怒涛の・・・でも、心温まる旅行から戻ってきました。
たった2日間だったけど、あまりにも濃密で・・・またお世話になった人たちも多くて・・・
どうやってまとめよう~~(>_<)!!
えーっと。
計画を立て始めたのは、まだアメリカに居る頃にさかのぼります。
帰国して、「ただいま」を言いたかったのは、東京の友達や実家だけではなく、
鳥取の師匠をはじめとする友達や酒蔵さんにも顔を見せたかったくて。
引越しの日程が固まって、帰国後や新居に移り住む予定がだいたい把握できると、
「行けそうな日があるじゃん!」 と、針の穴を通すようなスケジュール組み立ての行動開始!
さらに。
いつもの鳥取だけではなく、未だ降り立ったことのない 広島 にも行ってみたくて、
今回、鳥取の師匠以外に連絡を取ったのは、広島県は 三原の酒屋 さん。
すると、もうスンバラシイ旅行計画が練り上げられ、すっかりお世話になってしまうことに。
今回は、その三原の酒屋さんの計画と車の運転がなかったら、こんなに巡れなかったかもしれない。
本当にありがとうございます(>_<)!!
そんなワケで、車で連れていってもらい、最初に向かったのは 広島県は竹原市 。
といえば、分かりやすい?!
ずっとずっとずーっと行きたかったところといえば。 竹鶴酒造!!
(あ!ガラスに、娘っ子相棒が写っちゃった(笑)。今回も付き合ってくれて、ありがとう(>_<)!!)
もう家に常備は欠かせない日本酒(ウイスキーじゃないよ) 竹鶴 なのに、
酒蔵さんに伺うのは初めてだったりする。
竹鶴酒造のある辺りは、歴史的建造物の保護区域で、町並みがとっても素敵。
酒蔵の入り口すぐには、資料館なんかも、きちっとされてる。
「酒米ってなんだろう?」 なんて、小学3年生の子の研究力作が。
ん・・・??「石川」くん?竹鶴酒造の杜氏さん 石川杜氏 のお子さんなのかなぁ。
子供ならではのまとめ方で、わかりやす~い。
ここで腰を落ち着けていると、専務と石川杜氏が登場!&ご挨拶。
石川杜氏の作務衣姿だぁ~~。
東京での私服でしかお会いしなかったかったから、きりっとした“蔵人姿”が、とっても新鮮!
とはいえ造りにとっても忙しそうなので (ホント、こんな多忙時期に伺ってゴメンナサイ(汗))
蔵の中を案内してくださるのは専務。
さて。
お酒造りで、とって~~~も大事な事って何だろう。
もちろん全部大事だと思うんだけど、やっぱり何事も同じ、最初が肝心だよなぁ。
ってワケで、それは お米を蒸すこと。
なんてったって、純米酒の原料は米と麹だけなんだもん、
その原料となる蒸したお米がしっかりしてなきゃ、だよなぁ。
なので、お米を蒸す釜である甑(こしき)も重要な道具。
最近、この甑にカバーをかけて保温性(だったかな)を持たせたら、ぐぐっと蒸しが良くなったとか♪
もろみ部屋へもれっつごー。
ここでも専務の話に、目からウロコな話がいっぱい!
このタンクの中では、いろ~~んなもやしもんが、ぼこぼこ!と蠢いていて、発熱しているのだ。
その熱を抑えるために、通常は冷却ホースで、タンクの外から冷やしてあげるワケだけど
(黄緑色のタンクの白く巻いてあるところ)
「左の緑色の小さいタンクには、冷却ホースは使う必要ないんです。」 という話に、なぜ?!?!
専務のこたえ。突然 「アメリカ人って体がでかいでしょ?」
は、、はい?!いや、うん、たしかに。
「彼らの先祖はもともと 寒いところにいたから、体が大きく変化した、と。
逆に、暑い場所に居る人たちといえば、小さいでしょ。」
おお!そうだ。
自分が実際に見て知ってるペルー人やメキシコ人、彼らは確かにちっちゃい。日本人より小さい気が。
要するに。
ちっちゃい人たちは、体が暑くなっても、自分で放冷して体温が調整できる体面積。
おっきい人たちは、寒い地で、保温するため、体がデカい。
(真冬でも短パンTシャツとかのアメリカ人って居たし・・・・)
=ちっちゃいタンクは、自分で放冷できちゃう。
=おっきいタンクは、逆に保温しちゃうから、冷却ホースが必要。
わっかりやす~~い!!
