いざ！山形へ！！ 最初は大山新酒・酒蔵祭り

先日から
“引越し荷物は落ち着いても、まだまだ手続きやら色々残っている”
とはいえ。

土日じゃ銀行やってないし。役所もやってない。すなわち、暇な土日。

そんなのイヤだー！！


いや・・・ホントはやる事あるのだけど、そんな言い訳のもと、
アメリカで溜まったマイルで 山形 へ、ぶいっと飛んでっちゃいました。

これが帰国一番の酒蔵さん訪問なのだ！！


うきうきして羽田空港に到着するなり、
なんと東京にご用のある 日置桜 の山根社長に、改札口でバッタリ！
「何でこんなところで会うんだろうね～。」とお互いびっくりしながら、
なんとも不思議で嬉しい縁を感じつつ、お互い逆方向へ。


今回は庄内地方の 竹の露 さんにお世話になることに。

竹の露さんといえば、
ワシントンＤＣ滞在中にも来てくださり、一緒に営業体験ができたりと、
新たな思い入れもある蔵元さん。

毎年、こんな造りの忙しい時期に、日本全国からのお客さんを呼んでの
宴会＆酒蔵巡りツアーを計画してくださるという。

しかも、空港に到着したら竹の露ご夫婦が用意してくださった大型バスが、
どどーん！と、待ってくれているのにビックリ！！

すごーい！
スケジュールもばっちり細かく組まれていて、マイクで挨拶する竹の露の相沢社長。
かなり本格的だぁ。


この週末は特に、鶴岡市大山地区で 大山酒蔵・新酒まつり （HP）という、
街がかりの大きなイベントが興されていて、
そこに竹の露さんが連れて行ってくださることに。


最初にお邪魔したのは　富士酒造　。

新酒が振舞われたり、甘酒が振舞われたり。
おばあちゃんは、町のお手伝いさんかなぁ、とっても元気が良い。
　

そんな街全体のイベントを実際に見てみてビックリしたのは、
訪れているお客さんの多さ！！

500円チケットを購入すればスタンプラリーができたり、と工夫されているとはいえ、
雨降る天気のなか、試飲や蔵案内の列がずら～～～っと。

海外から来てるアメリカン？も居るし、しかも自分とも同年代のお客さんも多い。

ちょうど
“日本酒の酒蔵は減る一方ですよね・・・”なんて、ちょっぴり暗い話をしていたから、
意外なこの光景に、
「日本酒離れの日本を、なんとかしてくださいー(>_<)！！」と思ってしまった。

とはいっても、こういう大規模なイベントで、これだけ大勢のお客さん相手では、
冷たいお酒を出すのに精一杯で、温めて・・・なんて無理だよなぁ・・・。

道中では、冷たいお酒を飲みすぎたのか腰が落ちちゃって、
うな垂れてる若い女の子も目撃したりして。

「蔵元さんで振舞われる新酒、しかも冷たいお酒は、飲みやすいから危ないよ～」
って、もっともっと声を大にして言いたい。
だって、これで「日本酒はすぐに酔うから嫌い」って思われるのは悲しいんだもん・・・。

でもそれが世の中一般に常識として広まるのはいつになることやら。


なんて言っておきながら、自分たちだけ、ごめんなさい。

羽前白梅　で知られる　羽根田酒造　さんでは、
竹の露さんと、今回のコーディネータ役を務める姉御のおかげで、
我々には、瓶ごとお燗、すなわち瓶燗が振舞われることに！

ありがとうございます(>_<)！！
銘柄の　ちろり　は、自分も何度か飲む機会があって、
もちろん温めても美味しい日本酒♪

冷た～～～い酒蔵さんの中で振舞われたので、
すぐに燗冷ましになっちゃったけど、やっぱり冷たいお酒よりも、進むススム。

それに、飲んでいても全然酔わない。

もちろん冷たいお酒も飲むけど・・・

「やっぱし温かくして美味しいのは“飲める”よね～！！」

と、すんごい話が通じて盛り上がったのは、初対面のお2人。

というのも、
嬉しい同年代。
嬉しい女の子同士。

しかも、一人は同じ名前だし♪
もう一人は、アメリカから帰国して半年経ったばかり！

「うわー！環境似てるね～！」なんて言いつつ、話をいろいろしていると・・・



なーーーんと！

 

アメリカンフットボール　が、だーーいすき！！
そして（また出ました）ＮＦＬ にすんご～～～～い詳しい～～～！！！

わんだふぉーーーー(>_<)！！！

“もうスーパーボウルが終わった今は、次なる注目時期はドラフトだよね！”
なんて話ができたりして。

すごい・・・すごい！スゴーーイ！！（涙）。
嬉しいよ～～！！カンペキです！！


日本に帰ってきて、何が悲しいって、やっぱりNFLの話がなかなかできないこと。。。
ニュース見ても、普通にやってるワケじゃないし、
友達に言っても、「キョトン？ルールよくわからないから。」で終わっちゃっう。

でも！！
日本酒に！NFLに！！
どちらの話題にも一緒に楽しめる、すんご～～い心強い友達ができたことに、
このツアーに参加して３分の１くらいしか体験してないのに、もう満足感いっぱい♪


とはいえ、このあと。

さらに、もっともっと満足感いっぱいな濃厚な夜の宴会と2日目が待っているのでした。
さぁ、いよいよ　伝統建築物　茅葺屋根の宿坊　大進坊　へ、レッツゴー！


（つづく。）