こおろ、こおろ

まぜまぜしましょ

キムチは鶏の餌に最適!?

2005年11月10日 13時11分29秒 | Weblog
韓国の中央日報はいつも突っ込みどころ満載でゲラゲラの記事が多く、かなり楽しい。

目くそ鼻くそ対決だったキムチ騒動も、おおいに笑えた。

きっかけはハンナラ党議員による中国産のキムチから鉛が検出されたという発表。
記事は『中国産キムチの鉛含有量が「韓国産の5倍」』こちら

これでえ?韓国産にも鉛入ってんの?と、あらためて知った。
記事には中国産10社のキムチの鉛検出量は0.302ppmで、韓国の「果物・野菜類飲料の鉛基準値」0.3ppmを上回る、とか、2003年には韓国産キムチでは、0.11ppmの鉛が検出、中国産キムチでは、最高0.57ppmの鉛が検出された。
とある。
調べた10社のうち2社からは水銀も検出。

こんな騒ぎのあと、韓国の食薬庁はキムチの鉛検出量の基準も決まってなかったのに『有害水準ではない』、『一日3食ずつ食べても無害』と発表して沈静化をはかった。

そして寄生虫騒ぎ。
中国からの輸入キムチに寄生虫が!ってときには、たまたま検出されなかったから韓国産は安全だという報道。
中国産のキムチは輸入差し止めだなんだと騒いだら、こんどは中国側が韓国産キムチなどから、寄生虫の卵が見つかったと騒ぎ出した。
韓国側は報復報道だと強く反発してたけど、じ、じつは韓国産からも寄生虫の卵が検出されちゃいましたー、となると、一転。
日本には輸出していませんと言ってたのに、こちらもやっぱり輸出してましたー。

するってーと、抜き取り検査で見つかった寄生虫の卵は未成熟だから食べても平気だの、一部、製品製造過程で清潔ではなかったが安全には問題はない、とか。

なーんか、考えられないくらい、すげーアバウトでキモチワル。

発端の鉛検出から40日。
キムチ再興のために『もう終わらせよう』と言う。こちら

日本の店頭から「韓国産」のキムチが消えたことを書いていないが、「韓国産」という表示がされているものが消えただけで、無表示にして韓国産を隠しているからなのだと思う。

アサリが日本で蓄養されれば日本産となるように、何でも日本で一工程加われば「メイド・イン・ジャパン」となる。
原材料が国内産であることの表示がないもの=ヤヴァィ
っつーワケだよね。

さーて、すっかり盛り下がったキムチを盛り上げなきゃー!ってんで、書かれた記事が、
『「鳥インフルエンザを予防」…米国でキムチ礼賛論』 こちら

でも、もともとの記事はザワークラウトなどの発酵食品を取り上げたチョボ記事。こちら

研究の根拠を記載したサイトを紹介しているわけでもなく、極めて非科学的。
そして、この記事のどこをどう読むと「キムチ礼賛論」という記事が書けるのか、さっぱりわからねぃ。

中央日報も、鳥インフルエンザに感染した鶏13羽にキムチを食べさせて11羽に「明確な効果」があったってんなら、
キムチは鳥インフルエンザの予防として鶏の餌に最適!!って書けばぁ?

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