年が明けてちょっとまで、アタシとテツさんは毎日パチスロをやってた。
もうね、ほんと毎日だからお金がなくなる一方で。
もちろんアタシはやりたくてやっているわけじゃない。
テツさんと毎日一緒にいると、やることがない。
行く場所だって限られてしまう。
人が多いスーパーや電気屋などはテツさんは絶対に連れて行ってくれない。
行ってもテツさんは車から出ない。出るのはアタシだけ。
だから必然的にパチ屋に行くしかなくなる。
まぁパチ屋だって人はたくさんいるんだけどね。
そういうのが好きなもの同士、っていう言い訳ができるからかしら。
話がそれたけど、とにかくアタシの貯金がなくなる一方で、負けると負け惜しみを言うテツさんのメンタルケアにも疲れてきた。
毎日のイライラと精神的苦痛に耐えかねたアタシは、テツさんに相談した。
『ねぇテツさん、毎日そうやってたくさんお金使うなら、アタシと一緒に暮らそうよ』
行き場がないと言うテツさん。
それならばアタシのアパートにくればいい。
そうすれば、少なくともギャンブルでお金が消えることはない。
だけど、テツさんの答えはNOだった。
「まいと一緒に暮らすとなると、毎月コンスタントにお金がなくなってしまう。パチスロは確かに負けたら悔しいしお金も減るけど、勝てばお金が増えるよ」
アタシは悲しくなった。
一緒に暮らすよりパチスロやった方がいいだなんて。
負けた気がした。
でも、でも・・・
アタシには、もうそんなお金ないよ・・・
テツさんと一緒にいるために自分の時間を減らし、実家にも行かなくなり、アパートで一人ぼっちの猫の相手もしていない。
それなのにテツさんは・・・。
だったら、もういい。
アタシが全部お金を出すよ。
だから、もうパチスロはやめて。
二人で部屋を借りよう。
今のアパートは引き払うから。
二人の居場所を作ろう。
それでも、テツさんの答えはNOだった。
「まいは、引越ししたいだけなんでしょ?」
あぁ、この人は・・・
テツさんは、アタシがテツさんに引越し費用をたかってると思っている。
アタシは確かに今のアパートが嫌いだ。
古いし、この土地は寒い。寒すぎる。
だから、確かに引越しをしたいというのもあった。
けど、そんなつもりで言ったわけではない。断じて。
そんな風に取られるなんて、とても悲しかった。
そう。それならばいいよ。
アタシはあなたのために全てを犠牲にする。
今までのこの2年半、アタシはテツさんをアパートに入れなかった。
だけど、もういい。
アパートに招き入れるよ。
ただ、アタシの今の部屋はとても人が招けるような状態ではない。
家具は間に合わせのボロだし、なにより汚い。
なんせテツさんとずっと一緒にいなければならず、帰る頃にはクタクタで、その場で倒れて眠ってしまいそうなくらい疲労しているのに、テツさんが家に着くまで電話で相手をしなければならない。
苦痛以外の何でもなかった。
ただただ苦痛の毎日だった。
脱いだ服さえ片付ける暇もなく、食べたものを片付ける気力もない。
週末となれば部屋はゴミと脱いだ服だらけ。
そして毎日体力の限界まで付き合わされてるため疲労感でいっぱい。
掃除と洗濯をこなすだけで精一杯の日々だった。
でも、いいよ。
20万も残っていないアタシの貯金を削って、アタシは家具を買い換える。
そして人を招ける程度に片付けてテツさんをアパートに招待します。
もちろん、一緒に暮らせなんて言わない。
テツさんが自分の家に帰ってもいいと思う時間まで過ごせばいい。
もう、どうでもいい。
テツさんが過去に女の家にあがっていたように、アタシの家にもあがるがいい。
これだけは、絶対にしたくなかったけど。
もう彼氏以外の人は家にあげないと決めていたけど。
テツさんを家に入れたらますます離婚が遠のくと分かっていたけど。
アタシの限界です。
気力も体力も財力も。
もう少し、待っててね。
