あらすじ
2月の暖かい日、面接を受けたアタシは、本命の会社より前にこっちが合格したらどうやって断ろう・・・そんな無意味なことを考えていた・・・
面接の翌日朝8時、携帯電話が鳴った。
海沿いの会社からだった。
「えーと、合格です。採用」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
決まってしまった。
面接翌日に採用決定。どんな会社だよ。
どどどどうしよう。
とまどいながらも『ありがとうございます』と礼を言い電話を切った。
中小企業ということもあって、ヤッター!っていう気分でもなく、とりあえず社会復帰だという安堵感もなく、ただ『どうしよう・・・』という気持ちだった。
親には一応、採用の報告をしたけど、製紙会社の合否も同じ週に出るはずだから、あと2,3日待ってみようと思った。
だけど
待っても待っても連絡は来ず、海沿いの会社の契約手続の日になってしまった。
アタシは重い気持ちで、長年世話になるであろう会社の事務所に入った。
事務の女性に制服と安全靴のサイズを言い、いろいろと書類を渡された。
入社日は2月25日の月曜日からということだった。
おいおい今日は金曜だぜ。さっそく来週からかよ。
心の準備もクソもなかった。
本当にここで働くんだぁ・・・
アタシは漠然とした思いをしながら、それでも製紙会社の賞与5ヶ月分が忘れられなく、期待をしてしまうのだった。
制服注文した後でも、採用辞退できるかな・・・
アタシの氏名印を発注したらしいけど、採用辞退できるかな・・・
そんなことばかり考えながら、アパートに着いた。
玄関に入ると、1通のメール便が。
例の製紙会社からだった。
はい、不採用。
そういうわけで、アタシは海沿いの会社で働くことになりました。
2月の暖かい日、面接を受けたアタシは、本命の会社より前にこっちが合格したらどうやって断ろう・・・そんな無意味なことを考えていた・・・
面接の翌日朝8時、携帯電話が鳴った。
海沿いの会社からだった。
「えーと、合格です。採用」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
決まってしまった。
面接翌日に採用決定。どんな会社だよ。
どどどどうしよう。
とまどいながらも『ありがとうございます』と礼を言い電話を切った。
中小企業ということもあって、ヤッター!っていう気分でもなく、とりあえず社会復帰だという安堵感もなく、ただ『どうしよう・・・』という気持ちだった。
親には一応、採用の報告をしたけど、製紙会社の合否も同じ週に出るはずだから、あと2,3日待ってみようと思った。
だけど
待っても待っても連絡は来ず、海沿いの会社の契約手続の日になってしまった。
アタシは重い気持ちで、長年世話になるであろう会社の事務所に入った。
事務の女性に制服と安全靴のサイズを言い、いろいろと書類を渡された。
入社日は2月25日の月曜日からということだった。
おいおい今日は金曜だぜ。さっそく来週からかよ。
心の準備もクソもなかった。
本当にここで働くんだぁ・・・
アタシは漠然とした思いをしながら、それでも製紙会社の賞与5ヶ月分が忘れられなく、期待をしてしまうのだった。
制服注文した後でも、採用辞退できるかな・・・
アタシの氏名印を発注したらしいけど、採用辞退できるかな・・・
そんなことばかり考えながら、アパートに着いた。
玄関に入ると、1通のメール便が。
例の製紙会社からだった。
はい、不採用。
そういうわけで、アタシは海沿いの会社で働くことになりました。
最初は大変だと思うけど頑張って!応援してるね
断ろうと思ってた方が合格だったのか・・
複雑だね。
気持ちの整理がつくといいけど。。
とりあえずやってみて考えるしかないね。。
元気出してね。