痛いっ!
イワシのソテー・バルサミコソースを食べたのがいけなかった。
どうやら小骨がのどにささったらしい。
レストランに文句を言いたいのに、声を出すとチクンとして、嘔吐しそうになる。
唾液を飲み込んだだけでも、チクンと痛い。
同席者に小骨がささったことを伝えるのが精一杯だった。
誰かが「ご飯を噛まずに飲み込め」と言う。
言われるまま、一口大のご飯を飲み込んでみた。
ごくん。。
(ぅう、だめじゃん・・・)
また誰かが言う。「ご飯の量が少なすぎだよー」
(えぇっ、もっと飲み込むのぉ?)
ごくん。。
(やっぱ、だめじゃ~ん・・・)
「パンは?」
(おぃおぃ、飲み込むのは私なんだからぁああ)
「あんまり噛まずに飲み込んでみなよ」
(あぁ、神様、、取れますように・・)
ごくん。。
(痛いよぅ・・どれもぜんぜんだめじゃんかー)
誰かが「そのうち溶けるから大丈夫だよ」なんて言いやがった。
(そ、そうなのぉ?)
「だといいけど・・・」
それから後は、何も食べられず、他の人が食べ終わるのを待つだけだった。
痛い。
とにかくチクンと痛い。
トイレに行ってコンパクトの鏡で喉の奥を見てみる。
(見えないよぅ。。ぅぅ、吐きそう)
「病院へ行ってくる」と言うと、何で小骨なんかで・・・という顔。
とにかく我慢できなかったので、病院へ駆け込んだ。
しばらく待って順番が来たので、
「イワシの小骨がささったから、ご飯を飲み込んだり、パンを飲み込んだんですが、取れないんです。オェッ」と言うと、
「そんなことしちゃダメだよ」と先生。
(うひゃぁ、だめだったのぉ?)
「そうすれば取れるって言われたんです。オェッ」
「そういうもの飲み込むと余計にささっちゃうんだよ」
(だ、だって~)
「あ~、そうなんですかぁ。オェッ とにかくすごく痛いから早く取ってください。オェッ」
「それじゃ口をあけてー。どれどれ」
「オェーッ!」
「まだ何もしてないよ」
「わかってますぅ~」
「あ、そう。じゃあけて」
「はい。オェーッ!」
「あれれれ、なーんにもしてないよー」
何回かやってみても、やっぱりだめ。
「ぅぅ、、だめですぅ~。何か口に入ると思っただけでなっちゃうんですぅ」
「しょうがないねー、じゃあ麻酔かけようか」
(なんでもっと早くやってくれないの!もう!)
「はい、そうしてください」
オェッとなりながらもシューッ!と数回スプレーしたら口をあけても大丈夫になった。
「はい、取れました」と先生が小骨を見せてくれた。
ホントに小骨だった。
「今度ささったら、ご飯なんか飲み込んじゃだめだよ」
(もぅ、みんなが言うから飲み込んだのに・・・)
「はぁい、ありがとうございました」
やれやれ、ひどい目にあった。
参りました、降参です、イワシさま。
イワシのソテー・バルサミコソースを食べたのがいけなかった。
どうやら小骨がのどにささったらしい。
レストランに文句を言いたいのに、声を出すとチクンとして、嘔吐しそうになる。
唾液を飲み込んだだけでも、チクンと痛い。
同席者に小骨がささったことを伝えるのが精一杯だった。
誰かが「ご飯を噛まずに飲み込め」と言う。
言われるまま、一口大のご飯を飲み込んでみた。
ごくん。。
(ぅう、だめじゃん・・・)
また誰かが言う。「ご飯の量が少なすぎだよー」
(えぇっ、もっと飲み込むのぉ?)
ごくん。。
(やっぱ、だめじゃ~ん・・・)
「パンは?」
(おぃおぃ、飲み込むのは私なんだからぁああ)
「あんまり噛まずに飲み込んでみなよ」
(あぁ、神様、、取れますように・・)
ごくん。。
(痛いよぅ・・どれもぜんぜんだめじゃんかー)
誰かが「そのうち溶けるから大丈夫だよ」なんて言いやがった。
(そ、そうなのぉ?)
「だといいけど・・・」
それから後は、何も食べられず、他の人が食べ終わるのを待つだけだった。
痛い。
とにかくチクンと痛い。
トイレに行ってコンパクトの鏡で喉の奥を見てみる。
(見えないよぅ。。ぅぅ、吐きそう)
「病院へ行ってくる」と言うと、何で小骨なんかで・・・という顔。
とにかく我慢できなかったので、病院へ駆け込んだ。
しばらく待って順番が来たので、
「イワシの小骨がささったから、ご飯を飲み込んだり、パンを飲み込んだんですが、取れないんです。オェッ」と言うと、
「そんなことしちゃダメだよ」と先生。
(うひゃぁ、だめだったのぉ?)
「そうすれば取れるって言われたんです。オェッ」
「そういうもの飲み込むと余計にささっちゃうんだよ」
(だ、だって~)
「あ~、そうなんですかぁ。オェッ とにかくすごく痛いから早く取ってください。オェッ」
「それじゃ口をあけてー。どれどれ」
「オェーッ!」
「まだ何もしてないよ」
「わかってますぅ~」
「あ、そう。じゃあけて」
「はい。オェーッ!」
「あれれれ、なーんにもしてないよー」
何回かやってみても、やっぱりだめ。
「ぅぅ、、だめですぅ~。何か口に入ると思っただけでなっちゃうんですぅ」
「しょうがないねー、じゃあ麻酔かけようか」
(なんでもっと早くやってくれないの!もう!)
「はい、そうしてください」
オェッとなりながらもシューッ!と数回スプレーしたら口をあけても大丈夫になった。
「はい、取れました」と先生が小骨を見せてくれた。
ホントに小骨だった。
「今度ささったら、ご飯なんか飲み込んじゃだめだよ」
(もぅ、みんなが言うから飲み込んだのに・・・)
「はぁい、ありがとうございました」
やれやれ、ひどい目にあった。
参りました、降参です、イワシさま。