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流れる星を見て、尾瀬を行く

2011年10月10日 | 日記

「あ~あ、やっぱり起きれなかった!空は明るくなってしまって、流星群は見そこなったわね」

そう思った途端に、頭の上で「さあ、行くよ」の声。 「は?」 今のは夢?

そう、夢だったのです。

外はまだ真っ暗。  夜中の3時。

女4人は、その声にガバッと飛び起きて、真っ暗な中でモソモソと防寒着を着込み、廊下をスリッパも履かずに、そうっと出口へ。

インナーの上にタートルネック、その上にネルのシャツにセーターを着込み、さらに防寒ヤッケ、頭は毛糸の帽子にマスク、靴下2枚を重ねての完全防備。

外気は2度くらいでしょうか? ベンチは霜が凍っていました。その上に横になり頭上の宇宙を観察。

「満天の星」 残念ながら、地上近くはガスっていて、そうとはいかないまでも頭上には星が輝いていました。

しばらく目を凝らして星を見ていると、「あっ!」

ヒューと星が流れて行きます。 「あ~」と思うと、今度はあちらからヒューっと。

30分の間にいくつ見たことでしょう。 流星ショーでした。

ちょうど9日はジャコビニ流星群を日本で見られる日だったそうで、それも夜中の3時ごろがピークとか。

私たちはちょうど尾瀬にいて、山小屋の消灯は9時。 それなら起きれるわねと見ることに決定。ところが、誰もアラームをかけなかったので、はたして最初に申したように私は夢の中で残念と言っていたのでした。

真っ暗な中で星を眺めるのは久しぶり。 でもちょっと残念なことに、近くの山小屋では朝食の支度にすでに灯りが付いていて、本当に真っ暗闇ではなかったのですが・・・たっぷり流星群は見ることが出来ました。ありがとう!

8日の連休から尾瀬に入っていました。 秋の紅葉を見て、新鮮な空気を吸って、長距離を歩いて、体と心をリフレッシュさせる為に。

これは尾瀬ヶ原を正面の燧ヶ岳(ひうちがたけ)に向かって歩いていく木道

木道の下は沼地です。この前の台風ではこの木道はすっかり水に沈み、小屋も畳を上げるまで浸水したそうです。

金色の草原を歩いていると、私はどうしても「風の谷のナウシカ」の映画が頭によぎって、「金色の~」と口ずさみたくなります。そんな風景なのです。

不思議な事にこの先の竜宮を越えるとがらっと景色が変わります。今までは群馬県、ところがその先は福島県で、県境なのです。

福島県に入った途端、明るく開けて乾いた沼地になっているように感じられるのです。

杜を出て、開けた沼地に出ると、「あ~なにこの景色!」と歓声を上げたくなる場面に遭遇します。

そんな事を繰り返しながら、その先の尾瀬沼に出るのですが、またその景色は格別美しいものです。

私はカメラを持たず、iphonので時々撮るくらいで、目で直接見た景色をお伝えできないのが残念ですが、 いくつかのうちの1つ、尾瀬沼です。

本当はもっと素敵な場所があるのですが、太陽に向かっていたりして、写真で取れないのが残念です。

秋の色をなす自然の景色をたっぷり目に焼き付け、さらに夜には流れ星に心を躍らせ、丸2日、都会を離れて幸せな気分でした。

そうそう、「食べる酸素」食べて歩きました。幾分、登りが楽になったような気がしました。錠剤で食べやすいです。

この自然が守られることを強く祈るものです。(いろんな意味でね。そうそう、尾瀬の幾分かは東電さんの所有なのでした。) 歩けなくならない様にして下さいね。頼みますよ、東電さん!

 

 



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