続き
無事、第四石門に戻って参りました
ちょうど昼時、「日暮しの景」の向こうに覗く群馬百名山の鹿岳(かなだけ→岩山)を
懐かしく望みながら持ち寄ったお料理を囲み昼食タイムと致します
さて、そろそろと腰を上げようとした時
「ちょっと待って」と岩の魅力を知ったKとRが石門に取りつきました
しかし取り付き点から3mほど上はオーバーハング
フリークライムで登れるのは其処までです
中の岳神社に戻った時、私は神社の裏手に轟岩が有る事を思い出しました
登ったのはもう随分、前の事ですので記憶も曖昧です
轟岩までは一見、登りやすそうに見えますが実際はザラ石で足がかりが無く
手掛かりとしたい頼みの岩は掴むとポロッと落ちてしまいますので
余程しっかりした岩でないと体重を掛ける事が出来ません
そんな記憶もスッカリ薄れてしまっていました
取り敢えず稜線に出て轟岩への細い窪みを慎重に登ります
「何だ?これは?」
見上げれば、もうハシゴに取りついているでは有りませんか
また行っちゃったかよと思いながら今回、私は岩の基部で待つ事にしました
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①
②
①②の写真は以前、私が登った時のものですが、この時には梯子が設置されてなく
たった一本の鎖が垂れていただけだった気がします
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今日は予想外のハードな山行になってしまいましたが取り敢えず無事に下山
中の岳神社の急な階段を下り駐車場に戻り
峰々を仰げば屹立する轟岩が何も言わず見下ろしていたのでした
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