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まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

ひしお丼?給食セット?@ 二十四の瞳映画村

2015-07-12 22:43:01 | 国内旅行

ぶっちゃけてしまうと、
二十四の瞳映画村 はスルーしようと思ってたんデス。

映画は確かに見た記憶はあるんだけど、そんなに記憶に残ってない。
(しかも、田中裕子さんではなく高峰秀子さんの方(笑)← 絶対、父親の影響)

むしろ、小学3年生くらいの頃の苦痛が蘇る。

というのも、
夏休みの宿題「読書感想文」の題材に、「二十四の瞳」を選んだから。

あの頃は、何時間も本を読んでも何を書いたらいいか分からず、
「戦争はだめです。」
で終わらせたかったなー、そいえば(笑)。


ということで、日本全国的な名作だけど、
「所詮 ”映画村” でしょ~、二十四の瞳のファンでもないし、そんな観光地なんてね…」
とか思ってました。

が。


お昼ご飯に 小豆島特有の生そうめん大盛り を食べてもなお満たされない相方に、
「こんなのがあるにはあるけど?」と見せたのが ”給食セット”

これに相方が思いのほか喰いつく(笑)。
「おおーー!コーヒー牛乳とか、なつかしーー!!これ喰いてえ!!」


ということで 二十四の瞳映画村 に行くことに。(どんな理由だ(笑))


中は、今でも撮影に使えそうな、レトロな空間。

っていうか、つい最近も映画の撮影に使われたんだ!(「八日目の蝉」


まずは腹を満たそう!ということで、
映画村の奥にある キネマ庵 へ。


この中は、んもう1950年代の「あの頃は・・・」が満載!



その中に併設されている cafeシネマ倶楽部 という飲食スペースにて。

これだー!給食セット(笑)!!

砂糖がまぶしてある揚げパン、カレー、冷凍みかん、そしてコーヒー牛乳。

ちなみに、私が小学生の頃は、
こういう揚げパンは出なかったんだよな~。普通のこっぺぱんか食パン。
牛乳は「瓶」なのに、なぜかコーヒー牛乳は「紙パック」。
でも、この器がなつかし!凹んでるのとか、あったよね~。

と相方(2学年年上)に言ったら、
「俺ん時は、プラスチックの白い皿だったぜ」とな。
でも、この砂糖まぶしの揚げパンはあった、とか、
牛乳はすでにパックだった、とか。

これはこれでネタとして面白おかしく二人して盛り上がる。


しかもオコチャマな舌の相方だから、
「うめー!!」と大喜び(笑)。

大の大人が、コーヒー牛乳でくつろぐ、の図。
(=カチンコチンの冷凍みかんの食べごろを待ってる(笑))


私はといえば、同じ給食セットを頼むのもつまんないので
小豆島特有らしい ひしお丼 を。


特に「ひしお丼とはこういうもの!」っていうものではないみたいで、
小豆島特有の「もろみ」や「醤油」を使った丼ものの総称らしい。
(例えば、こんなのもあんなのも、ひしお丼)

ここでは、薄い豚肉の竜田揚げみたいなのに、ひしおのタレがかけられている丼。

まぁ、思いっきりB級グルメ(笑)。

でも、添えられてる昆布の佃煮 は小豆島の特産品だし、
このお味噌汁も、小豆島ならではの そうめん味噌汁

味噌汁にそうめんが入ってるなんて、新鮮!

はー!ようやくお腹いっぱいになったぜ~!
ムスコも目が覚めたぜ~!

ってことで、映画村を散策。


映画の中で出てきた 苗羽小学校 田浦分校



ここから見える、播磨灘がまた絶景。



中に入ると、小学校の映画セット。



あんたも、いつか小学生になる時期がくるのねー。



このカメラは実際に使われてたものなんだろうか・・・?



他にもいろいろ、映画のセットがたくさん。

この川がまたおもしろい。


川だと思って覗き込んだら、そこにいる魚は、どー見ても「鯛」?!(笑)
どうやら、普通の川じゃなくて、海水?!

しかも「魚のえさ」が売られているようで、餌やり場にもなってるからか、
人にやたらと近寄ってくるから面白い。

そんな鯛が面白くて、縁側でムスコと遊んでいたら、
遠くの方から、
ものすっごいスピードでバシャバシャバシャバシャーー!!!
っと近づいてくる物体が!!

