『カラスも食べぬ、渋柿なのかな』
戦後75年以上もたつというのに未だ日本は米国の占領下にあるようだ。
先日のオスプレー墜落事故でも日本に調査権はない。人命探索や救助の手伝いだけであった。
あの危険なヘリは、原因が究明されるまで飛行停止してくれという地元の要望にも進駐軍は
全く聞く耳を持たない。何と救助に3機のオスプレーが飛来したという。大分経ってやっと,
あの機体の危険性をやっと認識したのだろうが、さすがに世界中でオスプレ-の飛行を一時禁止した。
これなど米国の占領国への見下した傲慢極まる態度である。
府中だっただろうか、基地からの有害消火液(発がん性の)が漏れたり地下水に流れ込んだりして
住民に健康被害が出ているのに、米軍はサンプルの提出を拒んでいるそうだ。こんなひどい話がある
だろうか。政府は何をしているのだろうか。
地位協定とかいろいろ法律があるのだろうが、ちょっと理解できない。日本と同様な立場にあるドイツ
ではもっと強い立場で、ほぼ対等の位置で交渉しているという。これは民族の違いの所為なのだろうか。
米国の核の傘に守られているから仕方がないというが、それなら一度傘から出てみればいい。
確固とした独立した身分相応の防衛力で良いじゃないか。
子供のころ、小学校の給食で(食糧難の時代だった)アメリカ軍の援助物資で,あの脱脂粉乳の粉を水で
溶いた不味い不味いミルクを毎週有難く飲んだ感謝の気持ちは忘れてはいない。
しかし75年以上も経ったのだ。もう忘れても良いのではなかろうか。