3/15(火)は高輪サロンで
総合カイロプラクティックセミナー第3課程(腰椎)
私が2人をモデルに
第4腰椎⇒第5腰椎⇒第1仙椎の
触診の仕方を説明した後
2人1組で、触診練習。
初受講者4人で、復習受講者4人が
1人ずつペアになり4組に分か
触診実習をし始めたところ
こんな触診姿勢の初受講者Kさんが目についた。
↓
これは私の触診姿勢 ↓
両腕はOの字を描き ↑
両肘も両手の平も向き合っている。
Kさんにアドバイスしたところ、少し良くなった。
↓
同じく初受講者のYさん ↑
首からタオルマフラーを下げている理由は
タオルの先端に指が来る姿勢を意識するため。
復習受講者のYさんも、手の平は下向き。
↓
初受講者Rさんは、手首が曲がり手の平は下向き。↑
写真が撮れた受講者だけでなく
撮れなかった受講者も似たり寄ったり。
私が受講者のような腕の形を真似して触診すると
骨の細やかな動きも
筋肉の微妙な硬さの違いも分からない。
私の腕の形だと
指先はあらゆる方向によく動き
指に触れた感覚は、腕⇒肩⇒首⇒脳と
スーッと届いていく感じが良く分る。
この上段の腕は私。
手の平も肘も前を向いているので
上の写真のようなOの字の腕の形で触診できる。
↓
下段の腕は最近増加している腕で ↑
手の平を前に向けると肘は天井方向に向く。
つまり、捻じれている。
多くの受講者は下段の写真の腕ほどは
強く捻じれていないが
私のように完全に肘が前に向く人は
めったにいない。
「私のような腕や手の形で触診するように」
と言っても、ほとんどの受講者は
私と同じようにはできない。
そのため、触診に時間がかかり
しかも、正確な診断をなかなか下せない。
なので、この肘の捻じれを改善させるために
バトンを回す練習をしているのだが
なかなか私のようには、速くは回せない。
採血・注射・手術・分娩介助などの医療行為も
保育・調理・裁縫・木工細工・陶芸
琴などの演奏なども
私のような捻じれのない腕の方が
しやすいはず。
このサイトによると
「小学生の普通学級で
鉛筆を正しく持てるのは2割しかいない」と。
ということは、上記の動作をしづらい成人が
どんどん増えることになると推測される。
私のセミナー受講生はバトンの練習などをして
腕の捻じれは徐々に良くなっていくのだが、
ある程度、年月を要する。
赤ちゃんの時から
両手の平を顔側に向けて指をなめたり
手をパチパチと叩いたり
スプーン・箸・鉛筆を
正しく持てるようにすることが大切。
大きくなったら
ヌンチャクやバトンで遊んだり
イモ掘りや草むしりなどをたくさんしたり、
弓道部に入るなどして
捻じれのない腕を育ててほしい。
そうでないと「器用で忍耐強い」と言われた
日本人の特性は
過去のものとなってしまう気がする。
私は、誘発+吸引分娩で生まれ、歩行器に乗せられて育ちました。
10ヶ月の頃には歩いているという記録があり、おそらく、ほとんどハイハイをしないで育ちました。
おかげで、足腰は弱く、よく転び、よく物を落とす子どもでした。
…が、手先が非常に器用で、内診・注射が得意な大人に成長しました。
なんでだろう~?と不思議だったのですが、今日の記事で思い出しました!
幼稚園の頃から5年ほど、近所の神社で巫女さんの役を任され、お祭りが近くなると、手に持った扇子を8の字に回す練習をしていました!
1度の舞で、かなり長い時間、8の字をするので、毎日休まずに練習していた記憶があります!
そのおかげで今の器用な自分が居るのだと、確信しました!!
手首の8の字運動を、継続していこうと思いました!
長文失礼しました。