愛しのロニー/My Dearest Ronnie

LONG LIVE RONNIE JAMES DIO。永遠にあなたを愛しています。

ウェンディ最新インタビュー Revolver誌

2011年01月04日 22時31分40秒 | Wendy Dio
Revolver誌のコリー・グロウが最近、ウェンディにインタビューをしました。
その抜粋を下記します。覚悟のあるときにどうぞ。


Revolver: 私たちは(2010年4月に)Revolver Golden Gods award showにロニーを向かえることができて光栄でした。その後彼の魂は健在ですか?

Wendy: どうもありがとう。本当にとても特別な出来事だったわ。彼は(ガンと)激しく闘っていた。そして負けるつもりはなかった。だってガンが彼を負かすなんて思っていなかったもの。私もそう。私たちはただ、「ガンをやっつけよう」って思っていたわ。
そしてそれが、最後の最後まで彼が貫いた姿勢だったの。

私は実際、金曜の朝(ロニーの亡くなる2日前)にはシカゴに出かけようと思っていたくらいなのよ。でも彼はあまり気分がよくなかった。だから私は、「ねえ、先生に診てもらった方がいいと思うわ」とそんな風に言ったの。
医師は言ったわ。「彼を入院させるべきだと思います」ってね。
だから私たちは病院に行ったのだけど、ロニーは私に「さあ、行って来いよ、俺は大丈夫だから」と言った。でも私は、「ダメよ。ここにいるわ」と答えた。
だから有難いことに私は出かけずに済んだの。あの日は金曜日だったし、その後彼は酷い痛みに苦しんだのよ。彼がそれまでに経験したことがないほどの想像を絶する強い痛みだった。医師たちはモルヒネを投与したわ。彼に3回、モルヒネを投与して、彼は昏睡状態になった。彼は意識が戻ったり無くなったりを数回繰り返して、それから日曜に亡くなったのよ。

Revolver: 彼が亡くなる前に意思の疎通はできましたか?

Wendy: いいえ。ロニーは・・・つまり私は終始ロニーの手を握っていて、彼に何度も呼びかけて、彼は私の手をきつく握っていたわ。モルヒネ投与の合間に - モルヒネが弱まって次のモルヒネを打つまでの合間を私は待っていたの - 彼はわずかな間気が付いたわ。でも本当に辛かった。本当に本当に大変だったのよ。
その日あの場には、彼の本当に親しい友人たち30人くらいがいたわ。

Revolver: あなたにとってロニーとの一番楽しい思い出は何ですか?

Wendy: あら、楽しい思い出ならとてもたくさんあるわ。毎日何かしら思い出になるようなことがあったわ。化学療法を受けにヒューストンへ通っていた頃、病院の中には長い遊歩道があったので、私たちはスキップをしながら通ったのよ。「OK、回復までもう一息だ」って。私たちはこんな風だったの。いつも前向きでいたのよ。それが生涯を通してのロニーの姿勢だった。

私は1975年にロニーに出会ったの。彼とは長い、長い時間を共に過ごしてきて、とてもたくさんの幸せな思い出があるわ。悲しい思い出よりもずっとたくさんのね。私はそんな幸せな思い出と共に生きていかなくちゃね。

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Revolver Golden Gods award showでは、ロニーはベストヴォーカリスト賞を受賞していて、4月8日の授賞式に自ら出席して、短いインタビューにも応じています。
上の写真はその時のものです。
公の場に出たのはかなり久しぶりであり、またこれが最後になりました。
病院で撮影した映像がその後出ましたが、外に出ていったのはこれが最後でとても貴重な映像です。
これについての記事はコチラ。動画が貼ってあります。


☆☆☆

訳しながら、自然と号泣していました。
本当に突然の急変だったのですね。どうしてそんなことが・・・。
ウェンディは出かけなくて本当に良かった。

ちょっと思いました。ロニーは病気になってからウェンディとずっと側にいられて、
もしかして幸せだったんじゃないかなって。

このRevolver誌を購入すると、収益の一部がロニーのガン基金に寄付されるそうです。
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これです↓


ああ、今日は早く寝ようと思ったのに・・・・(別の涙。



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