今年の正月は、自分の実家には帰省する時間がなかったので、3連休を使って帰ることに。
去年の夏ぶりかぁ。
それにしても。
高速道路使えば、東京から岐阜の実家まで1,000円って、ありがた過ぎっ。
ガソリン代が高いとはいえ往復で10,000円もかからないし、
2人だし、帰りはお米やらミカンやら食材をどっちゃり乗せて帰れることを考えたら、安いもんだよなぁ。
でも、出発の朝は早く起きないとね。
今回は雪の心配もあったので4時くらいに起きて出発。で、大正解。
大雪の中を走りつつも、積もる前だったので渋滞もほとんどなく、お昼前に到着!
たっだいまーーー!!
我が家のワンコ♪
最近、会うたびに年を取って行く・・・もう12歳、人間の齢で64歳かぁ。
でも、ジジババとお母さんを元気付けるために、まだまだ長生きしてよっ!
さて。
実家に帰ったら行きたいところ、それは
小左衛門 を醸す蔵元、ご近所の 中島醸造 さん。
だけど、今回は社長が不在とのことだし、数少ない蔵人さんは粛々と仕込みに忙しい時なので、
今回は、小左衛門が置いてある、多治見の酒屋 吉田屋 さん(HP)へ。
土岐から多治見に行く国道19号沿いにある、アクセスも便利な酒屋さんなのだ。
(しかし、この時が一番雪がすごかった!)
純米酒 6号酵母 美濃瑞浪錦 と 特別純米 信濃美山錦 の2本をGET。
そして、ランチも多治見で食べていこっか!と言う事で、
この辺りでおいしそうなお蕎麦屋さんを探してみると、口コミで評判の良さそうなお店が、
本町オリベストリート にあるという。
「オリベ」とは「織部焼き」の「織部」に違いない。
自分のジジババも、若かりし頃は陶器を作っていたのだけど、
この美濃地区は昔から陶器の商売が盛んだった場所であり、織部焼きの発祥の地だったりする。
そんな歴史を守ろうという、蔵造りや黒壁の通りの一角にある、人気のお蕎麦屋さんが
そば処 井ざわ さん。
実は、この「井ざわ」、イトコの家近くの交差点に、昔から大きな看板があるのを知ってたのだけど、
どうも “田舎に大きな看板を出してるお店はロクな店じゃない” という先入観があり、
全く興味がなかったのだ。
が・・・来てみて一番に思ったことは・・・
「“田舎”だなんて侮っててごめんなさい。」
130年余りも昔からあるという由緒ある古民家を改築した店内は、
年季のある梁や古時計を生かしつつ、間接照明の効いた、モダンな雰囲気に。
我々は、テーブル席を陣取ったのだけど、夜に飲みに来るならカウンターだなぁ。
そのカウンターに並んでいるのは焼酎。
日本酒は、下の写真にある、中央の木の扉(向かってお兄さんの左側)の中にある。
その木の扉を開けると、その中に冷蔵庫がある、という凝った造り。
肝心の日本酒は、全国から満遍なく、基本的に冷たいものが集まっている感じで、
「県」と「銘柄」が3ページくらいに渡ってメニューに書かれている。
例えば、
愛知 醸し人九平次
岐阜 三千盛
といった具合。
その中に、鳥取 は 鷹勇 が置いてあるのはビックリした~~~。
相方が居なければ、鷹勇でチビチビやりたかったけど、今回は、サクっと食べるつもり。
メニューを見ると、“お昼だけの特別献立” がとってもお得みたい。
天丼や穴子天丼、親子丼、豚生姜丼、どて丼、蕎麦米とろろ、牛蒡飯鶏そぼろ丼、鶏の照り焼き丼・・・
といった丼もの+お蕎麦 で 1050円 とな。
周囲のお客さんを見ても、ほとんどみんなが、そのセットを頼んでいる。
んがしかし・・・朝食が遅かったことと(しかも、相方はガッツリ食べちゃってたし)、
この後の夕飯は、オカンが美味しいすき焼きを 肉1kg も用意してくれている、ということで、
昼は軽くすませたかった我々。
(だから、蕎麦屋を選んだワケで)
「米と蕎麦のセットは、今食べたら、腹いっぱいになってしまう・・・危険!」 ということで、
丼セットは頼まず、レギュラーメニューからチョイス。
相方は 800円のせいろ、自分は1260円の 鴨せいろ 。
自分だけ、ランチメニューよりも高いけど、何か?(笑)
ここの蕎麦は 自家製粉石臼手打ち で、水はこの辺りでしか汲み上げられない 井戸水 を使っているそう。
細めで、色からしてニ八かなぁ~。
でも、よく見ると、つぶつぶ感が残ってるのがわかる。
喉越しはイイし、普通に美味しい。
・・・と言っては語弊があるか。。。こんな田舎では、珍しいくらい、しっかりとした蕎麦。
蕎麦湯の濃さも、個人的には好みな “どろどろ” っぷりで嬉しい。
蕎麦が美味しいだけじゃなく、さすが織部ストリート、陶器をPRしているだけあって、
使われている器が、どれもこれも凝っている。
店内に置かれている家具だったり。
トイレに行って、戸を引こうとしたら、こんな小さな取っ手にも気付く。
中の洗面台も、贅沢に織部焼きだぁ~~。
こんな良さそうなお店の店主って、どんな人なんだろう?