・・・とはいえ、その「欧米人がデカイ説」が本当かどうかはワカラナイのであしからず(汗)。
あくまで、専務の分かりやすい竹鶴タンク講座ってことで~。
しっかし、それにしても。
それ以外にも、ココには書けない(笑)、おもしろ~~い話が止まりません。
特に酵母。
「ふ~~うむ。なるほどな~~。」さすが竹鶴酒造、女子な娘っ子2人にもエロスな話が出たりして。
酒母の部屋にもおじゃまします。
今年から 八反錦 を使ってみたのというのだけど、とっても良い感じだとか♪
とはいえ、この酒母で造られた竹鶴が市場に出てくるのは、まだまだ先なんだろうな。
と、その部屋には、きれいに洗われた 半切り桶 が。
これかぁ!
ココから、自分も大好きな 竹鶴 生もと が生まれてくるんだなぁ。。。
そう思って見ると、じ~~ん・・・と感慨深くなってしまう。
しかも、木のものを見るのは初めてだったりする。。。
毎年、長持ち効果や防腐のために柿渋を塗っていることもあって、すんごい年季!
最後には、仕込み水の井戸 へ。
比較的最近掘った井戸なんですね~~、なんて言っていたら、
もっと浅い井戸はあるのだけど、最近は土壌の汚物汚染などもあって、もう使えないんだとか。
ここ竹原だけじゃなくて、日本全体的にそうらしい。。。
なので、一度岩盤に当たってからそれをブチやぶり、さらに深い層から引き上げているのが、この井戸。
こうして、予定していた2時間が、あっという間に過ぎた。
たった5人の蔵人さんたちが、慌しく仕事しているそばを案内されていると、
本当に、お酒に対して真剣な蔵での緊張感というか、一生懸命さが伝わってきて。
今までも、十分美味しくいただいていたのだけど、
これからは、竹鶴酒造のある風景、蔵人さんたちの様子、こんなところで造られてるんだなぁ・・・って
いろいろ目に浮かんで、また一層美味しく飲めそうです。
お忙しいところ、、、専務はじめ、蔵人さん方々・・・
ありがとうございました!!
(旅行記は、続きます)
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ついに竹鶴さんにも訪問されたんですね。
しっかし、体がでかいせつは…わからなくもないけど北海道人って寒いけどあまり体大きくないような(笑)
身体がでかい説は、文中にも書いたとおり、
裏はまったくなく(笑)。
聞き流してください~~。
でも、確かに、「日本の中で」見ると、そんな違いはないかもしれませんが、
「世界的」に見ると、寒い場所の人間、たとえばロシア人と、
暑い場所の人間、たとえばメキシコ人と、
見ると、ずいぶん大きさは違うと思います。
21日の土曜日に、自分も酒蔵のイベントで竹原に行っていました。
「竹鶴」にも寄って、きき酒をさせていただきました。残念ながら、まき子さんとはお会いできませんでしたね。
そんな~。
大きい方ですが、身を引いてしまうなんて。(笑)
私はなかったですが、でも見た目と違って(って言ったら、また突っ込まれそう)
とっても心優しい方でした♪
それにしても21日もイベントなんかがあったのですね!
知らなかった~~。
ちなみに私たちは11時には発ってしまいました。
たった2時間でしたが、本当に楽しかったです。
一年をすごしているなぁとおもえば
日本にもどってきてすぐに
ぐるぐるまわっているし
ずるいいぃー
おいらも旅したいいいぃ
きちんときれいに並んでいるのを見ると、
「ルン」と言う気持ちと、「凛」と言う気持ちになります。
(続きが楽しみ~)
車移動だったのかな?!
あそこらへんってスキー場とかもあるよね。
道は大丈夫だったのかな?
大魔神殿もお元気そうで何よりです。
タンクの話は納得だが、人の方は私も異論あり! 笑い
それはさておき、あの方のご案内だともう一軒の方かと思ったら…
やっぱそっちへ行ったのね。
二時間じゃ足りないでしょ?(笑)
もう1方・・行かない。
まぁ、煮酒さんを通してもらったから。
それに本人達たっての希望もあったみたいで。
オイラはアッシーです。
このあたり界隈の道はどこへでも、かなり最短距離を・・
帰国したらしたで日本を堪能しておりますー。
でも、ぐるぐる回りは2月いっぱいまででーす。
あとは一生懸命働かなければ!