な、なんだ!きみはーーー?!?!(この体制のまま、遠くから泳いでくる(笑))


「餌くれ!餌くれ!」と、顔を水面から出して、猛アピール(笑)!

ムスコよ…あんた、ここに落ちたら、魚たちのエサになるね(笑)。


さてさて。

実はよくわからずに「セット券」を買った私。
二十四の瞳映画村の700m手前に「岬の分教場」があって、
そこも入れるという。

んんー?映画村にある”岬の分教場”と何が違うん???
こっちは別に景観がいいわけでもないし、こんな場所に第二の映画村?

と思ったら、ちがーーーう!!!
こっちは映画のセットでもなんでもなく、本当にあった小学校だ~!

「この教室は昭和46年3月廃校当時の姿をそのまま保存しております」
とのこと。

そうか。映画村の「岬の分教場」は飽くまで映画セット。
こっちが、その題材となったホンマもんの小学校。


だから、教室内に飾られている絵なんかも、
本当にここで学んでいた子達が描いたもの。

ここの管理人のおじさんがまたいい人で、
カメラマンになって、あちこちで撮影してくれました♪



なんか・・・

最初はこんな楽しめる場所だなんて思ってなかっただけに、
すっごい充実感(笑)。

でも、それって、きっとムスコがいるからなんだろうな~

「これから小学校にあがる」

って思うと、なんだか親近感を覚えるというか。。。

一時はすっかり遠のいていた「学校」が、
また身近になる時が、くるんだね~~~。


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 (麹塵)
2015-07-13 00:39:39
なんか、毎日じゃね? 笑

って、そうめん食った後にまた飯? 笑
俺の時はアルマイトだったけど、牛乳は紙パック。
カレーが随分違うな。
カレーの時はご飯かソフト麺。

揚げパンも勿論あったよ。
結構人気だった。

カレーの時とかよく違うクラスに余ってないか聞きに行ったのを思い出すよ。

アマダイ、完全になめてるな! 笑

小学校って大人になってから行くと本当ミニチュアサイズなんで、ビックリするよねー!
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■麹塵さん (まき子)
2015-07-13 08:20:11
はい、そうめん食べた後に、また食べました(笑)。
食い過ぎた~~。

へぇ~~、麹塵さんも、もう紙パックだったんですね。
カレーはもっとちゃんとしたカレーだったんですか?
私のときも、こんな感じのスープみたいなのでした。
そうそう、カレーの時はご飯かソフト麺で、
何気にこのソフト麺、好きだったなぁ。

このアマダイ、「コブちゃん」とかいうニックネームがついてますが、
そんな可愛いもんじゃないっすよね(笑)。

小学校の椅子とか机も、
きっとこの分場校の時代の方が小さかったんじゃないでしょうかね~。
ムスコにちょうど良いサイズ感でした。
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Unknown (へーすけ)
2015-07-13 13:36:11
私の時代は コーヒー牛乳なんて無かったよ
そう!ミルメイクを入れてコーヒー牛乳にしてました

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■へーすけさん (まき子)
2015-07-13 14:53:36
ミルメイク!先輩方からよく話は聞いております(笑)。
でも、これって関東以北がメインで、
西日本の方では知らない先輩方が多いですよ~。
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Unknown (庄助)
2015-07-13 21:02:57
オー、若復活。
冷たい素麵の味噌汁に焼きナスなんてのがありました。

コブダイ、人になつくみたいですね。
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■庄助さん (まき子)
2015-07-13 21:23:10
2軒目も相方と水入らずで…と思っていましたが、
やっぱり甘かったです(笑)。

冷たい味噌汁はピンとこないですが、
素麺が入るだけで、「ありかも」って思っちゃいますね。

コブダイ、懐くんですか!?
まるで襲いかかってくるかのような勢いでこちらに来ましたよ(笑)。
返信する
おっ (麹塵)
2015-07-14 00:33:45
今日は更新してなかった。

カレーはねぇ、もっと濃度が濃かった。そして給食でしか味わえないあの味。
全然辛くないのにカレー 笑
麺の時は少し濃度が薄かったな。

もし、あの味を食べさせてくれるなら、絶対行くでしょう!

こぶちゃんだぁ・・・けっ、って感じ。 笑
返信する
■麹塵さん (まき子)
2015-07-14 07:58:31
あはは、今、小豆島の最後になるであろう日記を書いてま~す。
全然辛くないのにカレー、それは同じです(笑)!

あの頃は「当然」と思ってた給食、
今はふと食べたくなりますよね~~。
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