たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

ある秋の一日

2011年11月25日 | 日記





関東平野が目覚めました

纏わりついた霧が少しずつ上昇を始め

モミジや山茶花が束の間のオシャレを楽しんでいます



傍らでは そんなモミジ達を横目で見ながら

傷つき~汚れ~た~私~で~も~~~」と歌う原種山茶花の何という意地らしさ





コスモスが空を見上げ・・「あれは?天女の羽衣?もしかして天女降臨?」と騒ぎ立てます

そして・・その天女とは・・もしかして・・傷ついた山茶花・・だったのでしょうか

「外見では有りませんよ、さあ、胸を張って」

そんなコスモス達の声が聞こえてきそうな・・・







秋の日はつるべ落とし

陽は西に傾き空を仄かに紅に染めます

主が蔓を誘引しそして間引き、大切に大切に育てたツタが恩返しか茶室へと続く石段を優しく照らしていました

仕事を終えた主はその灯りに導かれる様に引き戸に手を掛けるのでした



コメント (6)
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