ワンコとマジョのくらし

マジョおばさんの毎日の暮らしを紹介しま~す。

映画 ”あの日のように抱きしめて”

2016-12-11 21:47:27 | 映画、本

最近~よく映画を見る~
WOWOWの映画を家で見れるようになってから・・・ビデオを借りに行くこともなくなった。
結構~新作が1年もたたないうちに見れるので映画館に行くこともなくなったなぁ~

最近見た中で感動して印象に残った映画は~なんといっても”ブリッジ オブ スパイ”だ
スピルバーグ監督でトム ハンクス主演だった。
冷戦下でアメリカに捕まったソ連のスパイと、アメリカの偵察機撃沈で捕まったアメリカ兵を橋の上で交換する・・・
息詰まる心理描写が・・・ハラハラ・・・
スピルバーグの映画の中でも傑作だと思う~
冷戦下の世界を今、また、再認識するために!是非!見ておきたい映画だね!

そして
もう一つ~面白かった映画がこれだ!
”あの日のように抱きしめて”



顔の変わってしまった妻を、妻と気づかず・・・妻に仕立て上げて・・・妻の財産をせしめようとする夫~
ストーリーはこんな感じですが・・・
なんとも・・・切なく・・・心理的ラブロマンス?!

奇跡的にナチの強制収容所から生還したユダヤ人声楽家のネリーは顔に銃弾を受け~~~顔の再生手術で別人の顔になる。
戦前の愛する夫ジョニーとの幸せな生活が忘れられず~~~何とかジョニーを探し出し再会するが・・・夫は妻であることに気が付かない
ばかりか
妻に似せて妻の財産を山分けする計画に誘い込む
それでも夫の愛を確かめたい一心で妻が妻になったふりをする。

連行は夫の密告であり、その後離婚届が夫から出されていたことを知ったネリーは・・・
ピアニストであったジョニーのピアノで”スピーク・ロウ”を歌う~
最初はささやくように歌っていたネリー~
しかし・・・だんだん
声楽家の声で歌うネリーに気づいた・・・ジョニーは・・・
彼女の腕にタトゥされた強制収容所のナンバーに気づき・・・愕然とする・・・

そんな彼女は~もう~過去の愛に縛られない1個の女性として生きていく~~~凛とした表情だったわ。

最初からバカな薄情な夫なのに・・・なんでそんない恋しいのか・・・
理解しがたい女心・・・
自殺をしてまで彼女の心を目覚めさせようとした友人・・・
顔が変わったことから・・・以前の自分では生きられないサスペンス

なんといっても
この映画の主役はスタンダート・ジャズ”スピーク・ロウ”かもしれない~
作曲したクルト・ヴァイルもナチに追われてアメリカにわたったユダヤ人作曲家だという
初めて聴いたこの曲が好きになってしまった。




 



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