蕎麦はどこの産地のを使ってるんだろう?
って、普段なら色々思ってしまうのだけど・・・
なんとなく残念だな・・・と思うのが、
フロアで働いている、バイトの若いお兄さんお姉さんからは、そういう事が聞き辛い雰囲気。
そんな接客ふくめ、全体的に “店主の蕎麦に対する拘り” を感じる、というより、
“人を呼び込みたいから、いろいろ薀蓄を並べてみました” みたいな・・・。
ステキな店内、ステキな器、拘りの蕎麦作り・・・なだけに、もったいない感じ。
そう思ってしまうのは、
このお店が「澤千グループ」という、名古屋にもお店を出してるグループ会社の一つだから・・・か?
それって、思いっきり自分の偏見なのかもしれないけど。
[ そば処 井ざわ ]
岐阜県多治見市本町5丁目22
0572-25-6668
そんなランチを過ごしたあとは、実家で楽しい夕飯タイム。
飛騨牛のすき焼き、次の日も、旨い刺身で手巻き寿司を用意してくれた母親。
じじばばやワンコ、もちろん相方も一緒に、
こんな風に、家族みんなに、○○年前の自分の生を祝ってもらえるなんて・・・
いつぶりだろう?!
ちょっと・・・いや、かなり?嬉しかったりして(>_<)。
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やはり、その地で作られた器で盛られると嬉しくなります♪
しかし、ダーリン1キロも平らげちゃうの!?(((゜д゜;)))
小生のぜい肉も5キロ位、喰いちぎってくんないかなー。。
その土地のモノを生かしたおもてなし、
イイんです。
が、何か足りない・・・なんだろう・・・蕎麦屋としての何か?!
ちなみに1キロは、一応家族5人分の量です(笑)。
でも・・・私含め、母・ジジ・ババ(ワンコは除外)
はあまり食べないワケで・・・
確かに、ヤツは喰いすぎです。
私の一番のお気に入りは、やはり雪がしんしんと降っている状況です。
それにしてもワンチャン可愛いですね~!とても64歳に思えぬキュートぶりです。
まき子さんは鴨せいろ・・
これで力の度合いがわかります??
でも両方とも値段からしても
一般的な値段ですね。
そばは産地と量と値段で決まりますからね。
あとは、しょば代・・・
あっ・・
3連休大分でも雪がちらつき高速が
通行止めになった区間がありました
仏作って魂入れず。
良くありますね~、でも普通に普通ではあったんでしょうか?
実家での温かいすき焼き、ご両親もうれしかったでしょうね。
ハピバースデー♪
今年はまったく雪を見なかった東京でした。
だから、なお更、実家のような田舎で、
雪のある風景に、
「じ~ん」と来ました。
でも、幼い頃しかその経験がない自分は、
雪が降ると、お酒というより雪だるまを作っちゃいたくなるんです(笑)。
財政が厳しくて行き詰ってたら、そんなことしようと思わないはず。
うまく財政が回っていくシステムを、
これをきっかけに作っていって欲しいなぁ、と。
だって、やっぱ、1000円って嬉しいですもん♪
ワンコの歳の数え方の基準なので、一概にはいえませんが、
ワンコは一歳で人間でいう20歳まで育ち、
その後はワンコ一歳=人間でいう4歳 だそうです。
人間だって、同じ60歳でも全然違いますから、
あくまで基準ってことで。