mamataro's eyes

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愛あるケンカ?! &『華の王』

2009年04月01日 23時41分30秒 | 【鎌倉・逗子・金沢文庫・横浜】鎌倉検定と散策
先月終了したNHK『その時歴史が動いた』の後継番組、『歴史秘話ヒストリア』が始まった。記念すべき第1回目は「愛あるケンカ武士の世をひらく~北条政子・源頼朝 夫婦の革命」。大半は知ってる内容だったのでさほど新鮮味はなかった。頼朝が政子をどう思っていたか、などなど、歴史の真実(ほんとう)のことがわかったらおもしろいのに…。古い時代のことって、想像でしか語れないところが。それでも…鎌倉に移った後、頼朝が伊豆から愛妾として呼び寄せて逢ってた亀の前(かめのまえ)への気持は…。このことが原因で政子と派手な大喧嘩をしても関係を続けていたんだから、亀ちゃんのことを相当気に入っていたことは確かだろう…。それと、頼朝夫婦の喧嘩を丸く納めようと苦心していた御家人たちの想いを初めて知った(単に夫婦喧嘩に巻き込まれることを迷惑だと思っていた、のではなかった)。自分たちと同じ東国武士の娘が正妻として頼朝に寄り添っていることに意味があったのだった。
以前、熱海の伊豆山(いずさん)神社へ行った際、政子の髪を縫い込んだ曼荼羅が“複製品”で。映像でも本物が見れて良かった。血液型鑑定したら、OかBだったんじゃなかったっけ。それはちょっと納得かも…。あと、政子の父・時政ってBかな、と思った。頼朝に「心の勢い」を見出して乗っかったフィーリング派。一方、娘・八重姫との仲を引き裂いた常識派の伊東祐親(すけちか)はA。以上、独断と偏見で。

NHK大河ドラマ『草燃える』で時政役をやった金田龍之介さん、昨日3月31日に永眠。享年80。わたしの中では時政のイメージは永遠に金田さんである。名バイプレイヤーに合掌。

 ▼少し前に読んだ市川ジュンさんの漫画『華の王』とは、ズバリ北条政子ちゃんのこと。とっても素敵に描かれてる。すごい、なんでこんなの描けるんだろう…。



いずれにしても、頼朝は落馬(通説)で死んであっさりいなくなる。死因も諸説あるけど、真実は何だったんだろう…。吾妻鏡がその部分書かなかったなんて…、都合が悪いから破棄された説に賛成。頼朝が夜這い中に怪しいヤツだと誤って斬り捨てられたっていう歌舞伎の『頼朝の死』だけは

話、元に戻って『歴史秘話ヒストリア』の第2回目は「上杉謙信」と。謙信も鎌倉に関係があったなんて、鎌倉検定を受けるまで全然知らなかった。昨日訪れた大船の「久成寺(くじょうじ)」には、謙信のご先祖様・長尾定景(ながおさだかげ)一族のお墓があった。頼朝&政子の次男・実朝(さねとも)を暗殺した公暁(くぎょう)。定景はその公暁殺害を命じられた男。公暁は頼朝&政子の孫〔長男・頼家(よりいえ)の子〕…歴史はどこまでも連鎖していく人間ドラマ
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