帯状疱疹の痛みに悩まされたことありませんか！

マジョの母は亡くなる1年前でしょうか。臀部に帯状疱疹が発症しました。
本人は場所がら一緒に暮らしていた兄夫婦に言えず、一人で”おばあちゃんの万能薬”メンソレータムを塗ってガマンしていたようです。
が・・・ガマンできずお医者さんに行き、帯状疱疹の治療をしたのですが・・・
帯状疱疹そのものは治りましたが、初期治療が遅れたため激痛が半年ほど残ってしまいました。
帯状疱疹は初期治療が早いほど回復も早いし、痛みも残りません！
なかなか良いお薬がなく、神経ブロックの治療に半年ほど通いました。
兄夫婦も熱心に母の面倒を見てくれました。

昨年よりこの痛みに適応するお薬が発売されました。

プレガバリンという薬で販売名は”リリカ”といいます。

いままで似たような代謝をもつ薬はあったのですが、神経障害性疼痛の治療薬です。
帯状疱疹の痛み、糖尿性神経障害の痛み、顔面神経痛の三叉神経の痛みなどが適応になっています。

帯状疱疹は湿疹が遅れて出てくる場合もあり、初期の診断が遅れるケースもあります。

帯状疱疹の原因ウイルスは体内にいるので、免疫力が落ちてきた時など襲われます。
母も92歳の時で相当体力も落ちていたのかもしれません。

まだ発売されてあまり時間が経っていないので、効果を実感できるにはいったっていませんが・・・
先週この薬の勉強会がありました。
順天堂医科大の麻酔科の女医先生がきて丁寧に説明してくださった。

副作用は眠気とふらつきだそうで、1日2回服用で夕方から飲み始めがいいようです。
最近画期的な作用代謝の薬があらわれてきます。
長いこと携わっていると、進歩に驚かされます。