mamataro's eyes

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じだチャンの日々

2009年04月22日 23時00分57秒 | 📺ウォッチング
「テレビがつまらない。」と日々よく聞かれるが、ままたろうはわりとつまっているほうかもしれない。ただ、むかしのようにダラ見はしなくなり(それはネットサーフィンに移行)、だいたい決まった番組を録画して見たいときに見るようになった(つまらなかった場合は飛ばして見れるし、時間の節約にもなるから)。たまに目当ての番組がない日は、録画しておいたスカパーの時代劇専門チャンネルの番組をまとめて見ている。じだチャンではいま、故・大川橋蔵さん主演の『銭形平次』、全888話中からピックアップした18人のゲストで綴る傑作選を放送中。

時代劇専門チャンネル『銭形平次』サイト http://www.jidaigeki.com/special/0904_3/

映画・舞台・テレビドラマ…、さまざまな名優に演じられた平次だが、平次といえばやっぱり大川橋蔵さん。橋蔵さんシリーズは、わたしが生まれる前の1966(昭和41)年5月4日からまだ伊豆で暮らしていた1984(昭和59)年4月4日まで放送されていた。毎週水曜日の夜8時は8チャンネル(フジテレビ系)で銭形平次。毎週月曜日の夜8時は6チャンネル(TBS系)で水戸黄門(主演:故・東野英治郎さんシリーズ)と同じく家中で長年見続けていた時代劇である。
子供だったので内容までは記憶していないが、キャラ立ちした脇役の面々まではっきり覚えている。そして…何よりも橋蔵さんの類まれなる美貌を。今も昔もドラマ中8割は平次(の特に顔)に酔っているのだ。平次を演じている役者ではなく、橋蔵さんは平次そのものだった。いつしか平次は理想の男性像になっていったといっても過言ではない。美しい・色気がある・頭脳明晰・強い・情が厚い・愛妻家…etc.(お金はあんまり持ってないみたいだが)。男も惚れるいい男、まるで非の打ちどころがない。後年、1967(昭和42)年の映画版を見て岡っ引になる前は“やんちゃ”だったことを知ってますます。若い頃ちょっと悪かった男ってなんか“アソビ(余裕)”があるもんね~。
だけども物心つくまえから毎週毎週完全無欠な色男を見て育ったのが運のツキ。この世の中に平次みたいに何拍子も揃った輩なんているわけなかった。なぜって平次は創作上の人物だから…と思っていたら、ちゃんとモデルがいて、なんと原作者である野村胡堂その人。となれば、恋女房のお静は胡堂の妻・ハナなのだそうだ。へ~。
それにしても、大人になってよもや大川(隅田川)に架かる橋の近くに住むことになろうとは…、夢にも思わなかった、あの頃。
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