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世界の人口は約68億8千万人。1秒に約2.5人の割合で増えています。
その中で劣悪住宅環境、いあゆるスラムと言われる環境で生活する人々は約10億人と言われています。2030年には30億にもなると予想されているようです。
そして特にアジアでは人口の60%もがスラムで暮らしているそうです!
そんな彼らに住宅を建てることでコミュニティーを築く自立支援型のNGOとして頑張っているのが、Habitat for Humanity・Japan(ハビタット・フォー・ヒューマニティー・ジャパン)。
一昨日、そのハビタット・ジャパンが主催する、チャリティー異業種交流会というものがありまして、友人と出席してきました。情報を下さったのはトーストマスターズのAnnさんです。会費の3000円は次回タイに建設する住宅資金に回るとのこと。
私はハビタットのことを存じ上げなかったのですが、35年前にアメリカでフラー夫妻が立ち上げた組織で、その後歴代アメリカ大統領も支援する立派なNGOだそうです。
ハビタット・ジャパンは2001年に日本支部として設立され、本年までに延べ5000人がボランティアで現地での住宅建築に参加し、その65%はなんと女性だそうです。
私は今、アフリカのレソトの子ども達の支援をしようとしているので、同じボランティアとして、勉強になると思い参加させて頂きました。
ハビタットの活動で素晴らしいと思ったのは、単に物を提供する支援ではなく、一緒に家を作り、その費用も住む人たちに一部負担してもらい、自覚を促し、自立させる支援だということです。
単に物をあげるだけの支援は、今や時代遅れなのだと感じます。
物をあげれば、その時だけの支援で終わってしまう。本当の支援とは相手の自立を助けることだと云うのが、ハビタットと私達との共通の認識だったので、ちょっとホッとしました。
ハビタットも最初はご夫婦お二人から始めた活動でした。何事も最初の一歩からなのですよね。
実は、レソトのBanaPeleセンターの子ども達にとリコーダーが3本届きました。かなり本格的なリコーダー奏者が使う楽器でしたので、勿体ないのではと申したところ、家で眠っていてもその方が勿体ないので、と仰って頂きました。
本当にありがとうございました!
こうして少しづつの動きが、いつの日にか、ハビタットのようにしっかりした支援組織になって活動できたら良いなと希望を持ったのでした。
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