『 遠藤さんのハイビスカス 』
遠藤 崇昭さん 撮影
飛躍的に寿命が延びて、90代はもちろん100才超えが珍しくなくなってきたという。
82才の男性の平均健康寿命をやっとの事で超えて、もう気息奄々の私などには遥か遠い
夢の話である。
100才越えの人達を調査したという報告あった。それによると4分の1は遺伝によると
いう。残りは生活環境によるものだという。
その意味では、私の両親は脳溢血、心筋梗塞そして子宮や大腸ガン、兄が脳出血といずれも
早死でありこの4分の1には頼れない。いささか絶望的である。
そして次の頼りが4分の3の要素である生活環境である。その身体検査、生活調査によると
次のようになるという。その人達の特長を挙げると
- (1)体内の循環系が強い(心臓、腎臓、血管等)
- (2)肉が好き(血中アルブミンを高く)、そのために歯が丈夫である
- (3)青魚が好きで(EPA、DHA)を摂っている
- (4)足が衰えていない(1日30分の歩きを週に2回はしている)
- (5)年齢に対応した生活をしている(例、ゴルフ→ゲートボール→その場体操→
- 足踏み へと変化)
- (6)規則正しい生活をしている
- (7)社交性があって友人が居て、優しい周りの人に囲まれ、若い友人も居る
- (8)本人の性格では、やさしく親切な人が多い。
という結果が報告された。こうした生活をしている人が長生き傾向だという。
これを自分に当てはめてみると、遺伝の4分の1は絶望的で、そしてこの生活態度とは私は真逆の
部分が多い。これも頼りにならない。
もはや、奇跡を信じるか、唯一頼りは良い友人知人が居ること、周りのやさしくて若く良き友人で
あるピンポン仲間に賭けてみるしかないようだ。