もうね、ほんと毎日だからお金がなくなる一方で。
もちろんアタシはやりたくてやっているわけじゃない。
テツさんと毎日一緒にいると、やることがない。
行く場所だって限られてしまう。
人が多いスーパーや電気屋などはテツさんは絶対に連れて行ってくれない。
行ってもテツさんは車から出ない。出るのはアタシだけ。
だから必然的にパチ屋に行くしかなくなる。
まぁパチ屋だって人はたくさんいるんだけどね。
そういうのが好きなもの同士、っていう言い訳ができるからかしら。
話がそれたけど、とにかくアタシの貯金がなくなる一方で、負けると負け惜しみを言うテツさんのメンタルケアにも疲れてきた。
毎日のイライラと精神的苦痛に耐えかねたアタシは、テツさんに相談した。
『ねぇテツさん、毎日そうやってたくさんお金使うなら、アタシと一緒に暮らそうよ』
行き場がないと言うテツさん。
それならばアタシのアパートにくればいい。
そうすれば、少なくともギャンブルでお金が消えることはない。
だけど、テツさんの答えはNOだった。
「まいと一緒に暮らすとなると、毎月コンスタントにお金がなくなってしまう。パチスロは確かに負けたら悔しいしお金も減るけど、勝てばお金が増えるよ」
アタシは悲しくなった。
一緒に暮らすよりパチスロやった方がいいだなんて。
負けた気がした。
でも、でも・・・
アタシには、もうそんなお金ないよ・・・
テツさんと一緒にいるために自分の時間を減らし、実家にも行かなくなり、アパートで一人ぼっちの猫の相手もしていない。
それなのにテツさんは・・・。
だったら、もういい。
アタシが全部お金を出すよ。
だから、もうパチスロはやめて。
二人で部屋を借りよう。
今のアパートは引き払うから。
二人の居場所を作ろう。
それでも、テツさんの答えはNOだった。
「まいは、引越ししたいだけなんでしょ?」
あぁ、この人は・・・
テツさんは、アタシがテツさんに引越し費用をたかってると思っている。
アタシは確かに今のアパートが嫌いだ。
古いし、この土地は寒い。寒すぎる。
だから、確かに引越しをしたいというのもあった。
けど、そんなつもりで言ったわけではない。断じて。
そんな風に取られるなんて、とても悲しかった。
そう。それならばいいよ。
アタシはあなたのために全てを犠牲にする。
今までのこの2年半、アタシはテツさんをアパートに入れなかった。
だけど、もういい。
アパートに招き入れるよ。
ただ、アタシの今の部屋はとても人が招けるような状態ではない。
家具は間に合わせのボロだし、なにより汚い。
なんせテツさんとずっと一緒にいなければならず、帰る頃にはクタクタで、その場で倒れて眠ってしまいそうなくらい疲労しているのに、テツさんが家に着くまで電話で相手をしなければならない。
苦痛以外の何でもなかった。
ただただ苦痛の毎日だった。
脱いだ服さえ片付ける暇もなく、食べたものを片付ける気力もない。
週末となれば部屋はゴミと脱いだ服だらけ。
そして毎日体力の限界まで付き合わされてるため疲労感でいっぱい。
掃除と洗濯をこなすだけで精一杯の日々だった。
でも、いいよ。
20万も残っていないアタシの貯金を削って、アタシは家具を買い換える。
そして人を招ける程度に片付けてテツさんをアパートに招待します。
もちろん、一緒に暮らせなんて言わない。
テツさんが自分の家に帰ってもいいと思う時間まで過ごせばいい。
もう、どうでもいい。
テツさんが過去に女の家にあがっていたように、アタシの家にもあがるがいい。
これだけは、絶対にしたくなかったけど。
もう彼氏以外の人は家にあげないと決めていたけど。
テツさんを家に入れたらますます離婚が遠のくと分かっていたけど。
アタシの限界です。
気力も体力も財力も。
もう少し、待っててね。
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