こおろ、こおろ

まぜまぜしましょ

今日のおやつ 茂木ビワ

2006年05月18日 18時13分00秒 | Weblog
ビワの伝来は天保年間、長崎に唐船が運び、その唐人船の船主が、長崎代官に献上していて、この代官屋敷に行儀見習いに出されていた農家の次女、三浦シオが種を持ち帰り、自宅で植え育てたのが始まりとのこと。

「桃栗3年、柿8年、ビワは9年でなりかねる」という諺があるので、実がなるまでは年月がかかるのかもしれない。とすれば、実をつけたときの喜びもひとしおだったのではないかと思う。

そうして今に伝わった茂木ビワは、果肉の9割が水分。
とってもみずみずしくて、いい香り。
体の中でビタミンAに変わる「ビタミンA活性」も多く含まれてるらしい。
去年食べた庭木のビワは酸味があったけれど、茂木ビワはすごく甘い。


皮は枝のついているほうからむくよりも、丸みのあるほうから剥いたほうが、きれいにツルリとむける。
毎回、種が大きすぎーって思うけど、おいしいから毎年食べちゃうんだよね。

千葉県で種無しビワの開発に成功したのは2004年。
接ぎ木をしてから何年で市場に出せるほど実をつけるんだろ。
はやく食べてみたいなー、実だけのビワ。。