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お母さんから教わった我慢を子どもは生きようとする
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拒食症の本を読み、カウンセリングに通い…と一生懸命な母親の姿を見て、娘のリサさんは嬉しかったに違いない。小さい頃からなかなか振り向いてくれなかったお母さんが、自分の方を見ようとしている。
由紀子さんは二年かかってこの作業をこなした。だからこそ、リサさんももう病気を「止めた」のであろう。
しかし、母親が後悔する段階は、摂食障害の回復過程からいえば、まだ道半ばである。
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