肛門嚢絞り・・・

　一体　肛門嚢とは？のギモンが頭から離れない、こやぶんです。

　おならで有名なスカンク、
実は皮脂腺とアポクリン汗腺の分泌液（こりゃ臭いわ）の変質したものが・・・
臭い液体（略して臭汁）、肛門嚢へ溜まる液体をぶちまけています。

　ちなみに、麝香鹿(ジャコウジカ)やシャコウネコなどからは、
肛門嚢は乾燥され、香料の原料（＝ムスク）として高価な価格で取引されている。
　　※麝香鹿がワシントン条約による保護動物の為、現在は化学合成香料が使用。

　同じ肛門嚢でも…　種が違えば、臭い（におい）も匂い（にほひ）に変わるのでしょうか？

　臭汁…　一体何に使用されているかと申しますと…

効能　その1
　ワンコ同士が出会うと必ずお尻のあたりを嗅ぎ合うのは―　
肛門腺のニオイによって個体を識別する為らしい（臭さの中に個性が？）
ちなみに、猫などのマーキングする動物の、臭いづけの原液だったりします。

効能　その２
大型犬などは、排泄時に肛門括約筋の働きにより、
肛門腺から分泌液が排出され、ウ○チの上に掛かるらしい（うらやましい）
要するに、排便の為の潤滑油です。

効能　その３
また恐怖心を持った時に、スカンクと同じように分泌液を飛ばします。
福豆さんは、２度ほど病院で、院長先生めがけて…　飛ばしました

　さて　実際の肛門嚢絞り…
　　

　院長先生の手際の良すぎる肛門嚢絞りの技を見学し、
　某書店を渡り歩き…　いろんな本を立ち読みし、
　仕事の合間にネットで調べ、
　苦節１ヶ月…　福豆さんの肛門嚢絞り、２度ほど成功しました。

　でも　しっかりとは臭汁を排出できてはいないかと…　思う。


　いろんな事を調べて思ったのは、肛門嚢の位置がわからないこと。
　　
　肛門時近くの直腸に隣接した器官なので、
　しっぽをしっかりと上げていないまま肛門嚢を押しても、
　肛門嚢は前方に押されるばかりで内容液は外に出てこない事に気づきました。
ウ○チは直腸の蠕動運動が活発になり、便意を催します。
たぶん　ウ○チが直腸内を移動する際の腹圧などで肛門嚢から分泌液が排出されると考える。

　肛門嚢絞りにポイントは尻尾ではなかろうかと…　こやぶんは思った。

ならば、ワンコがうッとお腹に力を入れている状態にすれば良い訳で…
尻尾をしっかり持ち上げることによって、同じような状態にならないかと考えた。

　分泌液が溜まれば―　嚢(ふくろ)は膨らむことは知っていたので、
つまみあげた状態が4時と8時の方向になるように、肛門の奥にあるモノを押し上げる感覚で・・・
　
　２度ほど臭汁排出に成功しました（ただ…　まぐれかなぁって気もする）。
　
　当面　福豆さんを練習台に、修練を致します！