「富士山の不気味な夕暮れ」
高橋 カレンさん 撮影
朝からどんよりで肌寒く午後からは雨になるという。折角の日曜日なのにとは思うが、
行楽の人出を考えると多少は抑制されるのかも知れない。
やはりこんな日は心が晴れず、散歩するでも出掛ける予定でもないのに、私まで一寸
メランコリーな気分になるから不思議なものだ。
政治や社会のことに無関心でなく大いに怒れ!そうした声なき声がやがて大きなうねり
になると言うが、私のはそんな大それた事でなく何となくイライラする(天気の勢か、
低気圧が来ているのか)気分を発散しているだけであり、強いて言うならば、知らず
知らずに頭への刺激を求めているのかも知れない。
何に腹を立てたかは、いちいち挙げるのも切りがないが地球温暖化による、パキスタンの
洪水による低層階級の人々の悲惨な状態、北朝鮮のICBMのEEZ内への落下、国内では
統一協会の寄付、養子縁組730人とかコロナ新規感染者が1万人等だ。
北のミサイルには、政府はいつものセリフ「断じて許せない行為で強く抗議を致します」と
言うばかりで何もない。
寺田総務相の金銭がらみの選挙違反でそれが暴露されても見苦しい言い訳、揚げ句は自分の
身体は自分が判断することだと強弁している。日本人のインテリ層はいつからあんな感覚の
人間になってしまったのか。
物価と賃金も、(19年と21年比較)賃金は韓国が3倍、米国が2,3倍、日本は0,9倍それに
対する物価は韓国1,8倍、米国は1,08倍、それに対して日本の物価は1,04倍だという。
これはアベノミクスの失敗、麻生財務大臣をはじめ歴代の財務官僚の無能無策、黒田日銀総裁
の能力への不安などと、困惑と不安、怒りを覚える。
世の老人達を元気にさせるために、わざと怒らせているとは思えないし情けないことだ。