まこちゃん日記2

まこちゃんのピンポン日記です。

12月15日(火) 老人訓よりー1 年をとったら人を好きになれ!

2020-12-15 14:39:00 | 日記

 

        『 黄色の山道 』 瑞がき山

           森川 雅昭さん 撮影

  今日は12人で練習する。そろそろ暮れも押し迫り皆さんお忙しい

  だろうが、このピンポンの出席率はきわめて良いのが嬉しい。

  これが気分転換やら、運動にもなって、知らず知らずに心身への刺激に

  もなって皆の健康維持や老化の防止に役立つのだろうと信じている。

  さて今日から大晦日まではコロナの事は書かない事にしたのだから、

  気になる世間の情勢を横目にしながらも、目をつむり何か別な事を

  書いてみよう。

  先のゴーン氏のことでも、竹島、香港、台湾や南海の海などに関する

  中国外務省広報官の話しぶり、アメリカ大統領選での罵り合い等でも

 示される通り、人と人、国と国という別人格の両者は、立場、思想、

 信条、性格、常識、境遇、価値観が違うのだから、両者の意見の食い

 違い、誤解は、いつも全て己の側が正しくて、相手の言い分には聞く

 耳を持たずで、ただひたすら相手に対する嫌悪感を深めるだけなのだろう。

 国と国ではそこへ大きな利害、利権、国の面子や野望がかかっているの

 だから、この絡んだ糸は容易には解く事は出来ないだろう。

 これほど大きな事ではなくても、我々の身近な日常生活での人間関係でも、

 昔の現役時代から嫌と言うほど、様々な行き違い、誤解、憶測等による

 人間同士の齟齬のケースを見たり聞いたり体験したりしてきたものだ。

 人間は哀れなことに、いつも自分が善であり正義であると思いたがる

 生き物だという。生来の性格、環境によって作られた気質や自分の人生観、

 学問、知識、体験などによって、自分独特の考えや自分の判断基準が形成

 される。

 だから人とは様々な行き違いや誤解が生じ、それによって反目したり好きや

 嫌いや、相手に対して気分を悪くしたりの感情の発生は当然なのだろう。

 しかし年をとると言うことで良いことも幾つかあるが、その一つにそうした

 感情の揺れが昔に比べてきわめて弱く少なくなっていることである。

 そして二つ目の忘れっぽくなることがあるが、その二つが少々の時間の助けを

 借りて、そんな感情を和らげてくれるものだ

 これを時には、老成と言ったり悟りと言ったり、又ある時は無気力とか呆けとも

 言ったりするけれど、それで良いのかも知れない。

 こんな現象を利用して、人を嫌うや恨むだとか、羨む、妬むなどのマイナス要因を

 卒業出来れば、いやでも笑顔になっていつの間にか人を好きになっており、人を好き

 になれば、それは同時に人から好かれてもいるかも知れない。

 人を嫌うより好いた方がどんなに楽しいことか!

 

コメント
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