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ポストの神様

2012年11月18日 | 日記

友人が「ポストの神様」というCDを送って来てくれました。 早速聴いてみると・・・

 

ある方が某車会社に設計士としてお勤めしていました。 しかし、誰とも会話しない毎日に?を感じ立派なその会社を辞め、人とコミュニケーションを取る外車販売の営業マンになりました。 一生懸命先輩を見よう見まねで営業を頑張っておりました。

いつも頭の中にはどうやって売るか、その事ばかりでした。年間何百冊という本も読みましたが、それも如何に車を売るかの為でした。

ある時事件は起きました。 車を売った相手からの呼び出しの電話でした。 オイル漏れがあり、新築マンションに油のしみをつけてしまったそうです。 毎日毎日油のしみを拭きに通ったそうです。 「別に自分が悪いわけでもないのに・・・」

また、ある時、車を売った方から怒りの電話がありました。 すぐ来いと言われ御自宅に行くと部屋に閉じ込められ14時間にわたりお小言を言われ続けたとか。命からがら逃げて来て助かったとか。 それも自分が悪いわけではなかったと。

この時、彼はふと考えたそうです。 なんで自分が悪いわけでもないのに怒られてばかりいるのだろうと。

そして、何か自分は違うのではないかと考えたそうです。 気が付いたのは「感謝」でした。

自分は全てに感謝が足りなかったと。

そこで彼はある事を決意しました。今まで車を買ってくれた方に毎月1枚感謝の心をこめてハガキを送ろうと。

一人年間12枚を5年間続けて書こうと。(5年には意味があるのだそうですが・・・) 60枚x50円ですから3000円の投資です。

そしてその内、車を買って下さった方だけでなく、自分と縁した方にも送りだしたそうです。 しかも彼は心に決めたことがありました。 「車」については一切書かないと。

そうしてある時彼は気が付きました。 

今までは「すぐ来い」と怒鳴られてばかりいたのに、気がつけばお客様がお土産持って尋ねて来るのだそうです。修理をする車は取りに行ってお届けするのが当たり前なのに、お客様が持ってきて取りに来ると言われるのだそうです。しかも菓子折り持って、「食べて」と。

またある時は、お礼の電話がかかってきたり、ある時は違う車を買った方から「君から買うべきだった」と言われたり。

自分の周りの環境がすっかり変化していることに気が付きました。 「ありがとう」と云い続けていただけで。

彼は「相手に売りたいさん」から「相手を喜ばせたいさん」に自分が変わったと云います。

この「ありがとう」のハガキが彼の営業の仕方を540度変えたのだそうです。

そして彼の人生を価値あるものにしてくれたと云います。

彼は今まで23年間、150、000枚を書き続けたそうです。

 

淡々とお話しながら仰るのですが、とても面白く引き込まれてしまいました。 素晴らしいお話でした。

私もこのCDを贈ってくれた友人にお礼のハガキを書きました。 

「ありがとう」はやっぱり魔法の言葉なのですね。

 

 

 

 



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