
下山後、そう遠くない横川渓谷へ寄ってみる事に致しました
ここは辰野の米どころ横川集落、蔵を併設する家が多い落ち着いた集落でした

横川ダムを過ぎれば、間もなくして蛇石キャンプ場です
入口に巨大なトチノキが有りました(目通り幹4・13メートル、樹高約30m)
その昔、この谷にはトチノキが多く自生している為
良質な椀や盆を作る木地師が移り住んだと言われています
近くに木地師の墓が有る事を撮影に来ていた男性が教えて下さいました

さて、蛇石とはどんな物なのでしょう
案内板に従い沢へと下ります


躓いたら沢に転落・・・慎重に

これが蛇石ですか! なるほど大蛇が沢岸で体を横たえている様に見えます



ウットリしてしまう水の色です




水中の蛇は千変万化する水の流れの中でまるで蠢いているかの様
単独のカメラマンは長靴でズカズカと水の中に入り蛇を追います
水に浸かれない私は、ただ恨めしく眺めるのみでした




歩いてみるものですね
辰野へ来なければ・・日帰りしてしまえば・・出会えなかった景勝地です
此処には沢沿いを歩いて8キロ(?)先に「三級の滝」が有るのですが
今日はそこまで足を延ばす時間は残念ながら有りません
木々の様子からして秋の紅葉も良さそうなので焦点を滝に絞って
その時期にまた訪れても良いかもしれません

本日は「辰野パークホテル」に旅装を解きます

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山の多い群馬ですが、あれほど凄い流れを持つ川を私は未だ見た事がございません。
寄って本当に良かったです。
そうですか、秋の渓谷、お薦めですか!
周囲を見渡しながら“秋はさぞかしだろうね”と話していたのです。
あの辺りは10月頃でしょうか。楽しみが出来ました。
ありがとうございます。
水量豊富な横川川、お写真見てるだけで気持ちよくなってきます。
川の音も聞こえてきそうです。
秋の紅葉時期は特におすすめです! 三級の滝までトレッキングする人は
そう多くないので静かな渓谷散策と紅葉&黄葉見物ができます♪。
此処は殆ど落葉樹ばかりですので紅葉は息を飲むほど素晴らしいのではないかと思いながら周辺を見渡しておりました。
この日は私達を含めて3人だけでしたが秋の土日ともなれば紅葉狩りと蛇石見物で、かなり込み合う事でしょう。1時間ばかり上流には滝も有りますしね。
ただ、道が狭くガードレールの無い所も在りましたので擦れ違いに神経を使ってしまいますね。
今回も下山後、一泊しなかったら永久に知らないままの渓谷だったと思います。
Blueさん、太公望の血が騒ぎ始めておりませんか?此処は水の流れの激しい所ですが、ほんの少し上流は比較的、穏やかな流れでした。
「釣りも出来」と紹介されておりましたよ。
日帰りを一泊に・・・一泊を二泊に・・・そうする事によって今まで見えていなかった物が見えて来ると言う利点も有るのだと言う事に気付く様にもなりました。
旅で偶然、見つけた物が感動出来るもので有れば山と共にコクのある思い出として残りますものね。
私の様に歳をとったら「楽しい」を感じる為の「ゆとり」は絶対条件です。
山中にはトチノキが自生するため多くの木地師が移り住んでいたと言う事は撮影に来ていた男性が教えて下さいました。
旅に出たら、あちこちフラフラしてみるものですね。下山後ホテルに直行していたら天然記念物である蛇石の存在すら知る事も無かったでしょうから何だか得をした様な気分です。
一寸、洒落たホテルですが、この辺りにホテルは少なく見つけたホテルが「たつのパークホテル」でした。公共のホテルですので安価で宿泊できました。
>なるほど大蛇が沢岸で体を横たえている様に見えます
>水中の蛇は千変万化する水の流れの中でまるで・・
沢岸なのか 水中なのか・・??
写真拝見しても
残念(自分の能力では)大蛇を発見できません
実際に目の前にしたら
きっと 大蛇が確認できることでしょう
すごい
渓流は 迫力満点で見ごたえありました
とても 魅力的な渓谷ですね
確かに 紅葉のシーズンは素晴らしいことでしょうね
浸食により硬い石が残ったとのことですが、それも納得です。
古い地質に、地球の神秘性を感じます。
2泊の余裕をもった山旅、お手本にしたいと思います。
50代の頃は 時間が無くて 深夜に出発、20時、21時帰宅、日帰り山行なんての 平気でやっていましたが いまは とても無理、
ゆっくり出発、途中泊、ゆっくり帰宅、無理の無い山行、心掛けたいものですね。
今回もまた 参考になる情報をたくさんいただき 有難うございました。
辰野といえば蛍で有名なところと聞きますが、かつては木地師の住む町でもあったのですね。
横川川は奔流岩をかむと表現したら良いのでしょうか、勢いのある川のようです。
蛇石、言い得て妙です。まさに大蛇そのものですね。
川の流れとマッチして素晴らしい景観を作り出しています。
蛇石のでき方と断面の様子などは、ブラタモリの解説を見ているような気がします。(^O^)
この夜のお宿となった辰野パークホテル。欧風というのでしょうか、なかなかの佇まいですね。