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コロナは変化のきっかけとして

2020年05月19日 | 日記

約半年前に、誰が今の世界を想像できただろう。

1月に中国武漢から始まった新型コロナウィルス(Covid19)の蔓延。

あっという間に世界中に広がり、都市封鎖、ロックダウン、非常事態宣言。

5月の半ばを過ぎた今、私は2ヵ月近く、散歩を除けば自宅からスーパーと銀行にしかに出向いていない。

人との会合はすべてオンラインになってしまった。

だから、オンラインが出来ない高齢者の方とは時々電話で話すか、メールのやり取りしかできない。

 

すっかり生活形態が変わってしまった。

 

2020年は大変な変化の年になるとは聞いていたが、やはり対岸の火事的に聞いていて、こんなことが起こるとは思いもしなかった。

 

いよいよ、コロナが世界に広まって、「んんん?」となって来た頃から、これはただ事でないかもと思い始めたのは私だけではないだろう。

 

さてさて、この4か月あまり、あれよあれよという間に沢山の人々が亡くなり、医療現場は大変だとの悲鳴が聞こえ、毎日それ一色で報道されるコロナの恐怖情報。

何もわからぬまま、「ヤバイかも」と自粛を素直に受け入れて、人とも会わず、玄関にはアルコールを置いて外から帰宅すれば真っ先に手を消毒する。

そんな生活を2ヵ月以上。

 

でも、ここにきて、この現象を冷静に見れる自分が出来てきた。

何のために、コロナが起こったのだろうか?

私たちはこのことで何を感じ、何を考え、何をするべきなのか。

これは単なる1つの現象だけなのだろうか?

 

人々の死の恐怖とは反対にコロナによって良かったこともあった。

武漢が都市封鎖になり、しばらくして人工衛星から見た中国の上空が綺麗になっている写真。

泥水のようなガンジス川が澄んだ水になっている不思議。

生産活動が止まり、CO₂排出は確実に減った。

オンラインで色々なコラボが生まれ、人々のエールもたくさん生まれた。

芸術や演芸の新しい楽しみ方も思いついた。

私たちは何かに気づき始めている。

 

誰もが口を揃えて「世の中はコロナの前には戻れない」と言う。

 

しかも、

『今年は大変な年』なんて軽い言葉で表すほど簡単ではなくて、明治維新や第二次世界大戦後の世の中がガラリと変わった時のような、

価値観が変わり、制度が変わりと、世界が変わる『大変換の年』らしい。

私たちが今まで当たり前と思っていたこと、正しいと思っていたものなど、信じていたものの嘘が暴かれて、

現実を知るのだそうだ。

 

どうも「ただ変化が起こるのなら、じっとうずくまって嵐の去るのを待てばよい」とはいかないらしい。

 

思想が変わる、制度が変わるだけでなく、コロナの場合は死の恐怖もあり、

経済危機がやって来て生活が困難になる可能性も多々ある。

そのうち、食料危機もやって来るだろう。

でも現実には大変なのだけれど、ちょっと距離を置いて物事を眺めることも大切かと。

 

あふれかえるネガティブな報道に翻弄されることなく。

情報を選びながら。

何が正しくて何が間違っているのか、とても判断は難しいが。

 

この変動の波を乗り切るためには何をしたらよいのか?

本当に大切なものは何なのか?

 

コロナにおびえるだけでなく、本当はこちらの方が重要かと思えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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