自称美犬が台無しになった、福豆さん。

2012年01月16日 | パグの健康
福豆さんの誕生日は 夏真っ盛りの8月24日。

飼い主さんの任意で接種する混合ワクチンの目安の時期だったりもする。
だけど わんこの健康状態によっては 混合ワクチン接種が遅れる事も多々ある。


福豆さんも 諸事情により― 昨年の冬に接種した経緯がある。
誕生日から5ヶ月遅れの真冬のこの時期、 福豆さんは混合ワクチンを接種なんですよ。



混合ワクチンの接種=健康体が前提となりますか―
年末に泌尿器系の疾病で年始に投薬治療も終わったばかりの福豆さんの場合、
こやぶんのゴリ押しで尿検査をお願いし、福豆さんに健康状態を念入りに確認してもらうことに。



まずまずの結果(T院長先生曰く『phが少々気になる』とのこと)。
 ※phを調整する療養食する福豆さん… この療養食の難点はウ ○ちが硬くなる事。
  T院長先生によると、療養食は質の良いフードなので、
   最終的に消化・吸収されずにカスとして出てきてウンチの量に反映され―
   余計なものがない、コンパクトにまとめられて出てきやすいです=石の様に固いウ○チの原因

でも 豆さん達 あまりにも気張り過ぎるものですから、
T院長先生に了解をとった上で、 この頃 こはん+ 少々 茹でた野菜の食事。
だから 付け合せの野菜の影響で phの数値は酸性の傾向を気にされている訳で― 。

ちなみに、ビリルビン『+』ですが…
でんぷんや食物繊維の多い食生活=酸性になり、ビリルビンは黄色くなる(ウ○チの色も黄色っぽく)
肉の多い食生活=腸内はアルカリ性で、ビリルビンは黒ずんだ茶褐色(ウ○チに反映され黒っぽく)

福豆さん 先日 ジャガイモと白菜の茹でたモノを付け合わせで 食べていたのでねぇ~。


体温を計って、T院長先生の聴診&触診を受けて
とにもかくにも 混合ワクチンを接種できると、T院長先生の判断で… 



シニア世代になった福豆さん、昨年までは8種ワクチンを接種していましたが、
ワクチン接種の負担を減らす意味で― 今年からは犬コロナウイルスを除く7種混合ワクチンに変更。
 ※犬コロナウイルス感染症(コロナウイルス性腸炎) 成犬は軽度の胃腸炎ですむことが多い。

ワクチン接種にはリスクがつきもの。
獣医さんの予定を確認して、午前中に接種するのが基本と、ネットで書かれている。
そして、接種後丸一日は 誰かの目がある場所で 静かに過ごさせるようにと獣医さんは言うけれど、
万が一 接種後にアナフラキシーなどの副作用が発生した場合の保険の為に、
獣医さんが終日いる日を狙うのが、一番大切だと こやぶんは思う。  




普通に昼ごはん&夜ごはんを食べて、トレイの為 ご近所を軽く散歩をした以外、





ひたすら寝ていた福豆さんの ワクチン接種後から… 9時間弱。




福豆さん 目の周りが腫れて… 顔が変わっています。 なぜだ!

こやぶん母曰く 普段と変わらず膝の上で 福豆さん ぐ~たら寝ておりまして、
息が荒いや、やたら痒がっているなどの異変は全くわからなかったらしい…。

写真がブレておりますが、こやぶん自身は さほど焦っておりませんよ(たぶん)



初めて使用した7種ワクチンの副作用も考えられるので、T動物病院に電話する― こやぶん。

留守電にメッセージを残して、
福豆さんの口をコジ開け血色の状態を確認する(血の気がなかったら… 一大事)



でも 写真を撮る余裕があるぐらいですので… 皆さん 気をもまないでくださいね。

俗にいう ムーンフェイス状態の福豆さんに注意すべきは、顔を掻かせないことだけ。
万が一 目にキズが入ったら 最悪ですからね。
ちなみに、アナフラキシーで気管が腫れるとマジ狂しい(こやぶん体験済み)、
しかも 遅発性でも食後3時間以内に運動するなどの条件が揃わないと発症しないしね。

福豆さんを見たところ、目の廻りの腫れ以外は腫れたカンジがないので―
とりあえず T院長先生の連絡待ち状態で、手持無沙汰だった。

15分後ぐらい T院長先生も外出先から連絡して頂いた(申し訳ないですな)

福豆さんの症状『目の周りがバンバン腫れてる』症状を説明し、
呼吸が荒くもないし、口腔内も血色があることから、明日の朝一番に診せることとして―
こやぶん 電話口でもゴリ押しで
黒豆さんの用の常備薬ステロイドの錠剤(プレドニン5mg)を服用することを了解をもらいました。

ちなみに 呼吸が荒いなどの異変がおきたら― 
即座に南京都夜間動物診療所に駆け込むように指示。

ステロイドの錠剤を服用後 しばらく経った福豆さん。



カメラマンは こやぶん姉です。



ピントが合ってますね。

ワクチン接種における遅発性のアレルギーなのかは判断はできませんが、
ステロイドの効果なのか… 翌日には 目の腫れが引いた状態となりました。

翌日 T動物病院に 念の為 福豆さんを診察してもらったけど、
アレルギーの症状は消失してしまっていたので― 心配は不要です。

ただ アレルギーの症状は初回よりも2回目に発生するので、
今回接種したワクチンのアジュバントと福豆さんの相性が合わなかったのか?
色々なギモンが渦巻きますが― 当面は 狂犬病の予防接種を何時にするかが問題かも?
 ※絶対 T院長先生が在宅する日を確認せねば・・・ と思う、こやぶん。



アレルギーの症状に遭遇したら― 誰でも焦ってしまう。

まずは 落ち着いて、症状を確認して 獣医さんに知らせる事が大切。


ましてや ステロイドなどを薬剤を勝手に飲ませるのも危険です。
 ※気管は腫れていると誤嚥してしまう危険があります、注意して下さい。

とにも かくにも・・・

必ず 獣医師の指示に従って 適切な処置をお願いします。



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2 コメント

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Unknown (はーちゃん)
2012-01-17 16:28:15
うわー大変でしたね(T_T)
まさか9時間も経過してからこんな症状があらわれるとは・・・
大事にいたらなくてほんとによかったです。

これまた大変勉強になりましたφ(..)メモ

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はーちゃんさんへ (飯使い こやぶん)
2012-01-19 12:03:07
こやぶん自身は 食後の蕁麻疹などアレルギー症状が発生するので、
こやぶん自身であれば慣れで対応できますけど、

豆さん達では初めてだったので― 『ぎょぇ~』ですよ。

ワクチンは 朝一接種が必須だと、つくづく実感しましたよ。
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