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NO !DV キャンペーン 報告書上がる

2010年05月08日 | 国連ユニフェム
皆さまの連休は如何でしたでしょうか?

私は前半はコンサート、後半は家の片づけであっという間に終わってしまいました。

5月2日のディーナ・ヨッフェ、良かったです。「美しい」と云う言葉で表現するのがぴったりのような音色でした。

数年ぶりかの家の大掃除は、やり出したら余計に家が散らかって・・・トホホ。
2日間では到底終わらない始末となりました。今後も継続です。

しかし、書類と書籍は山のようにゴミに出て、それを見る限り家が相当片付いたと思えるのですが、家に入ると、「どこが?」なのです。もう少し頑張ります!

さて、連休明けに、待望の、ユニフェムさくら「国連ユニフェム・エイボン助成金事業報告書」が印刷から上がってまいりました。

いや~、10か月かかって子どもをこの世に産みおろした時のような感慨です。

福島みずほ少子化担当大臣からメッセージも頂き、政府の策にこの一連の資料を使って頂けるとのことで私たちとしてもやりがいがありました。

DVなんて私とは全く関係がないと思っていた昨年までと違って、私も「こう云う言い方は相手を傷つけているかも」とパートナーに少しは気遣えるようになりました。

娘たちにも「恋人が頻繁に携帯にメールを送ってきて、今何している?としつこく聞くようなら、少し考えた方が良い」と忠告できるような知識も増えました。

とにかく、知らない世界に飛び込んだこの8か月でした。一緒に仕事した仲間との絆もできました。

今となっては「NO!DV キャンペーン」に関われた事に感謝しております。

皆さまの心の中にもDVになる要素があると云う事、お忘れにならないで下さいね。
お互い、相手の人格を尊重して生きていければ、少しは世の中、居心地良くなるかしら。


2020 30% 

2010年03月17日 | 国連ユニフェム
2020 30% 

はて、何のことでしょうか?

これは国連が推進する「女性の管理職を2020年までに30%にする」運動の数字です。

では、現在の日本では女性の管理職は何%なのでしょうか?

9%! 世界最低! だそうです。

「えっ」、この数字を聞いた時の感想です。9%の数字を聞いても高いか、低いか、良く分からないのが実情でしたが、世界最低と聞いて「えっ」ともらしました。

日本が世界最低? この先進国で?

思わず私は「アフリカよりもですか?」(失礼)と聞いてしまいました。

アフリカの国々は植民地から独立をしているので、その時に女性も社会進出を果たしているそうです。

日本と韓国がドン底を争っているとのことでした。

「はぁ~、そうなんですか」としか言えませんでした。


ところで、3月8日は「国際女性の日」でした。

この日、産経ホールで国連の「国際女性の日2010 国連公開シンポジウム」が開かれ、
株式会社資生堂の代表取締役執行役員副社長の岩田喜美枝さんが基調講演をされました。

岩田さんは資生堂初めての副社長になられた方です。
資生堂は7割が女性社員だそうで、すでに女性の管理職は2015年までに30%に達するそうです。

つまり、日本の9%の数字もかなり資生堂さんが引っ張っているということですよね。
すると他社や公務員の数字はもっと低いと云うこと?

国会では折しも「夫婦別姓の法案が通るか通らないか云々」とやっていますよね。
私の周りでは仕事は旧姓のままで通している女性達が増えています。
これは結婚しても仕事を続けている女性が増えているということですよね。
(私たちの年代のように、結婚、子育てで一旦家庭に入って社会復帰となると旧姓は使いませんものね)

と、すると、日本での女性の社会進出・キャリアの見通しは明るいのかなぁ~。
We hope!!




NO !DV キャンペーン

2010年02月24日 | 国連ユニフェム
昨日は東京ウィメンズプラザで行われた「国連女性開発基金ユニフェム日本国内委員会のドメスティック・バイオレンスにNOと言おうキャンペーン」エイボン基金助成金事業の(長いですね!)「ユニフェムさくら」(http://www.unifem.jp/)の報告会に出席してきました。

【ユニフェム】ってご存知ですか?

【ユニセフ】はみなさんご存知ですよね。

【ユニセフ】は子どもの為の基金、【ユニフェム】は女性の為の国連の基金です。

化粧品会社のエイボン・プロダクツさんが国連に寄付をされた基金でNO!DVのキャンペーン活動をする為の助成金が出ました。

今、国連ユニフェムでは二コール・キッドマンが先頭に立ち、「世界からDVをなくす運動」をしています。(関連記事はこちらhttp://keywalker.afpbb.com/headline/search?q=%22UNIFEM%22&sort=date&type=text)

私たちもその一端として、「えっ、こんなこともDVなの?」というDV防止の啓発活動をしてきました。

例えば、今、恋人DVも流行っているそうですが、恋人に対して、

「どこで何をしているか全てを知りたがる」や「頻繁に携帯やメールが来て、直ぐに対応しないと怒る」など日常、ちょっとキレやすい彼氏なんかに普通にありそうですが、これもDVの1つなのです。


DVには殴る、蹴るの身体的暴力の他にも、言葉の暴力、精神的暴力、経済的暴力と色々あります。
しかも最近では被害者は女性ばかりでなく、男性にも広がっているのです。

「こう云うこともDVの1つなんだよ」という事を知ってもらう為に、私たちはチェックシートをチラシにして日本全国に配布しました。


ある時、私も自分でチェックしてみると

・夫がいないとホッとする
・いつも孤独を感じる
・何を言っても相手にせず無視する

などの項目では【NO!】【NO!】と進んで行ったペンが、

・いつも「馬鹿だ」「役に立たない」などと侮蔑する

という項目でムムム・・・はて?  すかさず隣にいたパートナーに「貴方、私にDVしている!」と詰め寄ると、相手も即、「じゃあ、君も僕にDVしているじゃない!」と応酬されてしまいました。

「えっ、私がDVしている??」

初めて、自分の中にもDVにつながる要素があるのだと気がついた次第です。


DVとは「相手を拘束したり、支配したりと、一人の人間として大切に扱っていない」ことに通じるのですが、これは誰の心の中にもあるものだと感じました。

「誰の中にもDVにつながる要素を持っている」
だからこそ、パートナーや恋人、広くは家族や友人にも、

「相手を一人の人間として尊重し、大切の思える自分になること」
「個人個人が自分の中からDVを抑止していくこと」

これがDV防止で一番大事な抑止力ではないでしょうか?

私も良きパートナーになれるよう、口を慎んで努力しなくっちゃ!!