン内にRD114混入の有無が確認できるぐらい、精度のある検査を見出した訳だから、
ワクチンメーカー(製薬会社)には落ち度がないし、責める話でもない。
できれば こやぶん並みの ど素人でも理解でるように… 説明してほしいなぁ~ と思う。
今もって 豆さん達は健康、T院長先生に急いで確認する考えはない こやぶん。
※尿検査のついでに、急病患者がいなかったら― 確認しようかと思ってるぐらい
頭の片隅にでも記憶し、思いだしたら進捗を確認しよう… って程度にとらえています。
参考までに
レトロウイルスをこよなく愛する研究者(獣医)takavetさんのブログで、わかり易く解説。
どうぶつ病院診療日記では臨床獣医さんが研究者に直接尋ねた情報も載ってますよ。
※ こやぶん いつも 関心を持って読み逃げしてるblogで、(勝手に)オススメよ。
動物医薬品検査所で薬剤の詳細な情報や副作用を知ることが出来ますよ(難しいけど)
ワクチンの製造元で声明を出してる企業は―共立製薬 ・メリアルだけなのは 悲しいね。
もちろん… 日本政府は未だまったく何もしていない模様(そんな余裕もないか…)
もっと早く更新したかったけれど… 色々調べたり、確認したかったもので
*************** 引用 *****************
犬のジステンパーの予防など、国内で広く使われている混合ワクチンに、
感染力のある想定外のウイルスが混入していることが、
京都大と英グラスゴー大の調査で分かり、米ウイルス学専門誌に発表した。
研究チームは「すぐ感染被害が起きる恐れはないが、
ワクチンの検査法や混入を防ぐ製造法の検討が必要」と話す。
研究チームは、日欧で販売されているネコワクチン4種、犬ワクチン10種を調べた。
混入していたのは、細胞内の染色体に入り込むレトロウイルスと呼ばれるタイプのRD114ウイルス。
分析の結果、ネコ1種、犬3種に混入し、感染力のあるウイルスの検出量は、
ネコが1ミリリットル当たり1.8個、犬は最大1800個。
同じ商品でも、ロットによって未混入のものもあった。
調べたワクチンは生ワクチンと呼ばれ、対象疾患を起こすウイルスの毒性を弱め、生きたまま使う。
混合ワクチンでは、製造時にウイルスを増やす際、ネコの細胞を使う。
このネコの細胞中のウイルスが混入したらしい。
ネコワクチンの場合は、ネコ自身が持つウイルスのため、混入しても健康被害はないとみられる。
一方、犬ワクチンへの混入について、
研究チームは「ほとんどの犬に影響はないだろうが、世界で年数百万頭に接種されており、
一部が感染してウイルスの変異が起き、感染拡大の恐れは否定できない」とする。
現在、動物ワクチンの製造過程では、RD114混入の検査体制はない。
宮沢孝幸・京都大准教授(ウイルス学)は「欧州では行政と製薬会社が、分析と対策について検討している。
日本でも、ウイルスの危険性の有無の確認や混入の防止法の検討を始めるべきだ」と話している。
毎日新聞 【永山悦子】 2010年2月7日配信
*************** 引用 *****************
RD114というレトロウイルスは全ての猫の遺伝子中に存在するウイルス、
にゃんこさんにはワクチン接種に関係なく 既に持っている(共生の関係にあるウィルス?)
つまり、猫に関しては安全と断言できるらしい。
問題はわんこの場合…
にゃんこのウイルスだから大丈夫という理屈は通じません。
ネットで色々調べてみて… 実験では犬の培養細胞でもRD114の増殖が確認されているらしい。
このウイルス(RD114)のエンベロープ(遺伝子を包んでいる膜のようなもの)に
遺伝子を導入してベクター(遺伝子を運ばせる担体)として使うと… 骨髄などに遺伝子を運ぶ事も確認。
つまり、犬の生体内で定着および増殖する可能性もあるのではないかと 理論上の仮定できます。
こやぶんの結論は…
いたずらに不安を煽ってもねぇ~ 今少し情報を詳しく書いてほしい プロなんだから
記事と元になった論文… 微妙にニュアンスが違うと思うのだけどねぇ~ ?
※例えば 生ワクチンと不活性ワクチンとありますが、問題は生ワクチン限定でのお話。
読者に はっきり違いをわかるように書かないと… 。
来月からは狂犬病のワクチン接種、いたずらに不安をあおることになるのではないかと―
マスコミはそれだけ影響力を持っている事を認識してほしいと思う、こやぶんです。
さて 4月生まれの黒豆さんの混合ワクチン(8種)を控えてる 我が家。
こやぶん 想定外のウィルス混入(汚染?)を知ってしまうと ワクチン接種を躊躇してしまう。
とりあえず 豆さん達のワクチン接種の証明書を確認。
T動物病院で接種したワクチンは― 共立製薬 デュラミーン8(不活性化ワクチン)
だけど…
黒豆さんの実家で接種したワクチンは― 接種証明書がないけど、2種混合(ノビバック?)
福豆さんの実家で接種したワクチンは― バンガード/プラスCPV・DA2P
念の為 狂犬病ワクチンは不活性ワクチンです。
皆さん 3月~6月の期間中 接種後の急変も鑑みて(獣医さんの営業日を要確認)接種を
※病気等で接種出来ない場合は、獣医さんに「「狂犬病予防注射猶予願い」を発行してもらい、
都道府県の管轄へ提出しましょうね
研究に研究を重ねられた結果の末(今もって技術は進化すると思うが…)
ワクチン内にRD114混入の有無が確認できるぐらい、精度のある検査を見出した訳だから、
ワクチンメーカー(製薬会社)には落ち度がないし、責める話でもない。
できれば こやぶん並みの ど素人でも理解でるように… 説明してほしいなぁ~ と思う。
今もって 豆さん達は健康、T院長先生に急いで確認する考えはない こやぶん。
※尿検査のついでに、急病患者がいなかったら― 確認しようかと思ってるぐらい
頭の片隅にでも記憶し、思いだしたら進捗を確認しよう… って程度にとらえています。
参考までに
レトロウイルスをこよなく愛する研究者(獣医)takavetさんのブログで、わかり易く解説。
どうぶつ病院診療日記では臨床獣医さんが研究者に直接尋ねた情報も載ってますよ。
※ こやぶん いつも 関心を持って読み逃げしてるblogで、(勝手に)オススメよ。
動物医薬品検査所で薬剤の詳細な情報や副作用を知ることが出来ますよ(難しいけど)
ワクチンの製造元で声明を出してる企業は―共立製薬 ・メリアルだけなのは 悲しいね。
もちろん… 日本政府は未だまったく何もしていない模様(そんな余裕もないか…)
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